照海穴

効能　滋陰補腎、陰キョウ脈の生ずる所である。

内踝の下１ｃｍ程。川や海は多くの渓流の王である。ついには海に帰る。

照というのは腎は水火の臓であり水中に火があるという古説があるので照海と名付けられた

本穴は腎経「陰経」のなかの陽穴である。心神を清し、喉を利し湿熱を泄する

いわゆる陰気を作り潤すのによく使用する。女子の帯下「胞内の於血」子宮脱、月経不順、疝痛、遺尿
失眠、ヒステリー、めまい。鍼灸集錦より

特に眼疾によく使う、いわば銀海朗照「天気晴朗で海が銀色に輝く」意を表す。

張潔古は「夜間に癇症（てんかん）が起これば陰喬を灸す」と言った。本穴は陰キョウ脈の起こりである。

眼のかすみ「潤い不足」なども陰虚である。心臓の慌て「熱」なども陰気不足である。

２日の月曜から４日水曜まで

癌の既往歴のある方４人、膠原病１人と

特にそれの治療を頼まれるのではありませんが、ものすご～く気が消耗するのである。

本日に至っては施術後、ほてるほてるのです。

これは専門では陰虚「陰気の消耗になります」といいます

こうなるとゆっくりと休まねばなりません。

馬場先生がご健在だったころには山に連れて行ってもらっていました。

自身では滝の精「正陰」を頂きに塩江にいきますが、あと山の芋やネバネバ食品をいただきます。

そしてゆっくり養生します。

お察しのように、癌は陰虚、膠原病等も陰虚ですから、施術者は陰気を与えるようになるのです。

だから、いわゆる潤すエネルギーが消耗して、ほてりや、眠れないほどのつかれが出るというわけです。

選んだ仕事だから