ちのとこ

たぶん プチブライスな毎日。←えええ!?
 今はゴールデンカムイに浮気中です(多分来春くらいまで)。

セタプクサ号バスツアー(二度目) 萱野茂二風谷アイヌ資料館編前編

2021-08-24 18:10:43 | 金カム脳
セタプクサ号バスツアー
札幌駅🚌千歳空港(乗る客がいればいない場合は途中SAでトイレ休憩)🚌ウポポイ🚌平取町二風谷コタン🚌千歳空港(降りる客がいれば)🚌札幌駅

バスはウポポイから二風谷コタンへ
この移動に1時間半くらいかかります。
イベントが同時期に開催されてたりで
どちらも行きたかったので、このツアーがありがたかったんですが
どちらも行けた今は、どちらかに一日ゆっくりいられる方が良いと思ってます。
一ヵ所が全然時間足りないです。

萱野茂二風谷アイヌ資料館
私設の資料館です。 
7月に行った時は平取町立二風谷アイヌ文化博物館 を観ました。
時間がたっぷりあって両方観られるなら、どちらも見ますっていう
チケットがあってそれがお得です。
しかし私たちには時間がなかったので、前回も今回も一ヵ所ずつ。
それで本当によかったと思います。
すごい見ごたえなんです><
萱野茂さんのコレクションが膨大
ここから二風谷アイヌ文化博物館にもだいぶ寄贈されてるそうです。

正直新設からさほど経ってないピカピカ最新鋭のおしゃれなウポポイや
二風谷アイヌ文化博物館さんと比べると、
ちょっと展示が雑だし埃っぽい感じあるんですが
とにかくコレクションが膨大(二回目)



まずこれ観てください!
話には聞いてたでしょう。
鮭皮の着物です。
復元したものだそうです。


マジ本物ですよ。
しゃぶりたい。美味しそう。


一緒に展示されてたのがクマの手の
火打道具入れ。
これってアシリパさんが持ってたやつです(21巻204話)。
思ってたよりでかい。
考えてみたらヒグマの手なんだからこの大きさだろうけど
アシリパさんの持ち物だからもう少し小さいイメージでした。


鮭皮の靴。
チカパシが樺太で鮭かわからないですけど
魚皮の靴履いてましたよね。
北海道ではずっと裸足だったから、
樺太で手に入れたんだろうか。


煙草入れとキセル入れ
キロちゃんデザインではないですけど
つい思い起こしてしまいますね。


使い捨てのお箸とかです。
使い捨てってどういうこと。



笹舟とか、ちょっとした楽器とかです。
不思議なのはムックリって材料が竹とか鉄とかなんですよね。
どっちもアイヌコタンにはないものだと思うんです。
交易で得たものとか、
またはその端材を使って作ったものなのかしら
と思いました。



こちらもキロちゃんを思い出す針入れチシポ
四角いのは糸巻きです。



ストゥです。アシリパタイプ。


キサラリさん。


アットゥシ


アットゥシの機織り機です。
これめっちゃ興味ある。
半幅帯が織りたいです。


萱野れい子さんの作品色々。
マタンプシにテクンペ




これはゴールデンカムイではまだ出てきてないですけど
ラウンクッ女の守り紐
貞操を守る意味で夫だけが触れられる、
自分が触ることも憚れるような神聖な紐らしいです。
それだけに、時によってはどんな化け物も封じる力があるほどらしい。


7月に行った二風谷アイヌ文化博物館にもあった展示方
こうやって、衣類を引き出して観られます。
表裏見られるし、すごく近くで見ることができるので良いです。


各地によって地域色があるそうです。
違うのはとてもよくわかるんですけど
地域色ということまではわからなかった。
個人差かもしれないじゃないですか。
別の手の作で同じ地域のが
複数あるならわかりやすいかも?
でもそんなコレクションはさすがに無体か。
ならば説明文入れて特徴を明確にしてもらえたら
ありがたいなと思いました。

ともあれ、この展示の仕方はとても見やすくて好きです。
引き出しを開ける楽しみもあります。
いちいち面倒と言われちゃうとアレですが


チセの模型です。
うちのドール入れたい(´▽` )


ちゃんと食糧庫や、小熊の檻もあります。



アイヌ語色々




素敵な版画で撮ってきましたが、
説明文を読んできませんでした。すみません。


急な大天狗



これすごいでしょ!
鹿の角です。
鹿の角を組み立てて作ったテーブルとイス


なんかちょっと日高のエディー・ダンのコレクションを思い出すw
(今7~8巻見返してみたけど、これはありませんでした(´艸` ))



せっかくだからゴトリを乗せる。

<次は二階と、外回りです。>




セタプクサ号バスツアー(二度目) ウポポイ常設展編

2021-08-23 23:10:22 | 金カム脳
常設展はアイヌやアイヌにまつわるあれこれの展示です。
ゴールデンカムイに関わる特別展にあったような
明治というくくりはないです。


生地は木皮草皮ばかりじゃなくいろんなものが使われてます。
元々は交易がさかんだったので素材はコタン内ばかりじゃなく
色々と手に入ったのだと思います。


本当にいろんな衣装があって素敵です。


自分の家族用に作ったものがこの技術ってすごいですよね。
それとも腕のある人は交易用にも作ってたのかなぁ。


これなんかは襟がたぶん和人の錦っぽいです。
ミスマッチ感


ゴールデンカムイで
森の中でアマッポを仕掛ける描写がよく出てきますが
和人に毒矢を禁じられてしまいます。
勝手に上陸してきて暮らしを荒らす和人。
しかし和人にしたらやめてくれと言いたくなるのもわかる。


連名で訴え。

右に写ってるのはアシリパさんがしょってるような矢筒
下にあるのは毒を調薬する器です。


こちらは編みバッグ色々。
下の四角て蓋つきのペタンコバッグは
インカラマッが持ってたタイプでしょうか。
私はアシリパやキロランケが額から下げてた
サラニプ(右上)にめっちゃ興味あって欲しいんですが
現実的に使うとなったら左下にあるような形の方が
使いやすいのかな。


テクンペも生地と同色の刺繍だと洗練されて見えますね。
手首のとこに錦が使われてる。
せっかくお洒落なのにミスマッチ感(゚▽゚)


このマキリの彫の繊細で美しいこと!!
後ろに見えるイタは樹布表現なので
おそらく貝澤徹さんの作品だと思われます。
なのでこのマキリも貝澤さんか、違っても
現代の作家さんの作品だと思います。



こちらはイタや煙草入れやマキリ
上段まんなかの△のは手拭い掛けだそうです。
おっしゃれー!


樺太の少数民族の衣装。


どこの民族のものかという特定はされてませんでした。


本当に刺繍が繊細で緻密ですてきです。


ニヴフの革製バッグ(巾着)も可愛いです。


草皮衣
アシリパさんの服地ですね。


ヌソから私落ちた。
犬ぞりの「ヌソ」の模型です。
操縦する人が履くスキーもついてる(´▽` )
トホートホートー!


カンジキです。


和人がアイヌのことを描いた記録絵


ラッコの毛皮です!!ラッコでかい!!
これの中身を谷垣はもらったんでしょうか。

となりの細長いのは、クロテンです。
氷が張る前の季節の川で、渡り橋(丸太)に罠を仕掛けられて
ウイルクやアシリパによく獲られちゃってましたね。


ウポポイの常設展はこれで終わり。
結局まだ観きれてないです。
外のチセとか工房とか今回も全く行けてないw

次は二風谷コタンへ移ります。





セタプクサ号バスツアー(二度目) ウポポイ特別展編後編

2021-08-22 21:01:13 | 金カム脳
ウポポイ特別展=
『第2回特別展示 「ゴールデンカムイ トゥラノ アㇷ゚カㇱアン ― 杉元佐一とアシㇼパが旅する世界 ―」』の後編です。


これは7月の時も紹介した八甲田山の遭難事件の
救援活動に参加したアイヌに関しての展示です。


読めるかな??


唐突にキロちゃん。
キロちゃんのマキリは悲しくて見られない。


その後ろに写っていた中佐の大礼服。
淀川さんが式典の時着たんだな。


日露戦争の写真や画報です。


戦況を伝えた号外新聞。
不死身の杉元載ってるかな??


これも7月に撮ったけど、人力ソリ。
人力車じゃない。


人力ソリのバックに使われたでかい背景布。
写真ぽくないんですよね。絵っぽく見えます。
でもたぶん、下の方の雪はモロ写真ぽいので
写真を絵っぽくみえるように加工したものなんじゃないかな??
と思いました。


開拓の村さんの提供。


これこないだ気づかなかったんですよ。
たぶん隣が二瓶さんで、村田銃の美しさに感動して
目に入らなかったんだと思う。
これはモッコ背負いのモッコです。
イワシを入れて担いで運ぶやつ。
キラウシや、用一郎さんも背負ってました。
すんごいデカくてびっくりしました。
こんなデカくてごつくて、
その割にあまり入らなさそうなもの
担いで運んでたんだぁ。
モッコの重みだけでやんなりそう。



こちらは永倉新八さんの木刀です。
そんな本物の本人のゆかりの品!


1875年の樺太最南部のアニワ湾岸の住人
800名以上が北海道へ移動し
村々はほぼ無人となった。
その後そこへ新たにロシア人が移住した。
148話で、このような歴史的経緯が取り上げられている
という展示です。


左から
樺太戦を報じる雑誌
ロシア人によるアイヌ学校
二ヴフ(ギリヤーク)とウイルタ(オロチョン)

ニブフとウイルタという民族名は
ゴールデンカムイで初めて知ったんですが
ギリヤークとオロチョンというのは聞いたことがあります。
知ってる単語です。
ギリヤークはロシア側からつけられた名前らしい。


7月の時も載せましたが
樺太アイヌの衣服。


帽子はヘンケ(ヨーヤンケ)が被ってたのに似てるし
ベルトはエノノカちゃんがしてたのと同じ。

ところでキャラクターの説明も展示にあって
それがかなり的確で感動ものなんですが
エノノカちゃんのおじいちゃん(ヘンケ)の名前って
ファンブックにしか乗ってないのに、
ヨーヤンケって名前が載ってました。
(撮ってない><)
ホント好き。この展示した人たち!


トナカイと国境越え、尾形の治療におまもり
トナカイの肩甲骨占いと
何かと世話になったウイルタ民族のもの。
この手袋の刺繍は白石が被ってた
ウイルタの女性用帽子の模様にも似てますね。


この衣装もめっちゃ可愛いですよね。
袷が中国っぽい。


この裾の飾り見てくださいよ。可愛すぎる。
そして刺繍が素敵。
色味的にさっきの手袋とお揃いですかね。
同じ作者かな。


この木偶は尾形のサマによる祈祷治療の時出てきました。


こちらは亜港近辺のニヴフの手袋
ますます刺繍が繊細できれいです。
模様がヨーロッパぽくなってきました。
下のラインなんか唐草模様だなーと思います。
この手袋欲しい。



ニブフは魚の皮をなめして衣類を作ったり
魚の皮でつくったおやつ「モス」をふるまってくれたり
お尻に目をかく「化け物川」のお話の思い出。
これは鯉登君が借りてたニブフの服に似てます。


7月の時も撮りましたが、ホントこのパネルってんですかね
いいんですよ。でかいのに粗くないんです。 



近づいて行っても、ドットじゃないんですね。
逆に肌質が分かるようなほどですよ。
プリントの技術も進化してるんだなあ


ほんっとかっこいい有古✨


キャラクターの説明



メインキャラのはメインキャラのそれぞれのパネルの近くに
説明文の添付もあったんですが
白石は入り口でウエルカム白石してたので
説明文貼る場所がなかったんでしょう。
こちらに説明文が載ってます。


この文章がホント端的かつ的確なので
メインキャラのを撮ってこなかったのが悔やまれます。
どうせ知ってるしと読んでもこなかったです。(つд`)
すごくゴールデンカムイファンで、
すごく頭のいい人が書いたんだ。


三井物産の看板??

特別展はこれで終わりです。
続きは常設展。
常設展やっぱり駆け足になってしまいましたが
7月とは違うとこ観てきました。


セタプクサ号バスツアー(二度目) ウポポイ特別展編前編

2021-08-21 19:15:25 | 金カム脳
8/21(土)
セタプクサ号バスツアー
7月に続きまた行ってきました。

7月(前回)のは

めちゃくちゃありますねw(゚▽゚)
今回もいっぱい撮ってきましたが、
多分それほど重なったとこないと思います。
特別展のに若干重なりはあるかな??

ここでいう
ウポポイ特別展とは
その(私的に7月にも行ってるので二度目の)前編です。


前回は寄らなかった千歳空港です。
ここで乗車する客待ち&トイレ休憩待ちのセタプクサ号。


ウポポイ入り口への通路です。


おしゃれな誘導道路ですよね。


今回も入ってすぐ食事をした私たち。
キナオハウ(野菜の汁もの)単品にしました。
お茶は7月と同じイタドリ茶でした。
ワラビ嬉しい。


外気温25度くらいだったので、屋外で食べました。


施設内のトイレに行く通路に貼ってあったポスター。
北鎮記念館から特別展に出品されたものが
なんか全部がっちゃいんですよ。
もっといいもの持ってるだろ!
知ってんだぞ!!って思ってたら、
北鎮記念館でもこんなのやってんだもの(行きたい)。
夏休みの取り合いですかね。
でも同時期にこんなことしてないで
協力しなさいよ!野田サトル先生に!!って思いました。


特別展です。
最終日の一日前。
今回は11時からの予約にしました。
(そしたら、バスのチケット予約込々コースは12時からにしてましたw
前回は11時からで、私たちは12時だったの。気が合わん(´艸` )
でも伝統芸能とか観るんだったらやっぱり博物館の予約は12時からが正解と思う。私たちは前回そっちは見て満足したので、博物館の展示に時間を割きたくて今回は11時からの予約にしました)
11時の予約は11時から11時59分までに入るという意味です。
実際に入ったのは11時40分くらいだったかな?

実は入ってすぐが白石なのでした。
ウェルカム白石がお出迎え。
もうこれだけで、
この展示作った人たち
ゴールデンカムイわかってるぅ~
あんたも好きねえ~♪って気持ちにさせてくれる。


単行本のカバー絵がずらり。


記念すべき連載一話めのヤンジャン!本誌の展示です。
やっぱこの大きさイイよねえ
見切れてるのはアニメのDVD.



杉元はおとなしくしてたらいくらもらえたんでしょう。
もし百円だとしたらもらえてても寅次の言う額に足りないんですよね。
今の時代で200万ぐらいだとしたら、年金としても少なくないですか?



これ↑はこの展示ではなく、TWのTLでみかけたもの。
1906年9月の官報にあるという杉本佐一(杉元佐一の名前のもとになった
野田先生の実祖父)に確かに功七級金鵄勲章が与えられてる記録です。


北海道の砂金の粒。
ちょうど本誌がね~~!
なんとタイムリー✨



アシリパのとこ、
7月も私結構しつこかったんですが


これが


こう!!



前回どこにでもあるのに、どこのも撮らなかったキサラリです。
中身鎌だっていうのがいまだに受け入れられず。
確かに形は鎌だよね。


いました!三人目!!
前回二人しか見つけられなかったんですよね。
今回も私は気づかず、
同行者のmamiさんが気づいて教えてくれました。
お酒持って待ってた白石イイ奴。

この先、反射で見えねえシリーズ。↓


インカラマッの服の模様めっちゃ素敵なんですよ。
前後ろとも撮りたかった。


反射!


はんしゃぁああああ


北鎮記念館から貸し出された軍服
鶴見さんなのに兵卒軍衣だし、しかも二等卒なんですよ。
ありえなくないですか。
宇佐美と尾形がまだ二等卒時代という
本誌(まだ単行本になってない)があって
体面保たれた。
7月の時に言ったけど、弾薬盒に油缶ついてないし
帯革に剣差しもついてない・・・。


その二等卒軍装の軍袴のボタンを撮ろうと思ったんですよ。
全力で反射で邪魔しなくてもw
やましい気持ちで撮りたかったわけじゃないのに(つд`)
しかも映り込んできたメンバーに説得力があるw



土方さんとこは、囚人服と看守服。


看守服は網走監獄博物館からです。
これも資料として撮りたかったんですが
私の腕が映り込んでまるで、バックハグしてるみたいなw
心霊写真みたいになってしまった。こわいこわい。


反射ではないんですが、国境標石。


私と、白石ドールの影が!!!
可愛いからいいっちゃいいんですがw
7月の時こんな照明でしたっけー

<続きます 次も特別展>



クッチ

2021-08-20 18:38:57 | 金カム脳

クッチは、サルナシの実です。
私はコクワっていう。
コクワはヤマで自然になってるのを見つけて
その場で食べるものだと思っていて
コクワの実を売ってるの見かけても
買ったことなかったんですが、
考えてみたらここ30年
コクワがなってるようなとこへ
行ったことが無かった。


こんなに一度に食べたことないんで
バスツアー前に肛門がかゆくなってしまったらどうしよう!!
と思いながら買ったのですが
これまだ全然蒼くてすぐ食べられるようなものではなかった。
追熟が必要なんだ~と
りんごと一緒に置いておいたんですが
あんまりうまく熟しませんでした。
これ(店頭で買うコクワ)ってもしかして、
普通に食べるものというより
お酒に漬けたりする用なんでしょうか??


コクワを食べたことない人。
見た目も味もけっこうキウイに似てます。
キウイをぎゅっと小さくして、ごく甘にして
のったり(←熟してる)させた感じ。
毛はないのでそのまま食べます。
独特のなんていうかえぐみ?
フィリピンパイナップル食べる時の痒み?
表現が難しい癖があって、
だから「食べ過ぎると肛門がかゆくなる」程食べた経験はないですけど
なんとなくわかる気がします。


図書館に予約してあったPEN4/15号
やっと順番が来ました。