453人が海外で臓器移植 厚労省研究班が調査
海外で心臓、肝臓、腎臓の移植を受けた患者は、少なくとも453人との調査結果を、厚生労働省研究班(主任研究者・小林英司自治医科大教授)が9日公表した。
内訳は心臓が103人(うち18人は死亡)、肝臓は199人、腎臓は151人。心臓は1988年以降の全例だが、肝臓と腎臓は現在、国内の医療施設で免疫抑制剤投与などの治療を受けている患者のみ。
渡航移植を全国規模で調査、公表したのは初めて。心臓、肝臓の移植は米国が多かったのに対し、腎臓は中国とフィリピンが目立った。
渡航移植は国内での臓器提供者不足を背景に増加、一方でアジアでは臓器の売買や死刑囚からの提供があると問題点も指摘されている。調査は、倫理面や安全性について検証する目的で、日本移植学会所属の医師を対象に1-2月に実施した。
(共同通信) - 3月9日23時16分更新
特に心臓は「小児の心臓移植」の問題があるから、さもありなむ、と思います。
しかし、腎臓は…品ですか…
死刑囚からの移植>品ですからね…