友人が陣馬山に行ってきたそうで、少し写真をいただきました。
陣馬山は八王子にあり、標高が850mです。とても眺めが素晴らしいです。
これは陣馬山の途中にある豪農で、中は入れなかったようで外見だけ撮りました。
陣馬山は昔は上るのに大変でしたが、今は土日に頂上付近までのバスが出ており、
30分ぐらいで頂上に上れてしまうそうです。
これは1960年の後半に、京王電鉄が観光地として売り出すために山頂に白馬の像を建てて象徴化したものです。
私も、高校時代何度も行きましたが、まだこの像が残っていることに驚きです。
頂上からは富士山がとてもよく見え、素晴らしい景観となっています。
これが陣馬山の頂上の記念碑の写真です。
頂上にはトイレはありますが、水場はないです。
売店は3件ほどありますが、9時に開店し、夕方には閉まってしまいます。
陣馬山の名前の由来は、北条氏の滝山城を攻めた武田氏が陣を張った「陣場」説と、
カヤ刈場であったことから「茅(チガヤ)場」から音が変化したとの説、
また、馬の陣を張ったことから「陣馬」の文字が使われたとの説があるそうです。
帰る途中にのんびりとした場所があります。静かでとてもいいです。
陵南公園に寄ってみました。
陵南公園は東京オリンピックの時に自転車競技場として作られ、その後「武蔵陵の南にある公園」として親しまれているそうです。
加住丘陵と多摩丘陵に囲まれた八王子の南浅川に面し、遠くに高尾、陣場の山並みを一望できる景観は、
周囲の美しい桜並木道とともに、素晴らしいの一言です。
明るく開放的な公園は、野球場と展望広場・桜広場からなる本園と南浅川を渡る橋のたもとの児童遊園とに分かれています。
公園内には16種類200本近くの桜が植えられているそうです。
野球グランド南側の「さくら通り」は、その名の通りの桜並木道で、
そこを通って広場に出るとそこには「さくら広場」が広がります。毎年お花見客でにぎわいます。
高尾山は大学時代に自然保護に関わっていたので、何回も行きました。
それ以降も、個人で何回も何回も訪れた思い入れのある場所です。
高尾山は、桜の名所として多くの人々に親しまれています。
例年4月上旬から中旬にかけ見ごろを迎えます。
この高尾山の桜は都心よりも少し遅れて開花するそうで、都心で桜を見逃した人にも
楽しむことが十分できるスポットとなっています。
特に「一丁平」の千本桜は圧巻の一言。ほかにも山桜やソメイヨシノが楽しめます。
2025年の開花予想でも、例年通り4月上旬から見ごろを迎えていました。
伐採を含む環境整備によって桜の美しさが保たれており、
訪れた人がより多く、長く楽しめるよう細かく配慮されていました。
所変わって哲学堂公園。私も行ったことがないので詳しくはわかりませんが、軽く紹介します。
哲学堂公園の由来は、哲学館大学創立者の井上円了が、精神修養の場として哲学世界を視覚的に表現したものです。
哲学をはじめとした社会教育の場としたことが始まりのようです。
今日私たちが見ることができる哲学堂公園の設計は、こういった取り組みから始まりました。
円了は生前、著作活動や全国巡業によって哲学の普及に努めました。
講演などで集めた資金で公園を拡張していったそうです。
哲学関・真理界は、哲学堂入口の石柱のひとつで、この二つの石柱は対となっており、
これより先の境内が
「哲学上宇宙の真理を味わい、かつ人生の妙趣を楽しむところ」
となっていることを表しています。
上の写真は哲理門と呼ばれるものです。
俗称妖怪門ともよばれ、哲学堂の正門に当たり、門の両側には天狗と幽霊の彫刻物が置かれています。
これは常識門と呼ばれるものです。
正門の哲理門に対して普通の出入り口の意味で、その門柱に
「四聖堂前月白風清、六賢台上山紫水明」と書かれています。
この建物は四聖堂と呼ばれ、哲学堂で最初に建造され、中心となる建物です。
四面が正面で、本尊は哲学的思想を表しており、東洋哲学の孔子、インド哲学の釈迦、
西洋の古代哲学のソクラテス、近代哲学のカントを奉祀しています。
これは六賢台と呼ばれるものです。
三層六角形の赤い建物です。日本古代の聖徳太子、中世の菅原道真、中国周代の荘子、
宋代の朱子、インド仏教の龍樹、仏教以外から迦毘羅の6人を東洋の賢人として祀っています。
これらはまだ公園内の建造物の一部で、このように哲学を具現化したものが77場あります。
この場ではすべてを説明することは難しいので、今回はここまでとします。
そのうち自分で行ってみたいと思います。
また次回をお楽しみに。
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