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行雲流水の如くに

不気味な足音に気を付けようーー強権化するリーダーたち

コロナウイールスの世界的流行で、世界経済は真っ逆さまに暗転している。

今年度のGDPの予測はマイナス5%程度となっているが、足元では20~30%くらいのマイナスになっているだろう。

当然かなりの人たちが収入の面でダメージを受ける。

さらにはこのコロナ過が収束の兆しを見せないことが不安を誘うのだ。

 

そして懸念されていたことだが、世界的に強権化するリーダーたちが登場してくる。

個別利益ではなく国家利益の代弁者を演じる者たちが現れるのだ。

安倍政権は強権化を狙いとしたファシズムへの懸念を感じさせる内閣だった。

森友問題や桜を見る会などの疑惑を嘘と改ざんで何とか乗り切ってきた。

コロナ過を前にしてうまく乗り切れば、危険な足音が現実になる目も有った。

しかし無策・無能を露呈して完全に失速してしまった。だが油断は禁物であろう。

 

このところ財政民主主義を否定して国債を野放図に発行している。

財政民主主義ーー税は強制的にとられる。だからこそ公平な負担と分配を求めて議会で議論が戦わせられる。

国会での議論をせずに(憲法に基づく野党からの要求を拒否している)、予備費使用と称して1兆円超閣議決定した。

ナチスはこの財政民主主義を否定して、都市の低所得層から中間層へと支持を広げるべく国債を乱発した。

 

一部評論家や自民党の政治家の中から、「自粛」のみではコロナ過を収束できない。よって政府にさらなる権限を与えよ、という意見が出てきているがよく注意したほうが良い。

日本人は「お上」などアテにしないで、勝手にあれこれ工夫してきた。

私は日本国民の「現場力」に希望を見出したい。

安倍政権には「無能のまま」でいてもらった方が国民力が発揮されるであろう。

 

今強権を振るっているリーダーたちも、薄氷の上を歩いている状況だろう。

必ず(どの時点か分からないが)氷が破れ水中に没するであろう。


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