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終末期患者の延命措置について

2006-07-31 19:58:08 | 倫理要綱
終末期患者「延命施さず」病院の56%…読売調査

 がんなどで終末期を迎えた患者に対し、人工呼吸器を取り外す、当初から装着しないなど、延命措置の中止や差し控えを行ったことのある病院が56%に上ることが、読売新聞社が全国の医療機関に実施したアンケート調査で明らかになった。

 今年3月、富山県・射水市民病院で患者7人が人工呼吸器を取り外され、死亡した問題が発覚したが、延命措置の中止・差し控えは国内で幅広く行われている実態が浮き彫りになった。

 ただ、延命措置の中止・差し控えの是非を巡っては回答した医師たちの意見が割れ、揺れる医療現場の一端ものぞかせた。

 調査は国立保健医療科学院の協力を得て、今年5~6月、全国の病院(病床数100床以上)から無作為に抽出した約600施設に、大学など特定機能病院を加えた計685病院に対し、「延命措置の実態」に関するアンケートを送付。有効回答を寄せた240病院について分析した。
(読売新聞) - 7月31日7時42分更新


これ、「患者の家族の同意のもと、医師の裁量にゆだねられている」って状態なのですよね…
どこかで話合い、法整備する必要はあるんだと思う。
でも実際に出来ることは、「有識者を呼んで、その意見を参考に素案を作り、インターネットでパブリックコメントの意見募集をする」だけでしょうね…
これ、質問が「がんなどの終末期を迎えた患者」になっていますが、臓器移植のドナーになりうる脳挫傷や脳卒中の患者についてはどうなのでしょうかね…