行雲流水の如くに

エリート不在の日本、トランプレベルの人たちがこの国を導く?

江戸時代から明治の初めくらいまでは武士がエリート階級だった。

人口の5~6%ぐらいといわれている。

武士道を心のよりどころとしていたわけだが、

武士道とは「高い身分に伴う義務」である。

それはヨーロッパの「騎士道」に相通じる。

ところが今の日本は、エリートと思われる国会議員(それも与党の)にそんな矜持は見受けられない。

 

東洋大名誉教授でかってフロリダ州知事室で働いたことのあるサム田淵氏は次のように語る。

ドナルド・トランプはよりよい社会の発展のために尽くそうという矜持を持つエリートであるための教育を受けたことがない、人の上に立つ資格のない成り上がりである。彼が大統領になったのはアメリカ史の汚点だと私は考える。

なんとも辛辣な物言いだが、このような見方もあるのだ。

翻って日本の世襲政治家をみると、ぬくぬくとした安住の地に満足してこの国をどうしたいのか全然見えてこない。

さらには悪びれることなく裏金作りに励んでいたわけで、まさにトランプレベルということだ。

 

これからの日本は、にっこり微笑んで当たり障りのないことを言う人よりも、熱く語りかける人が必要だと思う。

無意識のうちに社会の本質的な変化を望まない人々(ほとんどの世襲政治家がそうだろう)が、この国を率いているようでは衰退の道を歩むだけだろう。

社会が前向きに進むためには、

「わかもの」、「ばかもの」、「よそもの」が自由闊達に活躍している社会が良い。


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コメント一覧

megii123
i1189さん、おはようございます。
おっしゃる通りです。
ただ残念ながら世襲議員が多数いる自民党が、そのような改正をするとは思えません。
現行の選挙制度の中で、どう政権交代をするかが大きなポイントでしょうね。
i1189
議員世襲には親と違う都道府県でないと立候補できないような選挙法にしてはいかがでしょうか
megii123
kenちゃん、こんばんは。
自民党はオウンゴールを重ねているわけですが、こんな時こそ「基礎をしっかりやる」ことですね。
それは足元を固めることで、おっしゃる通り自力で政権交代可能な力をつけることです。
しかし野党がばらばらで戦っていては河清100年を待つようなもの。
ある程度の塊を作ることは戦術としてやむを得ないでしょうね。
knsw0805
行雲さん、おはようございます。
「熱く語りかける人が必要」同感です。手前味噌ですが、私の現役時代は熱かったです。今でも立憲民主党を見ているとイライラして来ます。やはりフレッシュな党首が新しい綱領や政策を熱く・熱く語って欲しいです。次期総選挙は政権取れなくても共産党と選挙協力なしでの次の次を狙える与野党第一位になってもらいたい、そうしないとこの国は滅んでしまいます。
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