4~6月のGDPが、リーマン超え戦後最悪となった。(年率換算27.8%減)
コロナウイールスに対し、4月に過剰反応してロックダウンに近い状態を作り出した。
当然の帰結であろう。
5月後半に緊急事態を解除したのだが、7月に無謀にもGOTOキャンペーンを見切り発車。
今年後半に向かってなだらかな回復が期待されたのだが、感染拡大を呼び込んで帳消し。
有効な手が打たれなければ、今後3年くらいかけてW型回復しかできまい。(上がって下がるの繰り返し)
自民党の経済対策は、GDP(国内総生産)第一主義から離れることが出来ない。
だからコロナ過に加えてGDPが年率3割近くダウンするともうなす術がない。
今のGDPの計算方法は、使えば使うほど膨らむようになっている。
本当に必要なものかどうか(もったいないの考え方)など一顧だにしない。とにかく使えだ。
しかも業界とべったり癒着しているから始末に悪い。ボンドかセメダインみたいなもの。
コロナ感染拡大を管理可能なレベルに抑え込むことが最大の経済対策だ。
政府や知事たちの大部分は、国民に自粛を要請するのみで、自分たちがやるべき仕事をしていない。
それは検査の拡充だ。
とにかく体調がおかしくて受けたい人が受けられる体制がまだできていない。政治の怠慢だ。
さらには一部スポーツ界が取り入れているような前向きの検査が必要。そうすればじわり経済を前向きに動かせる。
失業対策を徹底して行うべき。企業も安易な解雇をするな。
それなりに生活できるすべがあれば、何とかやっていける。
今求められるのは、不必要に慌てないこと。
ある程度の耐乏生活は覚悟して、長期戦を覚悟することだ。
そのためには「GDP神話」=「もっと成長」の考えを捨て去ることだろう。
捨てるものを活かして使う
これでGDPは少しも増えないが、心の豊かさが増えている。
峨山昌禎老師が若い雲水を指導して
「お前はつくばいの古い水をむだに捨てているな、その水を庭石にかけてごらん。庭石も濡れて涼しげに見えよう。暑さにしぼんでいるその辺の草花に与えてごらん。草花もよろこんで生き返るぞ。一滴の水を生かして使う智慧をみにつけるとなあ、水だけではない、お前さん自身も新たに生まれ変わるぞ」