ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

千葉さんぽ(地球のまるく見える丘)

2019年11月27日 | 旅行

灯台のある街、銚子を引き続きぶらぶらしています。

犬吠埼灯台を背にして歩き銚子電鉄の踏切を渡るとすぐに犬吠埼観音「満願寺」です。

立派な山門です。

参道に向かう前に振り返ると灯台が見えました。

お水舎。お不動様のお水は御先祖様のお土産に・・・・です。

20年くらい昔、坂東33か所観音霊場巡りをやって結願成就しています。

銚子では27番を廻ったあとここに来たと思うのですが全然記憶にありませんでした。本当にボケが始まっているんだなと愕然としました。

しかし家に帰って資料を見たらここは観音霊場ではなかったので行っていませんでした。

少しホッとしました。

しかし5000坪の景勝地に沢山の諸堂が立ち並び驚いてしまいます。

本堂が見えてきました。

徳道上人が創設以来の巡礼の歴史と伝統を受け継いで開設されました。百観音や四国八十八か所その他の霊場を満願成就した人々の浄財で諸堂が建立されました。

「願いがかなう観音様」だそうです。

 

さて次は地球がまるく見える丘展望館です。

ここからも犬吠埼灯台が白亜色で佇んでいます。

手前の立派なお宅が少し邪魔ですね。住民には大きなお世話と言われそうです。

屋上からは360度景色が見渡せ地球がまるく見えます。

朝寄ってきた屏風ヶ浦が良く見えます。

丘の上に沢山の風車があったのですね。

展望室に入ってゆっくり紅茶を飲みました。太平洋を望みながら。

そんなに遠くに行かなくても休日を楽しんでいる気分になり最高でした。

そろそろ陽が傾いてきました。

今晩の宿のある旭市のかんぽの宿に向かいましょう。

途中にある「光と風」の飯岡刑部岬展望館に寄ってみました(以前に当ブログに紹介済み)

かんぽの宿旭は太平洋に面しているので晴れていれば朝日が綺麗です。

お正月とかは初日の出のお客で混みそうです。

何はともあれ旅行二日目も晴れそうで良かった。

 

 

 

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千葉さんぽ(犬吠崎灯台)

2019年11月22日 | 旅行

銚子にやって来たらやっぱり犬吠崎灯台は定番ですね。

銚子電鉄の犬吠駅の踏切を渡ると白い灯台が見えてきます。

日本の海辺を歩くと代表的な景観ですね。

青い空に青い海、そして白い灯台。平和な景色です。

水面から灯火まで52.30mです。

昔は行く手左側にはお土産屋さんや食堂が並んでいましたが最近はお洒落な店もできました。

犬吠テラステラスという店舗です。今年の元旦に開業したそうです。できたてのピッカピカのお店です。

2階はおみやげやさんに海側には眺望のいい椅子、そしてハンモックもあって寝ながら太平洋が見物できます。

一階は喫茶室にパーラー、軽い食事もできるようになっています。

ご隠居はここまで来たので隣のいつもながらの食堂で海鮮丼を食しました。

白いポストが見えてきました。

以前に行った九十九里の海の駅には水色のポストがありましたね。

最近はポストも昼間から赤い顔して置いてあるわけではないようです。

このポストから投函すると、灯台の風景印で手紙が届くそうです。

それでは中に入ってみましょう。

狭い99段の階段を上って最後は急な梯子です。ミニスカートではやめましょう。

今はミニなんかはいているいる女性なんかはあまりいませんね。

犬吠崎灯台です。素晴らしい景色です。

この灯台を建設したのは「日本の灯台の父」と尊敬されているスコットランド人リチャード・ヘンリー・ブラントさんです。

1874年初点燈が行われました。

彼は明治元年に横浜に到着、8か月間で26基の灯台、灯船を築造したそうです。

そういえば富岡製紙工場でもフランス人のポールブリューナが独身で日本にやって来て懸命な努力で完成させてくれました。

破格な待遇で日本政府は迎えたのでしょうが当時の外国人は技術者魂で作ってくれましたね。

そうそう餘部鉄橋なんかもそうですよね。

日本人も技術力は世界一とか自負しているわけですので後進国にどんどん出向いて行って助けてあげたらいいと思います。

1876年に帰国して、1901年ロンドンで亡くなってウエスト・ノード共同墓地で安らかに眠っているそうです。

現在は殆どの艦船がGPSで運行されているのを天国でどう思っているでしょうか。

 

 君ヶ浜の海辺も素晴らしくよく見えます。天気が最高です。

潮風に当たってやっぱり錆びますよね。

むずかしい話は別にしてなんだかほっとします。

灯台資料館に寄るるのを忘れました。国産第1号のレンズがあったのに。

再び外に出ました。

灯台のある風景は本当に日本らしくて好きです。いつまでもお元気で。

灯台下の遊歩道に出てみました。

潮風が気持ちいです。今年は南房総の初春のお花畑からはじまって晩秋の犬吠崎までやって来ました。

穏やかな時間が過ぎていきます。

灯台が示すのは陸への道標だけではなく明日へ続く希望です。(観光パンフレットより)

 

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千葉さんぽ(屏風ヶ浦)

2019年11月15日 | 旅行

久しぶりで銚子にやって来ました。国のとっぱずれです。

126号線から「銚子ドーバーライン」などというお洒落な名前の道を通って銚子マリーナに着きました。

マリーナも平日なので人影もまばらです。

先ずは銚子の町ですね。

「銚子には三つの時間があります」とのことです。

人々の暮らしを支える岬を作った大地の時間、

力強く、岬に生きる人々の歴史を紡いだ郷土の時間、

そして、岬のむこう、水平線の先に広がる未来への時間。

です。それでは銚子の町を散策しましょう。

公園の向こうに屏風ヶ浦が見えてきました。

銚子から隣町の飯岡の刑部岬までの10kmにわたる海岸の絶壁(海抜40m~50m)です。

英仏海峡のドーバーの「白い壁」に匹敵する荒削りの雄大なスケールということになっています。

ご隠居は英国などにはもちろん行ったことはありませんが実際に行った人の感想はどうか聞いてみたいですね。

屏風ヶ浦の崖上は私有地も存在している上、危険なので撮影などで入らないようにとくぎを刺されています。

もう少し近くに行ってみたいので遊歩道のほうに行ってみましょうか。

銚子の町は大量の風車が回っています。隣町の波崎も風力発電で有名ですが風の具合がいいのでしょうか。

300万年前に海底で積もった地層が隆起して波で削られてできた崖が続きます。

歌川広重の浮世絵にも描かれていて「国指定の名勝及び天然記念物」です。

この崖はまだ手前です。これからです。

あららら・・・ここからがいいのに此の先に行けません。

しょうがないね。観光パンフレットの写真でも載せましょう。

こんな感じなのです。

気を取り直して次に行きましょう。

ここにも尊敬する伊能忠敬さんの碑がありました。

7月26日晴天 此早朝日出て 犬若岬に於いて富士山を測りし

其の悦しるへし

ここから富士山が見えたんですね。今までの測量の正確さを富士山の方位で確認して嬉しかったのでしょう。

千葉科学大学です。

ちょっと前まで森友学園、加計学園問題(もりかけ)で世間を賑わせましたがその加計学園グループです。

この大学も歯学部もあるし設立当時助成金問題で議会でもめて、岡山の大学設立時と同じようようなことになっていたみたいです。

でも時が経ったらすっかり忘れられましたね。森友のご夫婦の裁判はどうなっているのでしょうか。

最近は春の園遊会のことが騒がしくなってきましたね。

安倍ちゃんもこんなに脇が甘いと憲法改正どころじゃなくなくなると思いませんか。

youtubeお借りして崖を見てっましょうかね。

 

 

 

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2019/11月

2019年11月03日 | 日記

今年もあと二か月、11月になってしまいました。

皆様の今年の人生の進捗状況は如何ですか。

11月はイベントも少ないし、夕方はすぐに暗くなってくるしで意気が上がりません。

七五三などおめでたい行事もありますが記念写真を撮っていると背景は北風に舞っている落ち葉だったりして盛り上がりません。

でも一年位一度こんな季節があってもいいですよね。引き続き晩秋を楽しみましょう。

 

饒舌な 男と暮らした 声だかに 喋りつづけて 会話はなかった

(朝日歌壇 横浜市 岡田紀子さん の作品)

女性も結婚していてもあまり無口な男もつまらないかもしれませんがベラベラ意味のないこといつも言っている人にも疲れるかもしれません。

いろいろな団体の会合でトップの人の発言。

爽やかに立て板に水のように演説する人は結構います。

でも終わった後にこの人何が言いたかったのかななどと思うことありませんか。

ご隠居も周りではおしゃべりな男と思われているので気をつけます。

 

ほととぎす 銚子は国の とっぱずれ

のんびりと太平洋に向かってのんびり走る銚子電鉄はいいですね。

 

芥川賞をとった作品より本屋大賞の方が面白いと思っていますが(両方とっている作品もありますね)

「むらさきのスカートの女」という題名が面白いので読んでみました。

今村夏子さんのファンには申し訳ありませんがやっぱりつまらなかった。

最後にむらさきの女が失踪してしまうあたりが少し面白かった。

 

引き続き雫井脩介の「犯人い告ぐ3」を読んでみました。(2019年8月一刷)

最初「犯人に告ぐ1」が面白かったのを思い出します。

犯人と接触しながら新宿京王百貨店わきの道路、原宿竹下通り、横浜大桟橋など知っている場所が次々と出てきて興味深かった。

今度の3は神奈川県特別捜査官の巻島史彦がネットテレビで犯人を追いつめます。(1ではテレビでもワイドショーでしたが)

どちらかといえば2を先に読んでいた方がいいかもしれません。(文庫本あり)

なんだかんだ言っても改めて太宰だ芥川だと昔の本読み直すよりり現代作家の方が楽しい感じがしますが皆様は如何ですか。

 

年末が近くなると各地のイルミネーションが綺麗になりますね。

2人で歩いていると寒さが感じられないくらい、いつまでも一緒にいたくなるでしょう。

まぁご隠居は夜は寒いので自宅にこもっていることにします。小説でも読みながら。

 

 

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