蛍のひとりごと

徒然に、心に浮かんでくる地唄のお話を、気ままに綴ってみるのも楽しそう、、、

演奏動画 「新三番叟」

2021年10月29日 | 演奏動画のご紹介
本日ご紹介するのは
新三番叟(しんさんばそう)
です。

「三番叟」とは「三番」あるいは「翁」といわれる能楽の演目の一部分です。
「式三番」は数ある能楽作品の中でも「能にして能にあらず」と別格に扱われ、
見る者を楽しませる芸能ではなく、平和と豊穣を願う神事として執り行われてきました。

翁・千歳・三番叟の3人の歌舞から成り、三番叟は五穀豊穣を寿ぐ快活な舞を、
特徴的なリズムを持った演奏にのって披露します。
この「三番叟」の器楽的な特徴をテーマとして
、昭和37年に三絃二重奏として唯是震一氏により作曲されたのが「新三番叟」となります。

聴きどころはなんと言っても強弱・緩急。
高音パートと低音パートに分かれての、細かな強弱の弾き分けや緩急の表現をお楽しみいただけます💕

このような時だからこそ、平和と平穏を祈り、生命力あふれる豊かな未来を寿ぐ曲を😌✨

演奏動画はこちら👇
https://youtu.be/qwgesNgll4I

(文責:金田)

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