【マンセー】小盛り★医療ネタです【アンチ】

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脳死下での臓器提供事例に係る検証会議

2005-09-30 21:14:37 | 倫理要綱
本日、霞ヶ関でこんな会議があったそうです。

ttp://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/09/s0930-2.html
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> 第22回「脳死下での臓器提供事例に係る検証会議」の開催について
>
> 1. 開催日時
>    平成17年9月30日(金) 10:00~12:00
>
>
> 2. 開催場所
>    経済産業省別館850室(8階)
>    東京都千代田区霞ヶ関1-3-1
>    TEL03-3501-1416
>
>
> 3. 議題 (1) 第30例目及び第31例目の事例の検証について
> (2) その他
>
検証結果は近日中に厚労省でうpすると思いますが…

犬HKの首都圏ニュースで、似血医大第二の症例で、CTをとって病名を確定していない等、判定マニュアルが守られていなかったとの報道がなされていました。
(確かにttp://www.v-net.ne.jp/~pikaia/でも病名は?になっていますね)
ドサクサにまみれてマニュアル遵守が抜けちゃったのか、それとも…
いずれにせよ、人の死を書き換える作業である以上、マニュアルは遵守していただきたいものです。

それから、検証って時間が凄いかかりますね。一年以上前のことですから。

来年の診療報酬改訂に向かって動き出した

2005-09-30 20:34:01 | 倫理要綱
> 政府、診療報酬の本体部分引き下げを検討
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>  政府は25日、医療行為の単価となる診療報酬について、2006年度の改定で報酬全体だけでなく、薬価などを除く本体部分も引き下げる方向で検討に入った。
>
>  高齢化進展による医療費増加を抑制するため、本体部分が初めてマイナスとなった02年度(1・3%)を超える引き下げも検討する考えで、年末の予算編成に向けて与党側と調整に入る。ただ、診療報酬引き下げは医療機関の収入減につながるため、日本医師会や族議員などが反発するのは必至だ。
>
>  診療報酬は、公的医療保険などから、医療サービスの対価として医療機関に支払われる。医師の技術料などの本体部分と薬価などの部分で構成され、原則として2年に1度改定される。
>
>  診療報酬の改定率決定にはこれまで、中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)が大きな影響力を持っていた。しかし、診療報酬改定をめぐる汚職事件を受けた改革で、改定率決定は「内閣の役割」であることが明確にされた。
>
>  小泉首相は先の衆院選でも、「既得権益にとらわれない改革」の実現を訴えてきた。政府はこうした方針を踏まえ、全体で数%の引き下げを視野に入れている。

>
>  政府関係者は「診療報酬引き下げも含め、あらゆる医療費抑制策を検討する」と述べた。薬価なども含めた診療報酬を1%引き下げると、約3000億円の医療費削減につながる。

早速薬価とかの価格調査が始まるみたいです。
5号館の中の人曰く、「これはあるところからの圧力なので、下げるしかない」とのこと。
薬価や材料価だけでなく、診療報酬そのものも引き下げるとのこと。

医療費削減は国民皆保険の破綻を免れるためにも大事ですが、例の「ポマード」絡みとか色々からくりはあるようです。

最近はISO9000取得などもあるようですけど

2005-09-23 21:52:33 | 倫理要綱
> 検体取り違え、肺切除=国立がんセンター、患者に謝罪
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>  国立がんセンター中央病院(東京都中央区)は22日、首都圏在住の60代の男性患者について、内視鏡検査で採取した検体を別の患者分と取り違えるミスの結果、肺がんと診断し、肺を一部除去する手術を行っていたと発表した。経過は良好だが、病院側は患者に謝罪した。
>  同病院によると、男性患者は7月下旬に診察を受け、コンピューター断層撮影装置(CT)の画像で右肺がんの疑いがあると判明。病院側は8月3日、内視鏡検査で検体を採取した。
>  この際、男性患者を含む3人の検体を調べた検査技師が、標本に記された名前の確認を怠るなどして、検体のラベルを張り間違えた。このため誤診を招いたという。 
> (時事通信) - 9月22日22時1分更新

これは「今回たまたま」生じたんですよね…。
さもないと「技師のミス」で済ませるよりも、一人の検査技師のミスが誤診にまで行き着くまでにチェック機能がないのかよ、などの「手順書に不備」になってしまうと思うので。

確かに現代医学の限界はあるのですが…

2005-09-15 21:34:21 | 倫理要綱
> 「新がん治療法」と詐欺=「治せる」信じ患者死亡-マッサージ師ら逮捕・警視庁
>
>  インターネットのホームページ(HP)で「がんの新しい治療法」などとうたい、治療費として仙台市の女性から現金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課などは15日、詐欺容疑で東京都西東京市田無町、診療所「気光治療院」経営のマッサージ師秋元繁容疑者(63)と同所、診療所手伝い大和田光子容疑者(56)を逮捕した。
>  秋元容疑者は「治らなかったのは途中で治療をやめたから。だましていない」と容疑を否認しているという。
>  同課はこの女性を含め埼玉、千葉、神奈川各県と大阪府の7人から総額約1600万円を詐取したとみて調べている。
>  調べでは、秋元容疑者らはHPに「遠赤外線を活用して気エネルギーに変換する新しいがん治療法」などと記載して患者を勧誘。昨年1月から3月までの間、仙台市の女性=当時(46)=に「がんを完全に治せるのは世界でもうちだけ」などと言って効果のない遠赤外線治療を行い、約290万円を詐取した疑い。
>  女性は結婚を控えた2003年7月に健康診断を受けた際、乳がんが見つかり、今年5月に死亡した。医師は摘出手術を勧めたが、秋元容疑者は「必ず治せる」などと安心させ、抗がん剤の投与も中止させたという。 
> (時事通信) - 9月15日12時1分更新

これ先ほどの国営放送ニュースでやっていましたが、他の治療法を受けさせないとかやってたみたいですよ。
しかも人の弱みにつけこんで…。