【マンセー】小盛り★医療ネタです【アンチ】

医療ネタの記事を紹介するブログです

終末期患者の延命措置について

2006-07-31 19:58:08 | 倫理要綱
終末期患者「延命施さず」病院の56%…読売調査

 がんなどで終末期を迎えた患者に対し、人工呼吸器を取り外す、当初から装着しないなど、延命措置の中止や差し控えを行ったことのある病院が56%に上ることが、読売新聞社が全国の医療機関に実施したアンケート調査で明らかになった。

 今年3月、富山県・射水市民病院で患者7人が人工呼吸器を取り外され、死亡した問題が発覚したが、延命措置の中止・差し控えは国内で幅広く行われている実態が浮き彫りになった。

 ただ、延命措置の中止・差し控えの是非を巡っては回答した医師たちの意見が割れ、揺れる医療現場の一端ものぞかせた。

 調査は国立保健医療科学院の協力を得て、今年5~6月、全国の病院(病床数100床以上)から無作為に抽出した約600施設に、大学など特定機能病院を加えた計685病院に対し、「延命措置の実態」に関するアンケートを送付。有効回答を寄せた240病院について分析した。
(読売新聞) - 7月31日7時42分更新


これ、「患者の家族の同意のもと、医師の裁量にゆだねられている」って状態なのですよね…
どこかで話合い、法整備する必要はあるんだと思う。
でも実際に出来ることは、「有識者を呼んで、その意見を参考に素案を作り、インターネットでパブリックコメントの意見募集をする」だけでしょうね…
これ、質問が「がんなどの終末期を迎えた患者」になっていますが、臓器移植のドナーになりうる脳挫傷や脳卒中の患者についてはどうなのでしょうかね…

薬害C型肝炎訴訟

2006-06-21 21:17:23 | 倫理要綱
薬害C型肝炎訴訟 国と製薬2社に賠償命令 大阪地裁

4人は棄却 9人に2億5630万円
 汚染された血液製剤「フィブリノゲン」などの投与でC型肝炎ウイルスに感染させられたとして、近畿、中四国地方の男女13人が国と製造元の三菱ウェルファーマ(旧ミドリ十字)などに総額7億5900万円の損害賠償を求めた薬害肝炎訴訟の判決が21日午後、大阪地裁であった。中本敏嗣裁判長は、原告9人に対し計2億5630万円を支払うよう命じる判決を言い渡した。9人のうち5人については国の責任も認定。残りの4人の請求は棄却した。
 全国5地裁で起こされた集団訴訟で初の判決。16日のB型肝炎訴訟の最高裁判決に続き、少なくとも1万人以上が感染したとされる薬害で、国の責任を明確に認定した司法判断が下されたことで、国は国民病とまで呼ばれるようになったウイルス性肝炎対策の抜本的見直しを迫られそうだ。
 中本裁判長は、昭和60年8月以降に投与を受けた原告の感染との因果関係を認めたうえで、「加熱製剤を承認するという結論ありきの方針のもとに、申請からわずか10日で安全性などを十分に確認せずに承認した」と述べ、昭和62年以降の製剤投与者については国の賠償責任も認定した。
 裁判では、フィブリノゲン製剤の医薬品としての有効性や、国と製薬会社がいつC型肝炎感染の危険性を認識したかなどのほか、原告の感染と製剤投与の因果関係が争点になった。
 原告側は、昭和39年の承認時以降、フィブリノゲンの有効性を認める科学的データは存在しないと指摘。さらにウイルス汚染の確率が高い売血が原料だったことなどをあげ、「製薬会社が製造販売することは許されず、国の承認も違法」と主張した。
 これに加え、米国で同種の製剤の承認が取り消されたことを把握した53年、青森県でフィブリノゲンによる肝炎集団感染が発生した62年に国は何の措置もとらず、規制権限を行使しなかったことは著しく合理性を欠くと訴えた。
【用語解説】薬害C型肝炎訴訟
 C型肝炎患者96人が、血液製剤「フィブリノゲン」などの投与でC型肝炎に感染したとして、国と、旧ミドリ十字を合併した三菱ウェルファーマなどを相手取り、東京、大阪など全国5地裁に集団提訴した薬害訴訟。ウイルスの不活化処理が不十分だった平成6年ごろまでの間に投与された約28万人のうち1万人以上が感染したとされる。今回判決が言い渡されたのは、大阪訴訟の原告31人のうち審理が先行した13人で、40~50代の女性12人と20代の男性1人。
(産経新聞) - 6月21日16時33分更新


売血……(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル

それから、もう大分学習しているかとは思うけど、公背慰労同省(意訳曲)やパンダ(親サブ)の今後の動向が気になります…
今でも「自分が認可をおろした製品に何か起きたら…(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル」らしいですし。

風邪薬が保険から外れたら…

2006-06-13 22:03:14 | 倫理要綱
医療改革法案、14日に成立=参院厚労委で可決

 終盤国会の焦点である医療制度改革関連法案が13日夕、参院厚生労働委員会で与党の賛成多数で可決された。14日の参院本会議で可決、成立する見通し。
 同法案は、参院厚労委で約40時間審議したが、採決をめぐっては、民主など野党が「審議が不十分」などと反対。調整が付かなかったため、山下英利委員長が職権で審議打ち切りを採決した上で、法案採決に持ち込んだ。採決は、野党委員の怒号が飛び交う中で行われた。 
(時事通信) - 6月13日21時1分更新


当初はこんなことを狙っていたらしい>与党
医療保険改革与党案 主な改定点
その他の改定
 保険料率の改定
  政管健保現行8.2%を8.6%に引き上げる
 市販薬類似薬品の取り扱いは別途検討
  詳細は不明ですが風邪薬・鎮痛剤・ビタミン剤・湿布剤などは保険から
  はずされる可能性があります。

 食事代は自己負担の適正化
  入院の食事代負担は増額されたばかりですがまた引き上げの可能性もあります。
 高額療養費限度額は制限導入後適正化
  現在高額医療の還付制度(月63000円以上の場合)がありますが、この額が引き上げ
  られる可能性があります。
 薬価基準の合理化
  財源の確保と今後の制度に最も必要な事ですが具体的なことは全く検討されていません。
 国立病院などで入院医療費の定額払いを試行する


で、懲りずにこんな感じ
市販類似の病院処方薬、全額患者負担を検討・政府自民
 政府・自民党は、かぜ薬など市販薬と類似する医薬品を医療機関が処方した場合、公的医療保険を適用せず全額を患者の自己負担とする方向で検討に入った。歳出・歳入一体改革の一環で、医療機関の薬剤投与を抑える。医療費の2割を占める薬剤費の抑制につなげる狙いだが、来夏の参院選を控え与党内の反発も予想され、調整が必要になりそうだ。

 自民党の歳出改革プロジェクトチームが検討、月内にもまとめる2011年度までの歳出削減案に反映させる方針だ。 (07:02)

与党の人って、「スイッチOTC」って知らないのかなあ?「医療費を抑える」ためとはいえ、何か本末転倒な感じだ…
ちなみに、スイッチOTCとは…
*スイッチOTCって何?
病院に受診し、医師の処方箋がないと服用できなかった成分を市販薬として転用(スイッチ)したものを指します。OTCとはover the counterの略号で「カウンター越しに売られる薬」ということで、「薬局で売られている薬」という意味です。しかし、これらの成分は効き目が強い反面、副作用も強いため、購入の際は必ず薬剤師に相談して下さい。また、服用しても症状が良くならない場合は早めに医師の診察を受けるようにして下さい。。



確かにこういう患者さんは多いですが…
市販の風邪薬は高い

だったら近所の医者に行ってもらってこよう。その方が安いし…
市販の薬と病院の薬の値段の差は何か?
 「少し疲れたな」と感じても、「まあ、大丈夫だろう」と勝手に“診断”してしまう事が無いだろうか。「風邪かな?」と思っても、つい頑張り、本格的に風邪の症状が出てから、慌てて薬局に駆け込む。
 しかし、薬局で、風邪薬を買う時、その値段の高さに、ふとこんな疑問を感じる事は無いだろうか。病院で診察をしてもらい、薬を出してもらった方が安いんじゃないか、と。実際、健康保険を使って診察してもらえば、薬を出してもらっても、市販の風邪薬を買うより安くなる事がある。逆に言えば、それ程市販の風邪薬は高いという事である。もちろん、量の違いはある。病院で薬を出してもらっても、せいぜい3日~5日分だが、市販の風邪薬は、もっと量が多い。しかし、それ以上に、市販の風邪薬は、含まれる成分によって、値段も高くなっている。
 例えば、色んな炎症を抑える消炎酵素剤やビタミン剤など、新しく開発された成分が使われていると、風邪薬の値段は高くなる。一般に、新しい成分を開発する迄には、長い間、研究と実験が行なわれ、莫大な開発費を使っている。そのコストが、価格に反映されるので、値段も高めになるのである。
  また、漢方薬配合の風邪薬では、材料が草根や木皮等自然の物である。その為、大量生産できる化学成分に比べ、高くなる傾向にある。単なる風邪なら、市販の風邪薬を飲んで、2~3日安静にしていれば大抵は治る。しかし、風邪薬は、症状や体質によって合う、合わないがある。
 くれぐれも、「○○ちゃんがテレビでCMしている風邪薬」等と安易に決めず、薬局でよく相談してから買いたいものである。


そのうち、貧乏人は風邪薬も買えずに、風邪で死んだりするのかも…
ゲノム創薬やなんやと、開発技術が進歩していても、肝心の薬(しかも風邪薬)が一般人に入らない時代が来たりして…
それじゃなくても今年は、ケムトレイルだか鳥インフルだか知らんがこの時期に咳をしている香具師が多いのに…

まあそれにしても、医療改革法案ではホニャララ湯田屋系医療保険を潤してあげたいのでも腹立たしいが、自称脱北者の工作員を養う費用捻出のためだとなると…ますます腹立たしゅうございます。

なんていう話だけではないらすい…
薬店では「登録販売者」も販売可能に…改正薬事法成立
 医薬品の販売制度見直しなどを盛り込んだ薬事法改正案が8日、衆院本会議で賛成多数で可決され、成立した。2009年に施行される。

 現行の薬事法では、薬局・薬店には、薬剤師の常駐が義務づけられている。改正薬事法では、処方せんによって調剤を行う薬局については、薬剤師が常駐するが、その他の店舗では、新たに導入される試験を通った「登録販売者」が薬を販売できるようになる。

 また、市販の医薬品を副作用などの危険度によって3段階に分類。もともと医療用医薬品だった胃腸薬「H2ブロッカー」などは、危険度の高い「Aランク」に位置づけられ、薬剤師が情報提供をした上でなければ、販売できなくなる。比較的危険度の高い「B」と危険度の低い「C」は、登録販売者でも販売できる。

 1960年に薬事法が制定されて以来、販売制度については、これが初めての本格的改正。

(2006年6月8日22時22分 読売新聞)

何かこれ、腸線系とかの利権が絡んでいそうな悪寒…コンタクトレンズ販売管理者要件の大幅緩和と同じようなにおいがする…
っつーか、このニューステレビとかでやった?

病院相手、だそうで…

2006-06-13 21:43:04 | 倫理要綱
「診療報酬」担保にヤミ金、出資法違反で3人逮捕

 医療機関が患者から支払いを受ける診療報酬を担保に、違法に高い金利で金を貸し付けていたとして、警視庁生活経済課は13日、東京都品川区の貸金業「店舗ファイナンス」の社長・門田敏行容疑者(44)ら3人を出資法違反(高金利)の疑いで逮捕した。

 同社は1996年以降、78の医療法人に同様の融資を行い、うち55法人が廃業に追い込まれているため、同課は、違法融資の実態を調べている。

 調べによると、同社は2003年9月~04年4月、武蔵村山市の「若葉記念病院」に約3億950万円を貸し付け、法定利息を約1900万円超える違法な利息を支払わせた疑い。

 同課では、同社が同病院と系列の老人保健施設「すいせんの里」に計68回、34億8043万円を貸し付け、2億円以上の違法利息を受け取っていたとみている。
(読売新聞) - 6月13日14時37分更新


病院相手の闇金があったとは…
50あまりの医療機関を廃業に追い込んだと狗HKニュースでは言っておりました。

お腹の脂肪は…

2006-05-09 21:09:01 | 倫理要綱
中高年2000万人「内臓脂肪症候群か予備群」

 脳卒中や心筋梗塞(こうそく)など、重大な生活習慣病を引き起こす危険性が高い「内臓脂肪症候群」(メタボリック・シンドローム)とその予備群が、40~74歳の中高年世代で2000万人近いことが、厚生労働省の調査で分かった。

 日本内科学会が昨年4月に策定した同症候群の診断基準を参考にして、40~74歳の中高年約5700万人のうち、2004年に実施した国民健康・栄養調査で対象とした約3000人のデータから推計値をはじき出した。それによると、同症候群に該当する中高年は940万人、予備群は1020万人と推計された。男女別では、男性が2人に1人、女性で5人に1人が、同症候群か予備群に該当し、男性の方がその割合が極めて高いことが浮き彫りになった。
(読売新聞) - 5月8日23時32分更新

メタボリックシンドローム+予備軍 中高年男性の半数 厚労省調査

生活習慣改善を
 四十-七十四歳の男性の二人に一人、女性の五人に一人がメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)か、その“予備軍”であることが八日、厚生労働省の平成十六年国民健康・栄養調査で分かった。同年齢層の有病者と予備軍は、計約千九百六十万人にのぼると推計される。メタボリックシンドロームが国民に大きく広がっている実態が、国の調査で初めて浮き彫りになった。
 調査は十六年十一月、無作為に選んだ全国の二十歳以上の男女約三千九百人を対象に実施。日本内科学会などが策定したメタボリックシンドロームの診断基準に沿い、初めて集計・分析した。
 腹囲(ウエスト回り)が、男性八五センチ以上、女性九〇センチ以上で、高脂血症、高血圧、高血糖の三つのリスクのうち、二つ該当する場合を有病者、一つだけ該当する場合を予備軍と定義した。
 男女とも、四十歳以上で有病者、予備軍の割合が高く、年代が高くなるほど高くなっていた。四十歳から七十四歳でみると、男性の25・7%が有病者で、予備軍をあわせると51・7%に達し、女性は有病者が10・0%、予備軍をあわせると19・6%にのぼった。
 また、腹囲が基準を超えている人は、超えていない人に比べ、三つのリスクのうち二つ以上該当する割合がすべての年代で高く、腹囲とリスクの関係を裏付けた。
     ◇
 メタボリックシンドロームは健康に黄信号が点滅した状態といえるが、実際には自覚症状が乏しく、「おなかが出てきただけ」と危機感も希薄だ。
 四十歳以上の男性の半分、女性の五人に一人が該当者か予備軍とされた今回の調査結果は、いかにメタボリックシンドロームが軽視されてきたかを物語る。
 最大の原因は蓄積された内臓脂肪。運動不足や過栄養という長年の生活習慣が背景にある。調査結果もそのことを裏付けている。
 例えば、一回三十分以上の運動を週二回以上、一年以上続けている「運動習慣」のある成人は男性で約30・9%、女性で25・8%。三十-四十代だとその割合はさらに低下して10%台。
 また、全エネルギー摂取のうち肉類など脂質からの摂取が25%以上だと「脂質の取り過ぎ」とされるが、該当者は46・4%に上った。実に国民の半数近くが、内臓脂肪蓄積につながりやすい食事内容だった。
 厚生労働省生活習慣病対策室は「重大な結果と受け止めている。予備軍は放っておけばリスクが二つ、三つと重なっていく。栄養の取り過ぎと運動不足による脂肪の蓄積が原因で、生活習慣の改善が必要」と話す。
 厚労省ではすでに、医療費抑制の狙いも込め、平成二十年度からメタボリックシンドローム対策に本腰を入れることを決めている。
 四十歳以上を対象に健診と保健指導を健保組合などの保険者に義務付け、健診で選別したメタボリックシンドローム該当者と予備軍に保健指導を徹底する内容だ。その中身は現在、同省の有識者検討会で議論されている。
 日本肥満学会理事長の松沢佑次・住友病院長は「調査結果は今の日本人の現状を物語る。生活習慣病の予防と改善には内臓脂肪を減らす努力が必要で運動と食生活の大切さを改めて認識してほしい」と話している。(柳原一哉)
     ◇
【用語解説】メタボリックシンドローム
 内臓脂肪の過剰な蓄積と脂質異常、高血圧、高血糖などが複合した新しい疾患概念。日本内科学会など8学会が昨年4月に、腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上を必須条件とし、血圧▽血糖▽血中脂質-の基準を設けた。放置し続けると脳卒中や心筋梗塞(こうそく)などの心疾患、糖尿病などになる危険性が高まる。
(産経新聞) - 5月9日2時45分更新


これは、鼠ーの黄色い熊さんにクリソツな人が危ないって事でFA?
黄色い熊さんは、運動もしていそうだけど、食生活が…はちみつ舐め尽くしてばかりだし…
(黄色い熊さんですが、アニメの中で入浴のために赤いシャツを脱いで、腰にタオルを巻いていた…でぶやの石塚さんの入浴シーンみたいなものか…そういえば石塚さんはウリ知人と同じジムによく出没なさるそうですね)
なんて他人事ではなく、ウリの腹部MRI像は見事な脂肪の層が内臓に食い込んでいましたorz
ウリ父も対象者ですので(お腹にボールが入っているみたいでつ…狭心症だしorz)。

ホスピスが足りないらすぃ

2006-04-11 22:48:37 | 倫理要綱
ホスピス空きベッド待ち、1326人死亡…読売調査  

 末期がん患者などの心身の苦痛を和らげる治療をする「緩和ケア病棟(ホスピス)」について、読売新聞は、全国153施設を対象にした調査を行った。

 その結果、入院するためにベッドが空くのを待ちながら亡くなった患者は、この1年間で少なくとも1326人に上ることが分かった。

 調査は3月中旬、厚生労働省の施設基準を満たし、「日本ホスピス緩和ケア協会」に加盟している153施設を対象に実施。計103施設から回答があった(回答率67%)。

 ベッドの空き待ちの患者(待機患者)数についての質問には、97施設から回答があり、待機患者数の合計は少なくとも736人に上った。最も多い施設では50人が待機している一方、ゼロという施設も15か所あった。1施設平均は7・6人。

 2005年4月~06年3月の待機中の死亡者数を尋ねたところ、回答のあった82施設で少なくとも1326人に上った。最も多い施設で160人、次いで100人。一方で、5人以下の施設は33施設に上り、うち14施設ではゼロだった。1施設平均は16・1人だった。

 こうした結果について、山崎章郎・日本ホスピス緩和ケア協会会長は「待機中の死亡者が年間160人というのは多いが、その施設がそれだけ患者に評価されているということでもある。ただ、せっかく希望しても入れないまま亡くなるのでは患者や家族にとって大きな不幸だ」と指摘。その上で、「受け入れに余裕のある施設への振り分けも必要だが、その場合はケアの質に格差が出ないことが前提となる。各施設はケアを充実させた上で、互いに情報交換し、地域で連携していくことが求められている」と話している。


当局は、「足りないのに」ホスピスへ逝けって言いたいの?
ホスピスでという余生の送り方を否定いたしませんし、希望者が多くて足りないのが事実なら、もっと増やすべきでは?
今回の診療報酬改訂(誰かさんと(不?)愉快な売国奴たちによる医療改革)では事実上推奨しているわけだし。

で、次は、「看護婦が足りない」在宅医療で、「自宅の畳の上で(ry」かな?

ところで、某からだの大きな霊能者さんのホスピス、マダー?
 ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ∧_∧
\⊂( ・∀・)⊃/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ___∬ ▼
 \_/   △

いわゆる「割りばし事件」

2006-03-29 20:58:46 | 倫理要綱
男児割りばし事故死 「救命困難」医師に無罪判決

診察不足、過失は認定
 東京都杉並区で平成十一年、都立高校教諭、杉野正雄さん(54)の三男、隼三(しゅんぞう)ちゃん=当時(4つ)=が転倒し、割りばしがのどに刺さって死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われた杏林大学付属病院(東京都三鷹市)耳鼻咽喉(いんこう)科の医師(当時)、根本英樹被告(37)の判決公判が二十八日、東京地裁で開かれた。川口政明裁判長は「診察を怠った過失はあったが、頭の状態に気づいたとしても救命可能性は低かった」として無罪(求刑禁固一年)を言い渡した。 
 川口裁判長は判決の中で「医師には患者が出すサインを見逃さないことが求められる」との異例の「付言」をし、医師に高いプロ意識を要求した。
 判決理由で川口裁判長は「転倒して割りばしがのどに刺さったと聞けば、小脳にまで達したことは想像できなくはない」と指摘。その上で「医師として基本的、初歩的な作業を怠った。サインを見落とし、真摯(しんし)な医療を受けさせる機会を奪った」と述べ、隼三ちゃんに問診するなどの措置をとらなかった根本被告の過失を認定した。
 川口裁判長は、根本被告が隼三ちゃんの死亡後にカルテに書き加えた部分があることも指摘したが、過失と死亡の因果関係については「脳神経外科に引き継がれたとしても、技術的に救命、延命の可能性は極めて低かった」と否定した。
 公判には弁護側証人として医師が出廷し、「小脳に刺さった割りばしを発見するのは困難」と証言していた。
 救急医療現場では、人手不足と医師の過重労働の現実がある。日本救急医学会が昨年実施したアンケートでは、「十分な医師がいる」と回答した病院はわずか4%だった。
 しかし川口裁判長は付言で、「隼三ちゃんが遺(のこ)したものは、『医師には、真実の病態を発見する上で必要な情報の取得に努め、患者に適切な治療を受ける機会を提供することが求められている』という、ごく基本的なことなのである」と指摘、その上で「誰もが二度と悲惨な体験をすることがない糧とすることが、隼三ちゃんの鎮魂になると考える」と述べた。
 主文は無罪だが、過重労働など、どんな環境においても、医師に対し常に最善を尽くすことを司法が医療現場に迫る、厳しい判決となった。
 伊藤鉄男東京地検次席検事の話「誠に遺憾である。判決内容を検討し、控訴するかどうかを判断する」
     ◇
【用語解説】割りばし事故
 平成11年7月10日、東京都杉並区の盆踊り会場で、当時4歳だった杉野隼三ちゃんが転倒し、くわえていた綿菓子の割りばしがのどに刺さった。杏林大学付属病院で、当時の当直医だった根本英樹被告が診察したが、薬を塗るなどの処置をしただけで帰宅させた。帰宅後、隼三ちゃんは容体が急変して翌日に自宅で死亡。司法解剖の結果、長さ7.6センチの割りばしが頭の中から見つかった。警視庁は12年7月に根本被告を書類送検、東京地検は14年8月に在宅起訴した。
(産経新聞) - 3月29日2時57分更新


ニュー速+から:

953 :名無しさん@6周年:2006/03/29(水) 18:03:26 ID:Pqc/Sx7X0
>>946
子供を放ったらかしにして仕事、心配してる
といいながら置き去りにして飲み会。

事故の原因も、その後の処置も母親の責任じゃんか。

954 :名無しさん@6周年:2006/03/29(水) 18:03:43 ID:nQ+VjhbJ0
>>944
人の親としての最低限の心配はしていたにせよ
喉に割り箸ブッ刺したという怪我に対して打ち上げに出席する優先度が消えなかった事からも
この医師が問診から脳損傷の可能性を予見できた可能性がほとんど無いことが窺い知れるね

964 :名無しさん@6周年:2006/03/29(水) 18:07:16 ID:fvvRXl5n0
もうじき★7だけど、同じような論議、もう飽きた。大半の意見同様無罪支持。親が悪い。検察もおかしい。控訴するのは恥の上塗り。では、では回診へ

995 :名無しさん@6周年:2006/03/29(水) 18:15:12 ID:7RpG9lUc0
この裁判はそもそも注目されるものではなかった。
奥さん、お子さん亡くしてかわいそうね、でも訴えるってやりすぎじゃ・・・
という、レベルの話なのだ。
ところが、その後。
国民の医者叩きのストレス解消と相乗して以後、この事件は
スポンサーつきマスゴミの餌食となった。
マスゴミには、日本に医療萎縮を起こした責任を取ってもらいたい。
10年前からたらいまわしという言葉はあったのに、
それを取り違えていつまでも医療不信報道と、それにのる国民増産。
マスゴミは、救急医療の大変さや、「本当に助かるはず」の子供も
みてもられない現場の悲劇でも取り上げたほうがいいんじゃないか?


安楽死幇助

2006-03-25 22:05:17 | 倫理要綱
患者7人安楽死の疑い、医師が呼吸器外す…富山の病院

 富山県射水(いみず)市の同市民病院(麻野井英次院長)で、外科医師(50)が入院患者7人の人工呼吸器を取り外し、全員が死亡していたことが25日わかった。

 医師による安楽死の疑いがあるとして同病院が県警に通報。県警は、殺人の疑いもあるとみて、外科医師らから人工呼吸器を取り外した経緯などを詳しく聞いている。

 病院側によると、亡くなった7人はいずれも高齢で、終末期医療を受けていた。人工呼吸器の取り外しについては、「病院としては家族の同意を得ていると認識している」としている。

 一方、射水市の分家静男市長は同日午前、会見したが「詳しい状況はわからない」と繰り返した。

 同市によると、この外科医師は95年4月から同病院に勤務。昨年10月、受け持っていた70歳代後半の男性患者について、人工呼吸器を外したいと院長に申し出たが拒否されたという。

 このため、同病院が内部調査を始め、それ以前の外科医師による人工呼吸器取り外しと、患者7人の死亡を確認。昨年10月、県警に通報した。外科医師は、自宅待機を命じられた。

 同病院は病床数200の総合病院で、医師は25人おり、うち4人が外科医師。

 安楽死をめぐっては、東海大学医学部付属病院の医師が1991年4月、末期がん患者に塩化カリウムを注射したとして殺人罪に問われ、95年3月に横浜地裁で懲役2年、執行猶予2年の有罪判決を受けた。

 安楽死で医師が有罪判決を受けた初めてのケースだった。

 判決では、医師による合法的な積極的安楽死が認められる要件として、〈1〉患者に耐え難い肉体的苦痛がある〈2〉死が不可避で死期が迫っている〈3〉苦痛を除去、緩和する方法がほかにない〈4〉生命の短縮を承諾する患者の明らかな意思表示がある――を示した。

 一方、刑事責任が問われなかったケースもある。大阪市の病院で95年、入院中の末期がん患者に薬剤を投与し、死亡させたとして、2003年に医師が殺人容疑で書類送検されたが、大阪地検は一昨年、「死因が特定できない」として不起訴処分(嫌疑不十分)にした。
(読売新聞) - 3月25日14時5分更新


難しい問題ですね…
105 :名無しさん@6周年:2006/03/25(土) 21:19:28 ID:hTFC/bTF0
7人は殺しすぎ。
延命治療望まない人や家族はいるけど、他の医者や看護師にも相談もせずに独断で殺してる。
やりすぎ&勘違いしすぎ(医者は神様じゃねー)。
こんなの死刑で当たり前。

117 :名無しさん@6周年:2006/03/25(土) 21:25:20 ID:nhMinL5v0
80>>
確かに人間、遅かれ早かれ必ずいつか死ぬ、
しかし、生きている限り生きる権利はそれぞれが持っている、
助かろうが助かるまいが、その人の命だ、苦しくても、
生きたいと願っている人もいる、意識はなくとも
人間も動物も生きることがすべての営みの目的、
苦しむ人を見れば感傷的な気持ちになるのもわからなくは
ないが、意識はなくとも心の奥低では生きるという
本能があるはず、

傍から見ていると、かわいそうで早く楽にしてあげたいと思うが、実際その場で本人がどう思っているかがわからないし…
(江原さんならわかるかしら?(棒読み)

でも、尊厳死に夢中なのは、この人なんでつよね…
さらに、人生の最終局面である「最期の迎え方」についても、平均寿命が長くなると、寝たきりになっても植物状態になっても、尚且つ医学の進歩によって生き続ける人々が増えて参りますが、これが望んだ最期の姿なのか、と思うと、何ともいたたまれないものがございます。そう考えますと、一人ひとりが確固たる死生観を確立する中で、いくつかの選択肢が必要となって参ります。
実は私は尊厳死協会に入っておりますが、こうした選択肢のひとつとして、尊厳死を法的に位置づけることもこれからの課題になってくるものと存じます。
ttp://www.keidanren.or.jp/japanese/speech/20030120.html

臓器輸入大国?

2006-03-14 19:40:08 | 倫理要綱
453人が海外で臓器移植 厚労省研究班が調査

 海外で心臓、肝臓、腎臓の移植を受けた患者は、少なくとも453人との調査結果を、厚生労働省研究班(主任研究者・小林英司自治医科大教授)が9日公表した。
 内訳は心臓が103人(うち18人は死亡)、肝臓は199人、腎臓は151人。心臓は1988年以降の全例だが、肝臓と腎臓は現在、国内の医療施設で免疫抑制剤投与などの治療を受けている患者のみ。
 渡航移植を全国規模で調査、公表したのは初めて。心臓、肝臓の移植は米国が多かったのに対し、腎臓は中国とフィリピンが目立った。
 渡航移植は国内での臓器提供者不足を背景に増加、一方でアジアでは臓器の売買や死刑囚からの提供があると問題点も指摘されている。調査は、倫理面や安全性について検証する目的で、日本移植学会所属の医師を対象に1-2月に実施した。
(共同通信) - 3月9日23時16分更新


特に心臓は「小児の心臓移植」の問題があるから、さもありなむ、と思います。
しかし、腎臓は…品ですか…
死刑囚からの移植>品ですからね…

そういう指定医もあるのか…

2006-03-09 22:57:02 | 倫理要綱
ネト上で偶然見つけた記述
(本来はお名前や病院名が固有名詞で出ておりましたが、イニシャルトークにさせていただきました。)

   27日 治療開始に当たり、循環器のA医師に面談した。

       心臓外科が専門との事、宗教的には関係ないが「エホバの証人」の指定医

       だそうだ。即ち、輸血なしで心臓をいじくれる技術があるの意味か?

       S病院所属。心臓はガンにかからないから心臓の専門は居ないの

       か?

       A『ここの先生は皆、腕はいいんだけれどシャイなのよ。』


「エホバの証人の指定医」なんてものがあることに、私も驚いた。
ちなみにこのA先生、今はとある大学病院の教授である方を指していると思われます。
((-@∀@)の本を嫁、と)

それから気になったことがもう一つ。
この記述は、「とある病院での癌治療の開始に当たり、その病院には心臓関係の先生がいらっしゃらないので、そことは別の病院であるS病院(そこは心臓の病院なのですが)から(非常勤で?)いらしているA先生に相談した」、と書いているように解釈できる件。
この「とある病院」とは、某やんごとなきお方がいらしたが、先日転院なさった病院なんですわ。
そういえばそのやんごとなきお方の転院の理由も、「心臓の専門医の常駐している病院で手術をしたいので」でしたね。