「桜を見る会」問題に関して安倍首相は、とうとう日光の猿になってしまったのか？
「見ざる、聞かざる、言わざる」の状態だ。これでは国民は納得しないだろう。
徳川家康公は草葉の陰でつぶやいていることだろう。
「滅びる原因は、自らの内にある」と。
昨日の参議院の本会議で、安倍首相からまともな説明が聞けるかと思ったが、かえって火に油を注いだようだ。
徳川家康公は「誠らしき嘘はつくも、嘘らしき真を語るべからず」と言っているが、はなから嘘とわかる嘘をつくのは見苦しい。
ちょっとステージが変わったのは、ジャパンライフ問題だ。
被害者７０００人、被害額２０００億円弱と言われている。
明らかに政権幹部が絡んでいる。その辺を徹底追及すべきだ。
野党は、現場の官僚を問い詰めて敵にするよりも、内部通報を歓迎するやり方で味方にすべきだろう。
与党内に安倍包囲網が出来上がりつつある。
冷や飯を食わされている派閥がその候補に挙がる。石破派、石原派などだ。
石破派の数は少ないが、石破茂への国民の期待が高いので無視はできない。
安倍・菅関係はしっくりいっていないようだ。菅官房長官に古賀元幹事長が付いたようなので今後どうなるか？
安倍晋三がバックアップするつもりの岸田政調会長は、禅譲期待のようだが、肝心の岸田派がまとまっていない。
官僚のほうも、もうかばいきれない、と思っているのではなかろうか？
おそらくこれからボロボロと内部文書が出てくる。
既に消費者庁の内部限りの文書が共産党の手に渡った。これは極めて重要な内容を含んでいる。
衛藤晟一消費者担当大臣では、とても防ぎきれない。
来年の通常国会が主戦場になるであろう。
