鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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モエレのオジロワシ 5/23 中洲に降りたオジロの若は…⁉

2022年05月26日 | オジロワシ
2022/5/23

この日のオジロワシのお話です

5/21には中の橋の上を オジロワシの若鳥が通り過ぎていったのですが
その若鳥には翼指に大きな特徴がありました 左右の4枚目の翼指が短いのが特徴
2019年の夏に見たオジロワシの成鳥にもそういった特徴があって
その成鳥を健一郎としたのですが それにあやかってこの若鳥の名前を健三郎としました。
特定の翼指が短いのはおそらくケガによるものではなく奇形的な遺伝なのかと考えました
なのでこの成鳥とこの若鳥には血のつながりがあるのだと思います


くちばしの先は黒いのですが お腹には白いマダラばびっしりと入ったライン系のタイプになります
翼上面のラインは2本しっかり入っているのですが 3本目のスターマークはありませんでした
また翼下のラインは意外と目立たないのが特徴になっております


この日現れたオジロワシの若鳥は 驚くことにC-中洲の中の橋側の木の枝に降りました
その時からのお話となります



この写真は最後の方で撮ったこの若鳥が飛んで行くところになりますが(はっきりしません…)


最初はこちらが中の橋の上から C-中洲先端付近の枝にとまっているこのオジロワシを発見した時からになりました


背中の白いマダラがまぶしくて 最初はよくわからなかったのですが…










よくよく見るとオジロワシの幼鳥に見えます
背中の白いマダラが目立ちますので かなり若そうです
しかし顔つきはしっかりとして見えます




左の横顔も見えますが ここからでは遠いので近づいてゆくことにします



公園の道路を引き返してゆき中洲の横に出るのですが
今度は

木の枝が邪魔をしてよく顔が見えませんね…困りました


こちらも場所を移動してゆきますが

翼を広げて 草の中に体を隠してしまいます…
こちらに気づいているのだと思いますね



どこかへ飛んで行ってしまったのかと思いもしましたが
じっと見ていると草の中に





その体を発見します






まるでチュウヒのような行動をとるオジロワシですが
翼の白いマダラがとても目立つ 派手な若鳥に見えます
この時点では5/21に見た若鳥なのかと思いましたが 実は違っていました…











オジロワシのいるところの下をマガモが泳いでゆきますが
殺気を感じないのか カモは全く騒ぎません



ここでカメラの電池が切れ 取り替えるのですが
それを見計らったかのようにこのオジロは飛んで行きます…!


カメラが追い付かず捉えたのは










中洲の左の方を飛んで行く姿になりますが ピントが合ってませんね…
翼上面にはラインが2本見えるのですが

翼指の左右5枚目が短いように見えましたね…
また翼下のラインもこちらの方がしっかりとあるように見えます
ということは 健三郎と違うのかもしれませんね…⁈








オジロは見えなくなってしまいましたので もっと広く見えるところへと向かうのですが
B-中洲の向こう側の 水門の前の方に見えたのは
オナガガモのオスと カンムリカイツブリとなりますが


オジロはどこへ行ったのかとよ~く探していると
A-水門前の少し右の草の中に





背中の真っ白いその姿がありました
前かがみになって下を向いていますので おそらく魚を食べているのだと思われます


時折顔を上げて




辺りを見回してから



また下を向いて魚を食べているようですが

草で足元は見えません



ようやく魚を食べ終えた時


このオジロが飛び立ちました



水門の前を左へ飛んで行くのですが
翼下面の白いラインが目立ちます
健三郎はこのラインがあまり目立ちませんでしたのでそこが大きな違いです
顔つきもお腹の白いマダラも翼上面のラインも同じように見えますが


一番驚いたのは

この若鳥 左右の翼指5枚目が短いです!!!

健一郎は4枚目が短く 先日の健三郎も4枚目が短い
しかるにこの若は 5枚目が短いです

写真のピントがうまく合ってませんのでわかりにくいのですが






左右の翼指5枚目に注目です 確かに短いのでこの時点でも全く別の個体であることがわかります
それにしてもこの若鳥は 翼下のラインに特徴がありますね
ミシン目も太く ラインの先端の方で2本になっているように見えます
このパターンは 九次郎 あるいはムツオ1号2号などを思い出すのですが
ムツオ系はお腹のマダラは白くはなく茶で トビ模様がありますね
九次郎もライン系ですが お腹のマダラはこれほど白くありません

なのでまた別の個体になりますが 特筆すべきは翼指の特徴になります
この若鳥の様に特定の翼指が短いのは遺伝的なものでしょうから
健一郎→健三郎→そして 健四郎(この個体の名前にします)
彼らには血のつながりを感じてしまいますね…。顔も似てるしね



この健四郎姿が見えなくなってしまうのですが
その少し後に オジロワシがたくさん姿を見せることになりました


公園の道路上 東の方からオジロワシが現れます
まず最初にカメラがとらえたのは






こちらのオジロになりますが かなり若そうな幼鳥になります
お腹の白さが半端ないです
去年の春先に見た 九太郎2号によく似た感じですが
さらにこちらの方が真っ白です なのでやはり別個体になると思われます
九太郎3号 とでもしときましょうか
初めて見る去年の新子だと思います



この幼鳥と交差するように下を

通過するオジロがいるのですが
こちらの方は成鳥に見えますね



そうしますと上の幼鳥は







足を出しています いかなる関係なのでしょうか…?










足を出したそのお腹はより真っ白く見えますね すごいね この白さは…







そして


足を出したまま







灌木の陰に隠れて見えなくなってしまいます…




そこへまたやって来たのがさっきの成鳥になります




 








一二郎でないことは確かですが
一郎にも 桃太郎にも 三之助にもよく似ている
ような気がします

胸の羽縁が少し白く 尾羽の白さが目立ちますね


ここで方角を変え













カメラは見失ってしまいますが
一郎か桃太郎かというところでしょうが 不明です




その後にカメラがとらえたのが

こちらのオジロになりますが
ごく最近見た記憶がありますね

そうですこれこそ 先ほどまで中洲に降りていたあの若鳥になります
すなわち健四郎になりますが
左右の翼指の5枚目が短いことがよくわかります













どうもカメラの調子が悪く ピントが甘いです…
















ここでこの若の上を

さっきの幼鳥が通り過ぎてゆき



カラスも

寄ってきます



 








翼指が短いオジロになりますが 特徴的なのでわかりやすいですね


こちらは




真っ白は 九太郎3号になります
成鳥が誰だったのかは気になりますが
暖かくなってきましたので 立ち去る前の挨拶なのかもしれませんね

久しぶりに賑やかなモエレのオジロワシ模様となりました
それでは また

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