行雲流水の如くに

曲がり角に来た中国の発展ーーー習近平皇帝の限界

毛沢東が1949年に中華人民共和国の建国を宣言した。

建国以来紆余曲折はあったが、コロナ過が起きるまでは順調に発展し、世界第2位の大国に発展した。

習近平は自身に忠実な部下を集めて、昨年10月異例の3期目に突入した。

しかし、「驕れるひとも久しからず、ただ春の夜の夢のごとし」だ。

 

習近平の頭の中は、明の時代の永楽帝のようになっているのか?

(永楽帝は、漢民族として最大版図を築いた皇帝だ)

独裁国家は必ずしも悪とは限らない。

皇帝は、民の生活を安んじている限りにおいて支持される。

民の生活が破壊されると、民は、「天の声」を持ち出して皇帝の首を据え変える。

結構、したたかな国民性だ。

 

中国の若者が就職難に苦悩しているという。

16~24歳の6月の失業率は21.3%だが、実態は50%程度ではないかと言われている。

こんな状況でも若者が暴発しないのは、それなりに中国が豊かになってなんとか暮らせるからだろう。

習近平の考えは政治と経済とは車の両輪という考えではなく、政治が経済に優先するという考えだ。

結局、経済が停滞して、政治の優先すら守れなくなるのだ。

 

創業は易く守成は難し 貞観政要


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

megii123
べつらさん、こんばんは。
そうですかお持ちですか、さすがです。

西郷隆盛が、
「節義廉恥を失いて、国を維持するの道決して有らず」
と魂の叫びをあげました。
しかし、今見掛けるのは、利を争い義を忘れる行為ばかりです。

われわれはもっと怒らなければなりませんね。
特に政治家の金の問題は徹底的に追及すべきです。

安部シンジャが未だに永田町を我が物顔でうろついているのは目障りです。
しかし人参がぶら下がれば新藤義孝のように過ぎ宗旨替えです。
殆どこんなもんでしょう。
bellavoce3594
「貞観政要」の本、私も持っています。
この本は日本の政治家でどれほどの人が読んでいるのでしょうか。
「聞く耳」を大切にすると言いながら、自分たちの選挙対策で
統一教会問題やその他のとんでもない問題を連続に起こしてきて悪びれもしない。またその支持者も一切判断を拒否し、同じ言葉を言い返して悦に入っている。おかしなのは「安倍」を神のように称え、岸田を叩きまくる・・・どこがどう違うの?って疑問でいっぱいです。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「中国」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事