東京都知事選は小池百合子知事の圧勝かと思われていた。
しかし世の中の動きはすぐ変わる。
東京15区補選と静岡県知事選はどちらも立憲民主党が推す候補が勝利した。
明らかに自民党に逆風、立憲民主に追い風が吹いたということだろう。
東京知事選に慎重だった蓮舫参院議員が動いた。
「この国は状況で物事を決める国」ということをよく理解している。
そして足を踏み出す時は「大胆に行動する」突破力には定評がある。
大胆がもとでおかした間違いは、さらに大胆な行動で容易に帳消しにされる。
誰もが称賛するのは大胆な人間である。臆病な人間はだれも評価しない。
一方の小池都知事は動かない。動けないというのが正直なところだろう。
下手に動くと「学歴詐称問題」が再燃する。
週刊文春がどう動くか見極めなければならない。
さらに自民党も「裏金問題」で動きは鈍い。
東京都連の会長は裏金問題の渦中にいた萩生田光一だ。
さらには下村博文も東京11区。
知事選というのは概して現職(小池知事)が有利と言われている。
しかし蓮舫氏の大胆な先手(正面からの突き)で、
互角に持ち込んだような気がする。