学生時代に合気道を学んだが、年1回昇段試験がある。
普通なら学生同士を戦わせて強いものを昇段させるのだが、当時の師範の考え方は違った。
出席日数(稽古した日数)を基準としたのである。その上に技の理解度や強さを加味した評価だった。
当時の師範は、現役の大学教授で合気道も柔道も高段者であったが、今にして思えば、「教育」ということが最重要課題だったのではなかろうか?
この教えは、その後の社会人生活で大変役に立った。「継続は力なり」は人生において通用する「格言」だと思う。
北海道のこの地はすっかり冬景色になってしまった。
例年に比べちょっと早い気もするが淡々と受け入れよう。
「いじめ」も教育の一種だ。などと言ったら今の社会では四方八方から叩かれるだろう。
しかしよく考えたら、「いじめ」ととらえる前に、「これは自分に忠告してくれたのでは」と受け止める「鈍さ」も必要では。
今のようなぎすぎすした世の中に、もっとあってもよいのが「鈍感力」であろう。
もう40年近く一緒に暮らしている「木立性ベゴニア」。関東から北海道に持ってくる時がピンチだったが。
今年は2回目のつぼみを持ち始めた。