行雲流水の如くに

北朝鮮のミサイル発射をどう考えるか?

北朝鮮が狂ったようにミサイル発射を繰り返している。
しかし肝心のトランプ大統領が問題視しない。きわめて寛容な態度をとり続けている。
なぜかと言えば金正恩がトランプとの約束を守っているからだ。
だがその約束は日本にとって望ましいものなのだろうか?

TBSテレビ(報道1930)

このミサイルは短距離とはいえ日本の中国地方や九州地方の一部にかかるのだ。
今回の実験は弾道の軌跡を操作しているので日本全域を狙える可能性がある。
トランプが問題視しないのは、まさに「アメリカファースト」で、自分の国に届かなければ、「そんなの関係ない」ということだろう。
安倍首相はこのようなトランプの考えを問題視していない。
本来なら北朝鮮に強く抗議を行い、トランプ大統領にも異議を申し立てるべきだ。

自民党の中では二階幹事長が政府の対応を強く批判している。
「NSC(国家安全保障会議)が開催されておらず、差し迫る危機感を傍観しているとさえ見えているという声があります。これはいかにも責任に対して、十分な対応とは言えないのではないか」と述べた。

まさに当然のことだ。
2年ほど前には「国難」とまで言って北朝鮮危機を煽っておいて、最近は「前提条件を付けずに金正恩と会う」ためにこのようなミサイル発射を「丁寧に無視」しているようだ。
少し金正恩を甘やかしすぎではなかろうか?
結局トランプと金正恩にいいようにやられている。
この政権に「日本独自の外交」などを望むのはしょせん無理ということか。





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