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行雲流水の如くに

「保守派」はなぜ親米ばかりなのか?

保守を自称する人たちは、必ず頭に「親米」をつける。

飼い主の陰に隠れて吠える意気地ない犬のようで何とも情けない。

その点で、「こりゃあかんわ」と思ったのは、トランプ大統領が訪日の際、大相撲観戦のため蔵前国技館を訪れた。

その時に保守派を自称する櫻井よしこと金美齢が、ミーハーよろしくトランプに握手を求めに行ったことだ。

 

「保守」をどう考えるかは、いろいろ議論があるが、私は「自立心と自尊心」だと考える。

我が国の自立とか自尊が脅かされているのであれば、アメリカだろうが中国だろうが、きっちりと我が国の立場を主張すべきだ。

ところがアメリカには「ごむりごもっとも」、中国と「親しくするのはけしからん」というのは二重基準だ。

結局この国は、よそから見れば「主権者のいない国」ということだ。

首都圏の近くに「横田基地」という治外法権の地域が、戦後80年近く放置されていることをどう考えるのか?

 

自民党は「保守」で立憲民主党は「リベラル」という色分けがされているが、分けることの意味がどこまであるのか?

岸田政権が「新しい資本主義」という羊頭を掲げて、内実は相変わらず「新自由主義」という狗肉を売っている。

成長一本やりだったのを、分配を言い出したから「新しい資本主義」だと?

笑わせてはいけない。

分配する実態は国債という借金で賄うわけだから、最後のつけは国民が負うことになるのだ。

それも次世代の人たちなのだ。

 

保守派を自称する人たちはもう少し日本の歴史を勉強すべきではなかろうか。

この国が、国家の体を成した大和政権成立以来、独立自尊の気概をここまで無くした政権はない。

特に安倍政権、菅政権は最悪で、そして岸田政権も間違いなくその系譜を引き継いでいる。


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