親鸞は次のように語る、
弥陀の本願には老少善悪の人を選ばず、ただ信心を要とすと知るべし。
そのゆえは、罪悪深重・煩悩熾盛(ぼんのうしじょう)の衆生を助けんがための願にてまします。
人はどう考えても100%善人という人はいない。
時と場合によって良い人であったり悪い人であったりする。
それだけ煩悩(欲や怒り、ねたみそねみなど)にまみれているということか。
だからそのことをわきまえていればとんでもない事にはならないと思う。
薔薇(アンドレ・ル・ノートル)
アンテーク調の渋味のあるピンクが好ましい。
老人は一日をもって十日として日々楽しむべし、
常に日を愛惜して一日もあだに暮らすべからず。 貝原益軒
年を取ると本当に一日が早く過ぎる。
だからやりたいことは先延ばしすることなく、すぐやるべきなのだろう。
薔薇(バレリーナ)
四季咲きのシュラブで本当に絶え間なく花をつける。ありがたいバラだ。
騒がしい世情には、兼好法師の言葉がぴったりだ。
名利に使はれて、閑かなる暇(いとま)なく、一生を苦しむこそ、愚かなれ。
ヤマボウシの実が赤くなってきた。