鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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モエレのオジロワシ 3/26-その④ 五六蔵の流儀 (メスの)歌子の登場!

2020年03月29日 | オジロワシ
2020/3/26 とうとうこの日の最後の記事となります

この日の記事としては
その① モエレのオジロワシ 3/26-① 一二郎 三四郎 そして 五六蔵(ごろぞう)
その② モエレのオジロワシ 3/26-その② おまさ の登場 五六蔵とカップル?
その③ モエレのオジロワシ 3/26 その③ 三四郎、一二郎 そしてキンクロ次郎
番外編 モエレのオジロワシ 3/26-番外編 上空を舞うオオワシの幼鳥
があります


この記事は その③ の途中で起きたことになります
とても興味深い出来事なので この記事の中に出てくる 五六蔵と 憲子は
ツガイなのではないかと思いました。
おまさ が五六蔵のツガイなのかと思ってしまったのは 早とちりでありましたが
そう思った理由と そうで無いことを確認してみたいと思います。


ここは C-D 海峡辺りでありまだ氷が残っている所になります

向こう側の水辺が見えますが その手前にいるのが五六蔵となります
一二郎はすでにいなくなり 三四郎は ずっと左の見えないところに居ます


この五六蔵が いきなり飛び上がります


 





真っすぐ斜めに こちらの方へ飛んできます!















右翼指 3枚目の先の傷が 五六蔵であることを よく示していますが
水辺の上を






抜けてきて



マガモや



キンクロハジロを眼下に通り過ぎ


 
降りそうになった時


なんと



木の枝が被ってしまい 見えなくなってしまいます・・・。


あわてて 右に体をずらして場所を移動すると

カラスの飛んで行く方向には




大きな魚を獲った五六蔵がいて


今まさに

魚に嘴をつけたところでした


あたりを見回す

五六蔵になりますが
この魚は フレッシュで 生きていると思われます


くちばしを 魚の顔あたりに



入れて




念入りに最初の処理をしているみたいです
いきなり食べることはしませんね・・・。



カラスがうるさいので


追い払う



五六蔵ですが






また追い払ったのち


魚を

左足で掴んで



少し 跳びあがるのですが












見事な フナあるいはコイが見えますね


そうして場所を少し移動した後
 


おもむろに魚を

足で持ち上げてから








ひっくり返す



五六蔵がそこにいます


このまま魚の首の辺りに

くちばしを入れて
中の内臓を(心臓かな)引っ張り出す



胸の毛の真っ白な 五六蔵です


さらに

えらの辺りに嘴を入れて


何かを引っ張り出し食べていますね
まるで 漁師さんがやる 活〆 のようですね
一郎なども 雷魚を上げた時にはまずこうやって 心臓を取り出し
動けなくしていたことを思い出します

いわゆる 下処理をしている ということの様です。
これは経験豊富なオジロワシの成鳥のすることだとは思います


カラスがうるさいようで

また



跳んでから


今度は

首の辺りの何かを



食べています


エラのところにも嘴を入れて




 
綺麗に掃除をする



五六蔵ですが 魚を食べる様でもなく
このまま空を見ていますね・・・

どうして食べ始めないのかは すぐに分かるのですが


ここで 五六蔵は 




飛び上がって


中洲の向こう側へと




魚を持って飛んで行きます


そして

浜辺に降り立ったのですが



後ろの方を

チラッと眺めたのち


また飛び上がるのですが

なんと 魚は下に置いたままであることが分かります(右下)


五六蔵は 左の方へ

降りたのですが



その後ろから


魚を掴んで







跳んでくるオジロワシが見えました!

ああ そういうことだったのか・・・と合点が行きます。
つまり あるオジロワシの成鳥の為に この魚を処理して待っていたということが考えられ

そう言った対象になるオジロワシとは
ツガイのメスであると ほぼ確信するわけです(多分・・・)


嬉しそうに魚を持って メスは五六蔵の所に飛んできます

五六蔵は 飛び上がりますが


このオジロワシの成鳥が 一見 おまさ に見えたものです
なので おまさ が五六蔵のツガイの相方 であると思いこんだのですが・・・


五六蔵を嬉しそうに






飛び越す このオジロワシの左胴体側面には 横8文字のような白いマダラがありません・・・
マダラはあるのですが そう言った特徴ではないですね・・・
変だな・・・
そして おまさに目立った 右翼指 2枚目中程の傷も ありません
それどころか 左翼指 4枚目の根本に 大きな傷があるようです
(穴が開いているように見えますし よく目立ちますね)


ということは この鳥は おまさ ではない!
と言う事になります
翼上面の茶色は似ていますが 頭はもっと白く見えますね


どうやらこの私は 勘ちがいをしていたようです
このメスは おまさ とは全く別の鳥だったようです
そこで この鳥を  歌子(うたこ) と名付けることにしました


嬉しそうにルンルン気分でスキップをする歌子






空中で魚に嘴をつけ

 


降りるのですが


くちばしを

つけたかと思ったらまたすぐに









飛び上がり 全身で嬉しさを表現しているように見えます


何度も
   
スキップを繰り返している歌子ですが


ここで

右翼指 4枚目の先が欠けているのに気がつきますし
8枚目の根本に大きな傷があることに気がつきました

実は憲二 というオジロワシがいて 右翼指 4枚目に欠けがありましたが
同じ鳥なのかもしれません・・・わかりませんが。

そして




飛び回る歌子と


それをじっと見ている

五六蔵





二人はツガイ なのだと想うわけですこの私は。

そんなお話となりました
それでは また
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