昨年7月、両親が孫に殺害されて以来、誰もいなくなった実家。
その後、現場検証を終え、立ち入ることを許されたのが、昨年9月。
(ちなみに、現場検証に立ち会ったときは、大量の血痕を見て、
とてもつらい思いをしました
)
それ以来、ほぼ毎週、土日、実家に通って、畑の草刈り・野焼き・
耕耘機を使ってのすき込みをしてくれているダンナ。
彼も長崎の農家の出身だとはいえ、高校を出てからは建築関係の会社に
就職し、農機具とは無縁の生活を送っていたというのに、
実家にあった草刈り機や耕耘機をいつの間にか使いこなしていることが
頼もしく思えます。
ダンナは、私の両親のことを、実の親のように慕っていてくれたのです。
だから、「あの家と畑は、ほっておいたら、お化け屋敷のようになる」
と、毎週、作業をしてくれるのです。
この週末は、ずっと雨だったのですが、二人とも、作業服を着て、
その上に、納屋にあったオトンの防水服上下を着て、長靴を履き、
ヘルメットをかぶって、元畑だった土地の草刈りと、片付け。

ほんまに、ありがとう、主任さん。
(30年以上前、初めて会ったときからの愛称で、今は一応「支店長」だけど)
オトンとオカンも、「主任さん、ありがとう!」と、あの世で喜んでいるはず。
それにしても、昨年7月16日、早朝に
私のオトンとオカンをバットや角材で殴り、包丁で心臓を刺した甥の心境が、
いくら考えても、わからない。
ついでのように、ご近所の78歳の女性も、同じ凶器を使い、殺してしまった。
この1年以上、ずっと私は苦しんでいます。
食欲がなく、5kgほど痩せました。
他人への思いやりがなく、衝動的に人を殺すという人間が、実際に
身内にいたのだと、驚きます。ショックすぎます。
***************************************************

ダンナが刈った葉に乗っていた、小さいカタツムリ。
「ここはあぶないから、こっちに行こうね」
と、別の場所に移しました。
実家の畑では、カエルや昆虫など、可愛い生きものに出会えます。
そんな楽しみも知らず、部屋に閉じこもってパソコンをいじったり
経済学やFBIや宗教の本を読んで、26歳まで過ごしていた甥。
命の重さを知らなくて。
労働のつらさ、それと引換えの報酬も、おそらく、知らなかったのです。
彼は、一生塀の中か、もしくは、死刑になるはず。
精神鑑定を何ヶ月も受け、刑事的責任能力があると判断され起訴されたのですが、
何の生産性もない男なので、マジで、死んでくれ!と、思います。
オトンとオカンは、孫に殺害されるために、82歳まで生きたわけじゃない。
そんな人生の終わり方、残酷すぎる。
毎週末、実家の片付けに行くたび、オトンとオカンの姿を思い出して、
切なく、やるせない気分になります。
でも、長女として、頑張る。ダンナに支えられて。
その後、現場検証を終え、立ち入ることを許されたのが、昨年9月。
(ちなみに、現場検証に立ち会ったときは、大量の血痕を見て、
とてもつらい思いをしました

それ以来、ほぼ毎週、土日、実家に通って、畑の草刈り・野焼き・
耕耘機を使ってのすき込みをしてくれているダンナ。
彼も長崎の農家の出身だとはいえ、高校を出てからは建築関係の会社に
就職し、農機具とは無縁の生活を送っていたというのに、
実家にあった草刈り機や耕耘機をいつの間にか使いこなしていることが
頼もしく思えます。
ダンナは、私の両親のことを、実の親のように慕っていてくれたのです。
だから、「あの家と畑は、ほっておいたら、お化け屋敷のようになる」
と、毎週、作業をしてくれるのです。
この週末は、ずっと雨だったのですが、二人とも、作業服を着て、
その上に、納屋にあったオトンの防水服上下を着て、長靴を履き、
ヘルメットをかぶって、元畑だった土地の草刈りと、片付け。

ほんまに、ありがとう、主任さん。
(30年以上前、初めて会ったときからの愛称で、今は一応「支店長」だけど)
オトンとオカンも、「主任さん、ありがとう!」と、あの世で喜んでいるはず。
それにしても、昨年7月16日、早朝に
私のオトンとオカンをバットや角材で殴り、包丁で心臓を刺した甥の心境が、
いくら考えても、わからない。
ついでのように、ご近所の78歳の女性も、同じ凶器を使い、殺してしまった。
この1年以上、ずっと私は苦しんでいます。
食欲がなく、5kgほど痩せました。
他人への思いやりがなく、衝動的に人を殺すという人間が、実際に
身内にいたのだと、驚きます。ショックすぎます。
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ダンナが刈った葉に乗っていた、小さいカタツムリ。
「ここはあぶないから、こっちに行こうね」
と、別の場所に移しました。
実家の畑では、カエルや昆虫など、可愛い生きものに出会えます。

そんな楽しみも知らず、部屋に閉じこもってパソコンをいじったり
経済学やFBIや宗教の本を読んで、26歳まで過ごしていた甥。
命の重さを知らなくて。
労働のつらさ、それと引換えの報酬も、おそらく、知らなかったのです。
彼は、一生塀の中か、もしくは、死刑になるはず。
精神鑑定を何ヶ月も受け、刑事的責任能力があると判断され起訴されたのですが、
何の生産性もない男なので、マジで、死んでくれ!と、思います。
オトンとオカンは、孫に殺害されるために、82歳まで生きたわけじゃない。
そんな人生の終わり方、残酷すぎる。
毎週末、実家の片付けに行くたび、オトンとオカンの姿を思い出して、
切なく、やるせない気分になります。
でも、長女として、頑張る。ダンナに支えられて。