冬至と春分の真ん中、春の初め。
暦の上では今日から春!
立春というと思い出す逸話がひとつ。
むかし、新宿のとあるバーで。
そこは、オカマのママさんがやっていて。
たしか、年が明けてまもなくの頃だったと思うのだけど……。
「わたしはね、年賀状は出さないの」
「(立)春になる前の日に、寒中見舞いで出すのよ」
年賀状は、松の内まで。
それを過ぎてから出すのが寒中見舞い。
寒中見舞いは、寒の入り(小寒)から寒明け、つまり立春になる前までに出すのがルール。
それを、ただ“外す”のではなく、
意識的に“寸止め”のところで出す。
きちんと暦を知った上での遊び心、なんとも粋ではないか。
スゴイ、「アウトローの美学だ!」と思ったのを覚えている。
#もちろん、「堂々と新年を祝えばいいのに」とも思うけれど。
そして今日がその寒明け、立春。
春は万人の下に平等に訪れる......
暦の上では今日から春!
立春というと思い出す逸話がひとつ。
むかし、新宿のとあるバーで。
そこは、オカマのママさんがやっていて。
たしか、年が明けてまもなくの頃だったと思うのだけど……。
「わたしはね、年賀状は出さないの」
「(立)春になる前の日に、寒中見舞いで出すのよ」
年賀状は、松の内まで。
それを過ぎてから出すのが寒中見舞い。
寒中見舞いは、寒の入り(小寒)から寒明け、つまり立春になる前までに出すのがルール。
それを、ただ“外す”のではなく、
意識的に“寸止め”のところで出す。
きちんと暦を知った上での遊び心、なんとも粋ではないか。
スゴイ、「アウトローの美学だ!」と思ったのを覚えている。
#もちろん、「堂々と新年を祝えばいいのに」とも思うけれど。
そして今日がその寒明け、立春。
春は万人の下に平等に訪れる......