鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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モエレのオジロワシ 3/21 剛登場 礼二と桃次郎との違い…

2021年03月22日 | オジロワシ
2021/3/21 日曜日 曇り

この日は天気があまりよくないので早い時間にモエレへ向かいました
そうしますと またまた頭を悩ませることが起きます…

桃次郎と礼二 というまだ若い成鳥がいるのですが
その翼指の傷 尾羽の縁と●●の特徴が似ているから困ります…
本来の定義した桃次郎は 四郎みたいな顔つきで黒目の部分が大きく見えます
目の縁は少し黒いのですがおとなしく優しい感じがします
翼下に白いものは全くないのですが右翼指1枚目中ほどに小さな傷があるのが特徴です
尾羽の縁にはまばらに黒いものが残っており尾羽の●●は逆への字です。

ところが この日見たと思われるオジロワシは最初その桃次郎と思っていたのですが
顔をよく見ると どうも礼二に似ています ちょっと凶悪そうな顔つきになります
しかし 右翼指1枚目中ほどに同じような傷があって 尾羽の●●も縁の黒いところもやはりまばらに入っているから困りました。

桃次郎なのか礼二なのか それが問題なのですが
試行錯誤したのち ある結論に落ち着きました
その流れを見てゆきます


漁場につくと
向こう岸の土手の上にオジロワシが降りていました




ほぼ成鳥なのですが このところの流れを見ると
桃次郎なのかな  と思っていました



漁場の木の上にもオジロワシがとまっていて







どうも一郎ではなく 一二郎に見えますが
その結論はすぐに出てきました



この木の上のオジロワシがすぐに飛んでゆきます








右へ飛んで ぐるっと旋回をしたときに
左翼指5・6枚目の傷が目に入りました!

これでこのオジロワシは一二郎であることが確定します




一二郎は
 


左の方へと進路を変え















西の方へ低く飛んで姿を消してしまいます…


しかし 遠く西のはずれの方の木の中を見ると



気にとまっている一二郎の姿が見えましたし
そのすぐ右にもオジロワシの姿が見えます



漁場に目を戻すと
相変わらず土手の上には




桃次郎が動かずにいるのですが
なんだかこの顔を見ると 桃次郎ではなく礼二に見えますし
胴体も少しずんぐりとしているように見えます
なので 桃次郎ではなく礼二なのかもしれないと考えました


一二郎のとまっている木のもう1羽のオジロワシは

こちらになりますが どうやら幼鳥のように見えます
しかし 遠すぎてよくわかりません…



漁場の水の中は







広くなった水辺の中で ヒドリガモやら ヨシガモ アイサがたくさん泳いでいるのが見えます



気が付くと土手の上にいたオジロワシが水辺に降りてました
漁場の左側に

降りていますが



頭の黒い筋が目立ち 瞳はあまり黒目ではありません…
どうやら礼二だったようです



そこへやって来たのが




オオハクチョウですが





その数は2羽 つがいなのかもしれません
沼の水辺が広くなったので気持ちよさそうです




ここで礼二が飛ぶのですが








まさしく礼二の顔つきなのですが
この写真に注目すると 右翼指1枚目の中ほどに小さな傷が見えます
これって 桃次郎特有の傷であったはずです……

これにはまいりました 礼二だとばかり思っていたのですが違うのでしょうか…?



そしてここで 沼の中央に降りてきます
 











桃次郎なのか礼二なのか 翼指の傷ははっきり見えます
しかし礼二の顔に見えます…困ったな…



カラスがすぐによってきますが



この角度のこの顔ならば 桃次郎といっても構わないようですが







こちらの顔つきは礼二そのものでしょうか



アオサギが



漁場に降りてきます


じっと水辺を見ている礼二?ですが


オオハクチョウが




礼二と重なって見えてきます



アオサギも




飛んでゆきます



その時 漁場の左の奥にもう1羽オジロワシが現れたのですが
さっき一二郎の横のいたオジロワシだと思われます



そちらがこの




オジロワシになりますが 目の上の眉のところが白いです
黒目は大きく見え
この写真だけで四郎であることをほぼ確信するのですが



飛び上がるとそれがさらによくわかります
 


翼下のラインはほとんどもうすでに消えており
胴体脇にわずかに白いマダラが残っているだけです
尾羽の縁にはしっかり黒いものがあります
これはやはり四郎の特徴であります


何よりも

この顔つきが四郎そのものでした






四郎は水辺の脇に降りるのですが





漁場の左側になります



じっと漁場を見ていますが
胴体脇に◯が1つみえるだけです



漁場ではオオハクチョウが陸に上がって来たのですが



陸の上でくつろいでいるオオハクチョウの脇を
オジロワシが通り過ぎます


そちらがこの








写真になりますが
尾羽を広げた礼二の縁には黒いのがまばらに見えます
ここも桃次郎と被る部分になりますが 桃次郎はもっとまばらで薄かったような記憶があります






やはりどう見てもこの顔は礼二に見えますが 翼指の傷が気になります


そこで 以前の記事をよく調べてみたのですが
桃次郎だと思われる記事は
モエレのオジロワシ 2/19-① 桃次郎登場か? 新たな展開が…
モエレのオジロワシ 3/18 一郎が漁場に復活か! 桃次郎と志乃介と…

傷は同じようですが 礼二に見えるのが
モエレのオジロワシ 3/11-② 漁場のオジロワシにカツを入れる富江
こちらの記事の中に出てくる桃次郎にも右翼指1枚目の傷が見えるのですが

上記の記事の写真をよく見比べてみると 傷の位置が少し違うように見えます
前者の桃次郎の傷の位置がほぼ真ん中なのに対し
後者の鳥の傷は それよりも少し先に寄っているように見えます

それと 後者のオジロワシの尾羽にある黒い縁は 前者よりももっと濃いまばらになっているように見えます 特に2か所くらいにかたまって見えます
前者の方はもっと薄く全体に偏りがなく見えます


ここで得た結論は この2羽のオジロワシは別の個体だということになります
前者を桃次郎とするならば 後者は礼二であると言いたいのですが
さらにここでまた問題が出てきました

何気に礼二の登場シーンの記事を見てみると
モエレのオジロワシ 2/15 わしが礼二や! 
この中に出てくる礼二が 今ここでいうところの礼二とは似ていますが違っています
顔つきはほぼまったく一緒なのですが
この礼二には 翼下面に胴体脇から少しのところに白い縦のマダラが1本見えますし
尾羽の縁も一様に濃いのが見えるようです

つまりこれもまた別の個体なのだと言えそうです
顔はこんなに似てるのにね…
確かに以前から 礼二と全く同じようなオジロワシの存在は感じていたのですが
それを現実に知ったということになります
おそらく兄弟なんだと思うのですが 別個体だと考えなければ説明が付きません

そこで 吉本の中川家にあやかって
当記事の個体を 兄の 剛(つよし) とすることにしました

どうやらこちらの方が出番が多いようですが 以降その流れで行きます



さて名前の変わった剛ですが
驚いたオオハクチョウは






飛んで行ってしまいます


それをじっと見ていたのが
こちらの

礼二改め 剛と



四郎であった ということになりました

動きがないので ここで退散となりました
それでは また
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