鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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モエレのオジロワシ 7/31 その1 獲物狙うこの幼鳥は・・・?(訂正アリ)

2019年08月02日 | オジロワシ
2019/7/31 水曜日 曇りのち晴れ

暑さを避け まだ暑くなり切らないうちの訪問となります
幸運なことに すぐにオジロワシの登場となるのですが 光が少し悪い・・・

このいきなり現れた幼鳥が 魚を獲るのですが そこにゆくまでが長く
かなりのロングショット になってしまいました・・・
なので 気になることもあるので 2回に分けての投稿となります。

一番暑いさなかのオジロワシの登場 ということですが
暑いせいか このオジロワシいつも口を開けて犬の様に息をしていたのが印象に残りました。

それでは さっそく

中沼の奥の方から低く現れた このオジロワシ 翼を拡げていますが
翼下にラインがしっかり見えますので
この段階で 幼鳥だというのが分かります。


すぐに

足を出しました!









ということは なにか狙っているのでしょうか?

見事なラインが入っています しっかりと太いのが真ん中にあり
その上と 下にも 細いのが入っているのが分かります
胴体脇からの太いミシン目 と繋がるようにも見えます
そして オオワシ模様が 左右に2本ずつ しっかり入っているのが分かりますね。

ここまで見て この幼鳥が 六三郎(むつさぶろう)であると ほぼ確信するのですが・・・
参考 オジロワシプロファイル⑦

この翼下面の白いラインは オオワシ模様も含め まさに六三郎と酷似しています。
ただ 胸からお腹にかけて見られる白い大き目のマダラが違うように見えます・・・
六三郎には 茶色系のマダラが見られましたし
翼上面は トビ模様がしっかり見られた記憶があります
そこがこれからのポイントとなります。


さてここで




ぐっと急降下して
魚を獲る体制になります!


そして




足が水面に付きました!



その瞬間に




魚が後ろに跳ね上がってます!

どうやら 肝心のところで つかみ損ねた様ですね・・・!   残念









残念ながら 魚を捕食しそこなった 六三郎? は
ホバリングをしながら下を見降ろしていたのですが









後ろに見えるのは A-中州ですが
中洲の手前を通り過ぎて行き


向こう岸の手前の方で 




上昇して


  


向こう岸の灌木のところで


急に

姿を消してしまいました・・・。
いったい何処へ消えたのか わかりませんね。


ここまで見て 翼上面のマダラは トビ模様は見られません
ケンシロウのような バタフライ模様とでもいうのでしょうか
胴体脇と 翼の先の方に 離れて白い大きなマダラが見えますね

横顔が少しケンシロウににているところもありますが 翼下のラインがはっきり違います
トビ模様がしっかりはいる者は 胴体が茶色基調になるようで
この様なバタフライタイプは 胴体に白いマダラが見られる様です。

しかしながら この時点で 六三郎では ない! ということがわかったようです。


それから少しして 再度 このオジロワシを発見します

先程見失ったところから少し北側の 道路際の高い木で向こうからは見えない
木の上にその姿がありました。




どうですかこれ・・・
胴体には白い大きなマダラが見え 翼上面にあたる胴体脇には 翼基部と
背中側に 離れて大きな白いマダラが見えますね
これは翼を拡げた時に 太い白いラインが 胴体脇から出て途中で途切れ
その先に 間を置いて太いラインが見える ということになります。




こっちを見ています 気づいているんですね・・・あたりまえか









じっと辺りを眺めていますが
わんこのように 大きく口を開けて舌を出しているのが見えます・・・
暑いのでしょうか そう見えますね・・・。



胸からお腹にかけての白いマダラは 大きいです 茶色はありませんね。
嘴の先は黒いのですが 基部は少し黄色がかっているみたいです
その辺は 五次郎によく似た顔つきに見えます 目の上に白い線がピッと入るのも
五次郎 五郎 勘九郎 九郎 辺りによく似ていますね。



この少し前に 例の大型カモメがこのオジロワシの前を旋回していたのですが
その少し後で

横を向いたと思ったら





またとびあがります。
そして 向こう岸の辺りで旋回して



左から



右へと

そして




こちらの方へ 近付いて来ながら 沼を上から覗っています












魚を見つけたのでしょうか


ここで

急降下して


足を




前へ よいしょ・・・っと 出しました!



しか~し

大きな水しぶきを上げたにもかかわらず
失敗したようです・・・上手く魚に逃げられたみたいですね


そのまま

上へ舞い上がって



大きく旋回したところで・・・


姿が見えなくなってしまいます・・・
向こう岸の 遊歩道の脇の 看板が見えるだけ・・・。


すぐ後に 飛び上がった影を追うと

残念ながら それはトビだった という事でした・・・。

今回はここでお終いですが
この続きは次回という事になります。
今回この幼鳥が いったい誰なのか? という事がテーマになりますが

① 六三郎に 翼下のラインが非常に似ていますが 翼上面を見ると 六三郎ではない。
② 顔は 五次郎によく似てはいるが 五次郎ではない
③ 翼上面の模様は ケンシロウ 勘九郎に似ているように見えるが ケンシロウではない
④ 翼上面の模様・顔は 勘九郎に似ているし 翼下面もかなり似ている気がするのだが・・・
⑤ トビ模様でないというのは 九郎にも似ている 顔もまだらも似ています
⑥ 胸からお腹にかけての 大きな白いマダラは 九郎 勘九郎 九太郎 五次郎 など
 が挙げられますが 五次郎 九太郎は 完全に違います。


ということから 九郎 勘九郎が その候補に挙げられるのですが

勘九郎は 今の所一番似たところがあるようですが お腹のマダラがもっと強烈だったし
翼下のラインも 少し違うような気がします・・・オオワシ模様と 翼角の下の細いラインとか・・・

そこで九郎 ということになりますが、今の所九郎の精細な資料がありません
なので 推測の域を出ませんが
お腹のマダラが一番近いのは 九郎かと思います
トビ模様も無いし こういった翼上面の バタフライチックな所はあるかと思います
オオワシ模様も あることは分かっていますが とにかく精細な資料が必要です

参考
 オジロワシプロファイル⑥

 オジロワシプロファイル ③

先に貼り付けた プロファイル ⑦ の方には 六三郎と 九次郎のところに九郎の写真
何枚か載っています。
プロファイル ⑥ には 勘九郎の最新の写真が載っているので 比較の対象となります
プロファイル ③ には 九郎 勘九郎の古い写真が載っていますが 参考程度

いずれにせよ 嘴の感じから見ても 九郎 勘九郎 と考えるのが妥当な線かとは思います
あるいは 別の新たな幼鳥かもしれませんが ・・・・・・

訂正
2019/4/4 の写真で 九郎について述べているものをよく見返して見たものですが
どうも その九郎とこの幼鳥は 別の個体であるという結論に達しました。
右翼指の抜けが九郎にはあり 翼上のラインも違いますね・・・
というこちで 勘九郎が 一番似ているのですが どうしても お腹の白いマダラが
この幼鳥とは違うように思えます。
そこで やはり新しい幼鳥の導入を考えました。
その名前を   勘太郎 ということにします。
後に 勘九郎になる可能性もあるかもしれませんが 取り敢えず ということになります。



先日 草むらの中で見た幼鳥は 嘴にもう黒い所は無くなっていました
四郎かと思ったものですが この幼鳥とは別の鳥 ということですね。
いずれにしても ここに土地勘のある 幼鳥であることは 間違いないでしょうね。

以下次号に続きます
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