【マンセー】小盛り★医療ネタです【アンチ】

医療ネタの記事を紹介するブログです

回収とか、回収とか…

2006-09-21 22:02:50 | アンチ
医薬品とかのリコール情報のサイトに、こんなのが出ていました。

ttp://www.info.pmda.go.jp/kaisyuu/kaisyuu2006-2-2309.html

製造元にご注目、はい、あの国でございます(^ω^)
ちなみに回収理由ですが…
回収理由

本品のデリバリーシステムのカテーテル先端チップが離脱した事例を受けて、製造元における先端チップのカテーテル遠位端への接着工程が不適切であった製品、及び接着後に接着部を硬化させる工程において使用された紫外線LEDライト機器の性能が不十分であった製品について、2006年8月30日から自主回収を行い、終了しました。(2006年8月30日付「医療機器回収の概要」を参照)
今般、同様にカテーテル先端チップの接着部硬化工程において使用されている別の紫外線LEDライト機器において、レンズ部の不具合が認められ、カテーテル先端チップの接着部強度が弱い可能性があることが判明しました。そのため、本機器を使用して製造された全製品についても、自主回収することと致しました。


確かLEDって、あの国にぱくられていたような(あの国は日本のものは何でもパクリ、「ウリナラ起源」と言いますがw)
「紫外線LED」とか、最近腸線製が、だそうですからwケンチャナヨ仕様なことでそうw
そうそうこんな記事を見つけました

◆LED◆紫外線LEDを量産開始   韓国Seoul Opto Device
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 韓国Seoul Semiconductor Co., Ltd.の子会社である韓国Seoul Opto
Device Co., Ltd.が、米Sensor Electronic Technology, Inc.(SETI)と持株参加方式で協力関係を結び、紫外線LEDの量産体制を始めました。

 今回量産する紫外線LEDは、波長が265~340nmで、海外の一部研究所で研究されているものの、技術的な問題によって量産化できていませんでした。新製品開発には、SETIがウエーハを提供し、Seoul Opto Deviceがチップとパッケージングを担当。北米,中米地域の販売はSETIが担当します。

 Seoul Opto Deviceは、3兆ウォンに達する世界の紫外線ランプ市場を紫外線LEDが置き換えるとしています。早ければ2009年には寿命が1万時間の紫外線LEDを出荷し、5兆ウォンに達する市場を形成したいとしています。

てかこの製品(胆管ステント)自体が、ジョソソンとかその他の会社のp(ry…ゲフンゲフン

医薬品などのリコール情報が気になったのは、実はコンタクトの消毒液の回収の噂を聞いたから。
ttp://www.info.pmda.go.jp/kaisyuu/kaisyuu2006-2-2310.html
先日、黄色い看板の薬局で「新発売(いわゆる「アミノモイスト」と言うタイプ)、2本組セール」で買ってしまったので、対象ロットか気になったもので(違いました)w
でもこれを読んで始めて知ったよママン、この消毒剤、シナ製だったんだね…orz

赤先生の卵

2006-07-11 21:37:17 | アンチ
<覚せい剤>東邦大医学部6年生2人、所持容疑で逮捕

 東邦大学は10日、医学部(東京都大田区)の学生2人が覚せい剤取締法違反容疑で関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕されていたと発表した。1人は起訴、もう1人は起訴猶予となり、大学は2人をそれぞれ退学と無期限停学の処分にした。
 大学によると、医学部の6年生で癇国籍のり光摂被告(29)と同6年生の男子学生(23)。2人は今年5月、覚せい剤を同区内の李被告の自宅で所持していた疑いで逮捕された。
 2人は同大ゴルフ部に所属。大学の調査に李被告は「留年したストレスがあった」、男子学生は「り被告に誘われた」と話しているという。同大の黒田優医学部長は「将来、患者の生命・健康を預かる医学生が今回のような事件を起こし残念。深くおわびします」と述べた。【北川仁士】
(毎日新聞) - 7月10日21時11分更新


未来の「赤先生」?…(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル

火病?

2006-06-21 21:05:09 | アンチ
<放火未遂>元患者の「診察がおかしい」と医師が医院に

 「元患者の心臓病が悪化したのは診察がおかしいからだ」と腹を立て、同業の医院に放火しようとしたとして、警視庁青梅署が東京都青梅市河辺町、医師、坂井成彦容疑者(49)を現住建造物等放火未遂容疑で現行犯逮捕していたことが分かった。坂井容疑者は同市野上町で「坂井医院」を開業。今月8日、半年ぶりに診察に訪れた元患者の女性(83)が、心筋こうそくになっていたことに立腹し、現在の通院先の医院に火をつけたと説明しているという。
 調べでは、坂井容疑者は9日午前0時55分ごろ、女性の通う同市の医院の玄関口にサラダ油をまき、卓上コンロ用のガスボンベを噴射させて火をつけた疑い。通行人の通報で駆けつけた警察官に取り押さえられた。医院は玄関部分が焦げただけで、けが人は無かった。
 女性は坂井容疑者の診察を受けた後、すぐに入院し、現在も治療中だという。【岩佐淳士】
(毎日新聞) - 6月21日11時6分更新


そこまで患者を思ってくれるのはアレだが、火をつけるな火を…しかもサラダ油…

そういえば、こんな事件がありました

2006-06-15 21:18:30 | アンチ
慈恵医大青戸病院「手術ミス」3医師に有罪…東京地裁

 東京慈恵会医科大付属青戸病院(東京都葛飾区)で行われた腹腔(ふっくう)鏡下手術のミスで男性患者(当時60歳)が死亡した事件で、業務上過失致死罪に問われた元同病院泌尿器科医師、長谷川太郎被告(37)ら3被告の判決が15日、東京地裁であった。

 栃木力(つとむ)裁判長は、「医師の基本を忘れた無謀な行為というほかない」と述べ、長谷川被告に禁固2年6月、執行猶予5年(求刑・禁固2年6月)、斑目(まだらめ)旬(じゅん)(40)と前田重孝(35)両被告に禁固2年、執行猶予4年(同)を言い渡した。

 この手術では、斑目被告が執刀医で、主治医の長谷川被告と前田被告が助手を担当した。
(読売新聞) - 6月15日13時40分更新


これ、、豚ラボwで実験を十分に重ねていたのでしょうかね?
それから、確か業者の人間が立会い…
立会いはどこまで入ってよいのか、業界自主基準とかがあってですねぇ…(ry
(昔、癇国の手術で、業者の人間の方が医療機器の扱いに慣れているからって言う理由で(ryな映像が不治テレビの夕方のニュースでやっていました。日本ではさすがに業者は「指示を出す」しかしていないと思いますが…手術室に入室していたりするんですよね…)

「患者さんへの安全より、経験を積むこと重視はイクナイ!by裁判長」…(-@∀@)にも言ってやってくらはい。
(「手術数でわかるいい病院」ですからw)

手術時の忘れ物にはご注意ください

2006-05-19 21:37:51 | アンチ
体内に21年間ガーゼ放置 札幌病院で2件の摘出手術

 札幌市立札幌病院(吉田哲憲病院事業管理者)が2005年度に、手術中のミスで患者の体内に置き忘れたタオルとガーゼを摘出するための2件の手術をしていたことが19日、分かった。共同通信が札幌市に同病院の報告書を情報公開請求し、公開された。うち1人は体内にガーゼが21年間放置されていた。
 札幌病院によると、05年1月に入院患者の胸に異常が見つかり、同年4月の手術で5ミリ四方の繊維性の異物1枚を摘出した。1984年に同病院で行った手術と同じ場所から見つかったため、ガーゼの一部が体内に残されていたことが分かった。
 05年3月には別の患者の開腹手術で、20センチ四方のタオル2枚を置き忘れた。術後のエックス線撮影で異常を見つけ、体調が安定した同年4月に摘出した。
(共同通信) - 5月19日20時23分更新


Surgeonsは、切除や吻合が終わると気が弛む?らしい…?
(21年前では、吻合器とかなくて手縫いだったのでしょうかね…それは大変だ)
最後の縫合では雑談していたりしまつ…orz
(昔そんなビデオがテレビニュースで公開されてしまっていたような覚えがある)

医療改悪?法案が通る…

2006-05-17 21:51:29 | アンチ
医療制度改革法案、自公賛成で衆院委可決
民主反発、審議拒否も
 高齢者医療の抜本改革を柱とする医療制度改革関連法案は17日午後の衆院厚生労働委員会で、自民、公明の与党の賛成多数で可決された。

 民主、共産、社民、国民新の4野党は「審議時間が不足している」などと採決に抵抗したが、与党が押し切った。与党は18日に法案を衆院本会議で可決、参院に送付したうえ、今国会で成立させる構えだ。

 衆院厚労委は17日午前、小泉首相が出席して与野党が質疑を行った後、自民党が質疑打ち切りの動議を提出した。野党の理事や委員10人以上が岸田文雄委員長を取り囲んで抗議し、騒然とする中、起立採決が行われた。民主党は「強行採決は認められず、無効だ」などと強く反発している。

 民主党は、与党が今週中に衆院法務委員会で「共謀罪」を創設する組織犯罪処罰法改正案を採決するかどうかなどを見極めたうえ、国会での全面的な審議拒否を含め、対抗措置を検討する。17日午後の小泉首相と民主党の小沢代表の党首討論は予定通り行われる。

 これに先立ち、民主、共産、社民の3野党の国会対策委員長は17日午前に国会内で会談した。民主党は「与党が衆院厚労委で採決した場合は、厳しい対応で臨むよう協力してほしい」と呼びかけた。

 民主党の参院議員総会では、平田健二参院国対委員長が「衆院法務委員会で与党が無理に採決してくれば、審議拒否を衆参連携して行う方向だ」と表明した。

(2006年5月17日 読売新聞)


コイジュミ首相が「イラネ人間は氏ね」な安楽死論者オクダらに丸投げさせて厚生労働省に押し付けたらすぃこの法案を、sourenとmindanの和解報道のドサクサにまぎれて可決するなぉ( ゜Д゜)ゴルァ!

どんな内容かはこちら。
ttp://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/pdf/taikou.pdf

なお、医療改革をやっているのは厚生労働省というより、経済財政諮問会議の方。
4月の診療報酬改定に当たっては、厚生労働省の担当局の方は「今回は内閣府から(もにょり)」とのたまう始末。
そのからくりはこちら。
ttp://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2006/0118/shimon-s.pdf
平成 18 年第1回経済財政諮問会議議事要旨
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(開催要領) 1.開催日時:2006 年1月 18 日(水) 17:40~18:07
2.場 所:官邸4階大会議室
3.出席議員: 議長 小泉純一郎 内閣総理大臣 議員 安倍晋三内閣官房長官 同与謝野 馨 内閣府特命担当大臣(経済財政政策、金融) 同 竹中平蔵総務大臣 同 谷垣禎一財務大臣 同 二階俊博経済産業大臣 同 福井俊彦日本銀行総裁 同 牛尾治朗ウシオ電機(株)代表取締役会長 同 奥田碩トヨタ自動車(株)取締役会長 同 本間正明大阪大学大学院経済学研究科教授 同 吉川洋東京大学大学院経済学研究科教授 臨時議員 川崎 二郎 厚生労働大臣
(議事次第)
1.開 会
2.議 事 (1)「改革と展望」の改定について
(2)医療制度改革について
(3)今後の諮問会議の進め方について3.閉 会 (説明資料)
○ 構造改革と経済財政の中期展望-2005 年度改定(案)
○ 医療制度改革について(川崎臨時議員提出資料)
○ 平成 18 年の経済財政諮問会議の進め方(有識者議員提出資料)
○ 二階議員提出資料 (配付資料)
○ 内閣総理大臣からの諮問第 16 号について (概要)


○医療制度改革について
(川崎臨時議員) 医療制度改革について御説明する。 これまで、経済財政諮問会議で様々な御議論を頂き、昨年末に政府・与党医療改革協議会を合計6回にわたり開催し、議論を重ねた結果、12 月1日に政府・与党が一体となって医療制度改革を実現するため、医療制度改革大綱が取りまとめられた。医療制度改革大綱においては、医療給付費の伸びと、国民の負担との均衡の確保について、資料の2ページの参考1にあるとおり取りまとめられたところである。
これを踏まえ、将来の医療給付費の規模の見通しを示し、これを給付費の伸びの実績を検証する際の目安となる指標とすることとなった。 資料の3ページの参考2には、医療費適正化を総合的に推進するための具体的取組を示しており、医療制度改革大綱において、中長期的方策として、医療費適正化計画の策定を通じて、生活習慣病対策や長期入院の是正の取組を進めるとともに、短期的方策として、高齢者の患者負担の見直し等の公的保険給付の内容・範囲の見直しを行うことが決まっている。 これに加え、診療報酬改定についても、医療制度改革の一環として位置づけられるものであり、医療費に関わる負担について国民の理解と納得を得ていく必要がある中で、医療提供側にも相応の負担をお願いするため、全体で 3.16%という過去最大のマイナス改定を行うこととなった。これについては、財務大臣と私の間で協議を行った上、最終的には官房長官の裁定という形で決定された。 政府・与党が一体となってまとめていただいた改革案を確実に実現していくことが重要であると認識しており、それに向け、1月 20 日から始まる通常国会に医療制度改革法案を提出し、医療制度の構造改革に全力で取り組んでまいりたい。 資料1ページには以上のような中長期的方策と短期的方策の双方の効果を盛り込んだ上で、医療給付費の将来見通しを示している。これは、資料の2ページで申し上げた、医療制度改革大綱の内容を踏まえて改革案を実施した場合の将来の医療給付費の規模の見通しとして作成したものであり、医療制度改革大綱に沿って、これを医療給付費の伸びの実績を検証する際の目安となる指標として御報告するものである。 具体的な数字は資料にお示ししておるとおりだが、対国民所得比、対GDP比は2010 年もほぼ同じような数字になってくるということで御理解をいただきたい。
(吉川議員) 諮問会議で医療改革を昨年ずっと議論してきたわけだが、今、川崎大臣から御説明のあった資料の中には、我々がここで主張してきたことも大幅に取り入れていただいた。こうした形で改革が進んでいるわけで、このようにまとめられたことに敬意を表したい。 資料の1ページ目だが、大綱にあるとおり、5年後の 2010 年の見通しも示されている。我々は、従前から医療改革はあくまでもミクロの積み上げだと申し上げてきており、その点についても厚生労働省でいろいろなことを考えていると認識している。そうしたミクロの施策を行う一方で公的な医療給付については、マクロの見通し自体を5年に1度くらいずつ見直しつつ、5年ぐらいの中期を見通して検証していくことが、政府全体として必要だと考えている。
(川崎臨時議員) 同じ考え方で今回数字を出した。検証を繰り返しながらやっていくということについては異議はない。
(与謝野議員) 今回の医療制度改革は、制度を持続可能なものとするための重要な前進であり、それを反映した見通しが示された。厚生労働大臣におかれては、今回の制度改正の効果が上がるよう、御努力を頂きたい。 また、社会保障制度については、今後とも歳出・歳入一体改革の審議の中で、引き続き検討を深めていきたい。
(小泉議長) 痛くない注射針を刺してきた。6名しか従業員がいない町工場で、何百万本も作っている。痛くないから、あれなら子どもも泣かない。1本ずつ全部捨てるから衛生的だ

なお、経済財政諮問会議とは、こういうところです。
経済財政諮問会議とは、経済財政政策に関し、内閣総理大臣のリーダーシップを十分に発揮することを目的にして、2001年1月に内閣府に設置された合議制機関です。

与謝野さんが一言加えていることからも、これが「国民への医療サービス」の視点ではなくて、「国家財政」の視点から行われたものであることは明白。

救急患者のたらい回し

2006-03-19 21:13:30 | アンチ
<救急医療>重症患者9000人が転送 実態10万人以上か

 年間9000人以上の重症救急患者が、最初に運ばれた病院では対応できずに別の病院へ転送されていることが消防庁のデータで分かった。政令指定都市などのデータからは、こうした患者が年間10万人以上に達する恐れも浮かぶ。
 救急病院は初期、2次、3次に分かれ、救急隊が患者の重症度に応じて搬送先を選ぶが、誤りなく判断するのは難しいうえ、体制が不十分な病院もあるからだ。転送で治療開始が遅れると死亡率が高まる可能性があり、救急医療のあり方が問われそうだ。【鯨岡秀紀、山本建】
 消防庁によると、03年に全国で救急搬送されたのは約457万人。うち3万3901人が最初に到着した病院から別の病院に転送された。転送患者中9216人は3週間以上の入院が必要とされた重症者で、そのうち83人は2回、3人は3回転送された。
 転送の理由は▽処置困難56%▽専門外21%▽ベッド満床10%――など。入院の必要がない軽症者が転送された率は0.3%だが、重症者の転送率はその6倍を超す1.9%で、重症者の方が転送により治療開始時間が遅れる危険性が高かった。
 実際には、これよりもさらに多くの重症者が「転送」されている。
 消防庁は、病院到着後に救急車が引き揚げ、再び救急車を呼んで別の病院へ搬送した場合は「転院搬送」とし、「転送」には含めていない。03年の転院搬送は44万人余りに達する。
 消防庁には転院搬送の重症度別データはないが、データがある東京消防庁と政令市(大阪市を除く)の消防局によると03年に計10万3848人を転院搬送し、うち2万2225人が重症者だった。この比率を全国に当てはめると約9万5000人の重症者が年間に転院搬送されている計算だ。「転送」と合わせると、年間10万人以上の重症者が最初に運ばれた病院では治療を受けられなかった可能性がある。
 重症者の転送は、患者の死亡率を上昇させる恐れがある。京都府立医科大の沢田尚久講師(循環器内科)らは00~03年に府内13病院に運ばれた心筋梗塞(こうそく)患者1458人を分析した。最初の病院で治療を受けた患者の院内死亡率は11.7%だったが、転送された患者は同15%と高くなっていた。
 北米では、病院のER(救急室)で全患者を受け入れ、重症度に応じて治療する体制をとる。駿河台日本大学病院の長尾建・救命救急センター長は「緊急性の高い患者が転送されると、治療開始が遅れ、死亡率が上昇する恐れがある。どんな救急患者にも対応できる医療機関に患者をまず運ぶ体制を作るべきだ」と指摘している。
 ▽救急病院 日本の救急医療では、入院を必要としない軽症者に外来で対応する医療機関を「初期」、入院が必要な患者を収容する病院を「2次」、生命の危機が切迫し、それらでは対応できない重篤な患者を治療する救命救急センターを「3次」と区分している。救急隊が患者の重症度を判断し、適切な病院へ搬送する。
 ◇転送で時間空費、手遅れ
 患者のたらい回しが多発したことを受け、77年から整備が進められた。旧厚生省の検討会は97年に「量的な整備はほぼ達成されつつある」との報告書を出した。
 04年6月、愛知県内に住む1歳の男児が交通事故で亡くなった。大声で泣き叫んでいた男児は、救急隊員に「重症ではない」と判断され、2次救急病院へ運ばれた。しかし症状は急激に悪化し、3次病院の救命救急センターに転送された時には手の施しようがない状態だった。
 センターの医師は「最初からこちらに来れば助かった可能性もある。こうしたことは、どこでも起きている」と話す。重症患者転送が相次ぐ救急医療体制を、改善する道はないのか。【鯨岡秀紀】
 事故は午前9時過ぎに起きた。自宅前の道路に飛び出したよちよち歩きの男児を祖母が抱きかかえたところを、走ってきた乗用車がはねた。
 救急隊は2人を約10キロ離れた2次救急病院へ運んだ。意識がもうろうとしている祖母と、母親に抱かれて泣き叫ぶ男児。より重症に見えた祖母から治療が始まった。
 祖母は意識を取り戻し、命に別条はないと分かった。引き続き男児の検査が始まり、骨盤骨折と肝臓損傷の疑いが判明した。検査中だった午前10時ごろから状態が悪化してほぼ心停止状態に陥り、約10キロ離れた安城更生病院(愛知県安城市)の救命救急センターへ転送された。午前11時47分に同病院に到着し、点滴や輸血、蘇生措置を受けたが、効果がなかった。緊急手術の準備が進められたが、午後1時40分に死亡が確認された。
 同病院の田渕昭彦・救命救急センター部長は「じわじわ出血し、すぐには見た目の症状が悪化しなかったのだろう。最初から3次病院へ運ぶべきだったが、CT(コンピューター断層撮影)などで検査しないと、医師でも重症と見抜けなかったかもしれない」と話す。
 このように、見た目は軽症でも実は重症だったという救急患者は少なくない。日本救急医学会が昨年10月、さいたま市で開いた救急医療のワークショップでは、救急医から「地域社会のニーズを考えれば、初期から3次まで対応できる医療機関が理想的だ」などの指摘が相次いだ。
 患者にとっては理想的なシステムだが、ある救急医は「2次病院が納得しないだろう」と言う。
 関東地方の大学病院の脳神経外科医によると、この大学病院周辺の2次救急病院がくも膜下出血の患者を受け入れるのは平日の日中だけだ。医師は「患者1人で月に300万~400万円の収入となる。救急患者受け入れは2次病院が効率的にもうける手段だ。しかし、休日や夜間の受け入れは体制整備に費用がかかるので、平日の日中だけにしている」と語る。
 この医師は「こうした病院は年間の手術件数が少なく、手術成績もよくないはずだ」と漏らす。
(毎日新聞) - 3月19日3時10分更新


チラシの裏ながら、自分もそれで家族を亡くしております…

品で移植って、どうよ?

2006-02-27 21:43:24 | アンチ
手術直後に邦人7人死亡=中国での移植、計180人以上-厚労省研究班が調査

 【北京26日時事】肝臓や腎臓の臓器移植を受けるため最近2年間に中国へ渡った日本人少なくとも7人が、手術直後に上海や遼寧省瀋陽などで死亡していたことが26日、分かった。これまでに中国で移植手術を受けた日本人が、計180人以上いる事実も判明した。中国の臓器移植では、ドナー(臓器提供者)が死刑囚である点など人権上の問題が指摘されている。厚生労働省の研究班と日本移植学会は、安全性を含めた実態把握に向け、渡航移植者の調査に乗りだした。 
(時事通信) - 2月27日7時0分更新


確かに、日本は法整備が遅れているし、アメリカで移植手術を受けると高額だし、ですが…
反日国家で臓器を買う日本人の気持ち…複雑な気分です。
肝臓はともかく、腎不全になった疾患の問題や、透析に頼らざるを得ない日本の実情では、で、実は腎臓を移植しても、透析をしても変わらないと言うお説もございます。

リタリンについての知見

2006-02-09 21:34:43 | アンチ
ADHD治療薬で51人死亡、米政府が調査へ

 【ワシントン=笹沢教一】米食品医薬品局(FDA)は8日、米国内で注意欠陥・多動性障害(ADHD)の治療のため、薬の投与を受けていた大人や子供51人が死亡していたことを明らかにした。ロイター通信が報じた。

 死因には突然死や心血管障害などが含まれ、治療薬の副作用の恐れもあるとして、FDAの薬品安全に関する諮問委員会が9日にワシントン郊外で会合を開き、死亡との因果関係を検討するととともに、今後の追跡監視や規制などについても議論する。

 FDAが公表した78ページにわたる報告書などによると、1999~03年の調査で、米国でADHDの治療に使用されている英シャイア・ファーマシューティカルズ社の「アデロール」の服用者に24人、日本では向精神薬としても使用されているスイス・ノバルティス社の「リタリン」と同タイプの薬の服用者に16人の死亡例があるという。

 ただ、死亡者の中に高血圧症の人が含まれていたことなどから、FDA当局者は「それぞれの薬による死亡率は100万分の1以下」との見方を示している。

 アデロールを巡っては、カナダでは昨年、服用者20人が死亡したとして、販売の一時停止措置が実施された。

          ◇

 国内では、うつ病などの治療薬としてリタリンが認可されており、ADHDは保険の適用外になっている。ADHDでリタリンを使用した複数の患者について、副作用とみられる全身けいれんの事例が報告されており、2002年11月、使用上の注意の中にその事実が明記された。
(読売新聞) - 2月9日13時10分更新


リタリン:某総理が服用していると噂されているお薬。
適用・効果効能などについての詳細は医薬品医療機器総合機構のホムペをご参照ください。

再生医療後退?

2006-01-10 21:51:33 | アンチ
ES細胞すべて捏造 ソウル大最終報告「科学界を欺いた」

 【ソウル=黒田勝弘】韓国の国立ソウル大学は十日、内外を騒がせてきた黄禹錫(フアンウソク)教授の胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究捏造(ねつぞう)疑惑について最終調査結果を発表し、人の臓器や組織の再生など再生医療の画期的な発展につながるES細胞の作成には成功していなかったとの結論を確認した。
 ソウル大調査委員会はこれまですでに二回似たような発表をしているが、最終報告では二〇〇五年論文に加え二〇〇四年論文についても捏造とし「黄教授がES細胞作成に成功したといういかなる科学的根拠もない」と断定した。
 この結果、世界で初めて難病患者のヒトクローン胚からつくったとする患者適用のES細胞はまったく存在せず完全な捏造と結論付けられ、論文もすべて虚偽ということになった。同委員会は「科学界および大衆を欺くもの」と黄教授を厳しく批判している。
 発表によると、黄教授はES細胞作成の前段階にあたる「胚盤胞」の作成技術には達していたとしているが、これもすでに他に前例があり独創的なものではないとし「ES細胞作成の基本的技術はある」とする黄教授の主張を強く否定した。
 「黄教授のES細胞は完全虚偽」と結論付けられたことで、黄教授に対する責任問題が改めて表面化しており、検察当局は近く調査に乗り出す方針で法的処罰も避けられない情勢だ。
 調査の結果、黄教授は研究のため二千個以上もの卵子の提供を受けたといい、卵子入手の問題点のほか「ES細胞成功」を内外に宣伝し政府などから提供された巨額研究資金の行方なども問題になりそうだ。
 韓国世論は一時は国民的英雄だった黄教授に対する失望や怒りが広がる一方で、依然として黄教授擁護論も根強くインターネット上などでは論争が続いている。
     ◇
【用語解説】ES細胞とヒトクローン胚(はい)
 ES細胞(胚性幹細胞)は、万能細胞とも呼ばれ、さまざまな臓器や組織に分化、成長する能力を秘めている。培養すればほぼ無限に増やすことができ、病気やけがで失われた臓器や細胞を修復する再生医療への応用が期待され、世界各国で研究が進んでいる。ただ、第三者の受精卵の胚からつくる方法では患者に移植した際に免疫拒絶反応の恐れがある。倫理上の問題も指摘される。一方、クローン胚は核を抜いた卵子に体細胞の核を移植してつくる。患者本人のクローン胚からES細胞を作成したとする黄教授は、画期的な手法の実践者として注目された。
     ◇
【黄禹錫教授の研究捏造疑惑】
2004
 2・11 「ヒトクローン胚からのES細胞作成に世界で初めて成功した」との論文を米科学誌サイエンスに発表
2005
 5・19 「病気の患者の皮膚細胞からクローン技術でES細胞を作るのに成功」とサイエンスに発表
 8・ 4 「世界初のクローン犬を誕生させた」と英科学誌ネイチャーに発表
10    ソウル大に世界初のES細胞バンク創設。黄教授が所長に就任
11    黄教授が研究チームの女性2人から実験用卵子の提供を受けていたことを認め謝罪
12・15 韓国メディアが「5月の論文のES細胞は存在しなかった」と疑惑を報道
12・16 黄教授が「論文に添付した写真が誤っていた」として5月論文を撤回
12・23 ソウル大調査委員会が5月論文は捏造だったと発表。黄教授が謝罪会見
12・29 調査委がクローン技術によるES細胞自体が実在しないと中間報告を発表
2006
 1・10 調査委が最終調査結果を発表
(産経新聞) - 1月10日16時8分更新

再生医療への影響必至

 韓国・ソウル大学の黄禹錫教授のグループが行ったヒトクローン胚から胚性幹細胞(ES細胞)をつくる研究がすべて「捏造」であることが十日、同大の調査委員会の最終調査結果で明らかになった。相次いで不正が発覚するなかで、黄教授が初めて発表した二〇〇四年四月の米科学誌サイエンスの論文まで否定されては研究自体が存在しなかったことになる。先端科学研究にとって前代未聞の最悪の事態といえ、再生医療に欠かせないES細胞の研究に少なからず影響を与えそうだ。
 未受精卵の核を取り除き、患者の体細胞の核を入れ替えてつくったクローン胚から、ES細胞をつくる方法は、患者の遺伝子そのものを持ったES細胞なので、それから組織や臓器をつくっても拒絶反応が起こらないため、再生医療のもっとも有効な方法のひとつとされている。しかし、コピー人間作成につながるクローン胚の使用の倫理的問題に加えて、ヒトクローン胚からES細胞をつくることの技術的困難さは一通りではなかった。
 黄教授は捏造した論文により、一躍世界のトップリーダーとして評価されたが、今度は急転直下、科学史に大きな汚点を残すことになった。突出した成果は、必ず後続の学者によって同じ結果が出るかどうか「再現性」を検証される。いずれ捏造は発覚するのだが、黄教授が「細胞はすりかえられた」などと言い訳していたように、時間がたてば細胞の存在自体もうやむやになると考えていたとすれば、あまりにも軽率だ。
 これにより各国のES細胞自体の研究にも影響が出ることは否めない。先進国のES細胞などについての研究は倫理委員会の審査を経て行われているが、優れた研究に対する評価が必要以上に厳しくなり、研究費の増額が滞るなどの事態が起こるかもしれない。ES細胞の臨床応用を切望している患者にとってもショックは隠せないだろう。学問研究の競争主義、成果主義などが生んだ悲劇とはいえ、罪は深い。
(産経新聞) - 1月10日16時8分更新


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この「真っ黒くろ」な騒動、単に「科学界を欺いた」だけじゃないでそ?
かの国の方々は、ネット上では「チョーセンヒトモドキ」とか言われていますけど。