鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

酒場の番組雑感・・・年寄りの酒の愉しみ方

2020年09月07日 | ちょっとしたことですが・・・
2020年 9月

今回はドラマの話ではありませんが
ドラマの方は今クール コロナの影響で製作延期に次ぐ延期と出遅れの感がありましたが
そのせいもあるのかどのドラマも予想以上に面白く期待を裏切る面白さとなっています

もうすでに終わりをつげたドラマも相当あるのですが
なんといっても 7年越しの半沢直樹がダントツの面白さと言えますね
よくもまああれほど面白いドラマを作るものだと 驚きを隠せません
スタッフの熱意と 主役の堺雅人さんの鬼気迫る演技と それをとりまく
香川照之さんをはじめとする歌舞伎役者さんたちの力の入った演技がこのお話を引っ張ります

あと3話でこのお話しも終りますが 目が離せない状況となっています
何度録画を見返したことか・・・ 同じドラマを何度見ても面白いから困りますね・・・。

このドラマ水戸黄門のような勧善懲悪のドラマなのですが 話はもっと複雑で現代的
というか いま日本が抱える問題そのものを題材にしていますからわかりやすいところ。

このおっさん黄門様はあまり好きではありませんが(ちょっと安易に話が進みすぎるので)
でもね 苦労して苦労してやっと正義の言い分が通るのはとても気持ちが良いものです
理不尽な悪をこれでもかと懲らしめる半沢直樹に拍手喝さいを送りたい所です。



さて今回のネタは 酒の番組についてのお話しです
酒の番組というか飲み屋さんのお話し

冒頭の写真は今やお馴染みの 酒場詩人吉田類さんの酒場放浪記なのですが
BS-TBSの人気番組で 最初の放送が2003年というから驚きです
このおっさん昔の放送も録画で見たものですが
とりわけ大衆居酒屋にテーマを当てたこの番組
吉田さんの人柄もあるのでしょうね 敵を作らない柔らかで控えめなもの言いと
大衆酒場を愛する気持ちが伝わって来ますから心が和みます
バックに流れるジャズも良い感じで雰囲気を作るのが良いかと思いますね

しかし さすがに永すぎてパターンが同じですから こちらも慣れてしまったのも事実
なので 最近はもうあまり見ないでしょうかね


気がつけば こういった番組はいろいろ録画して見ています
地上波ではあまりやらないのですが BSでは人気番組です
思いつくままにあげて見ると
① 吉田類の酒場放浪記 BS-TBS 月曜夜9:00~10:00
② 太田和彦 ふらり旅 新・居酒屋百選 BS11  2018年~ 毎週月曜 19:00~19:55
  太田和彦 ふらり旅 いい酒いい肴 BS11  2013~2018年
③ おんな酒場放浪記 BS-TBS 金曜 夜11:00~12:00
④ 夕焼け酒場 BS-TBS 土曜夜 6:00~6:30 2014年~
⑤ 町中華で飲ろうぜ BS-TBS 月曜夜 11:00~12:00 2019年4月1日~


こうしてみると ほとんどが BS-TBSの番組になっていますが
吉田類さんの番組が大衆酒場の安い飲み屋さんを取り上げているのに対し
②の太田和彦さんの番組は その対極をなします

こちらの方が 太田和彦さんになりますが
この方 酒にも肴にも随分と詳しく その知識は驚きです
とくに日本酒に関しては妥協を許さない所を感じます

当然肴にもはっきりとした好みを感じますが 
一般大衆にとってはどうなのよ・・・という感を抱きます
ですから 訪問する居酒屋さんといえど 大衆酒場のそれではなく
ワンランク上のちょっとしたこだわりのあるお店となりますね

今まで通って来た道が当然のことながら違いますから 
このおっさんもそうですが 見る方も少し構えてしまうところがあるようです
酒にも肴にも少し厳しい事を言いますから 
店主さんも 酒屋さんもなかなか大変です
そこが吉田類さんとは一線を隠すところになりますね

 
この好対照な 吉田類さんと 太田和彦さん
たぶん太田さんの方は 俺の方がずっと知識もアリ
舌も肥えていると思っていると思うのですが(単なる想像ですが・・・)
本人はそういうこというわけではありませんが そういったことを話しのはしはしに
感じてしまうのはおっさんの悪い癖・・・

この居酒屋界の両巨頭ですが
79:21 で吉田さんが好きな方が多い様です
つまり 酒や料理をけなさない吉田さんの方が日本人には好まれるようです
太田さんは嫌いな方も多いかと思われます(好みがはっきりしていますからね)
焼き鳥くらいはずさないで口で引き抜けよな・・・なんてね

ただ太田さんの居酒屋に対する思い入れ 酒に対する啓蒙は頭が下がります
大いに参考になりますね。







さて この私が気に入っている番組に
④の 夕焼け酒場 があります


美空ひばりが歌っている様なテーマ曲で始まりますが


こちらの
きたろうさんと フリーアナウンサーの 西岡まどかさんの番組
2014年の放送開始から見ていますが もう6年も経ちます

宝焼酎がスポンサーになりますから 毎回チューハイを注文するのはお決まりとなり
その他の酒は一切出て来ません そこは徹底しているのですが

この番組の素晴らしい所は 一軒の酒場の苦労話や人情噺を 料理を通して聞きだして行くところになります。 店の生い立ちや店主の人生を客の立場から聞き出します
そこが素晴らしい所になります
その辺りのことをきたろうさんや西岡さんが上手くこちらに伝えますから
ホロっと涙を誘うところもあり このおっさんなども若い頃を思い出したりもするわけです

いい番組だと思います
最後に変な顔をして きたろうさんが店のことを言葉で〆るのですが
それもまたいいエールになるかと思われます
心温まる居酒屋番組になります




この私 結構安い中華が好きで
よく野菜炒めや チャーハン あんかけ焼きそば 冷やし中華などを
自前で作るのですがこれがまた結構いけるのですが
酒にも良く会います

そこで居酒屋というには少し違うのかもしれませんが
こんな番組を最近見つけました それが

こちらの番組になるのですが
⑤ 町中華で飲ろうぜ BS-TBS 月曜夜 11:00~12:00 2019年4月1日~

去年始まったばかりの番組ですが 今は毎週新しい放送が掛かります
1時間番組なのですが
前半はこちらの

玉ちゃんこと 玉袋筋太郎(お笑いタレント) - 通称:町中華の黒帯 さんがお店を訪れ


後半は

こちらの 高田秋(ファッションモデル) - 通称:町中華姐さん と



こちらの

坂ノ上茜(女優) - 通称:町中華の伝道師
さんが交代で出演します


この番組では そのお店で酒を呑みながら 人気の中華を食べることになりますが
こんな番組があるという事はまったく知りませんでしたし

町中華 なる言葉などがあるとは知りませんでしたね・・・!

しかし言われてみれば もっともな話で 町で人気のちょっとした中華屋さんの中華
美味くて安いのは当たり前ですから そこで酒を呑むのも当然といえば当然ですね
気取った店ではなく そこら辺にありそうな美味い中華の店で
安くてそれなりに美味い料理で酒を呑むことは まさに大衆居酒屋の醍醐味です

今は気取った店ばかりになってしまいましたが
昔の札幌狸小路などには そういった店がたくさんあったようです
若い頃はそういった食べ物はあまり食べなかったのですが
今は十分そういった食べ物が好みになりましたね

まさに チャーハン 焼きそば 野菜炒め 冷やし中華 餃子の世界になります
毎日でも食べれるB級グルメのオンパレード という事になりますから
なかなか面白い番組かと思いますね
すっかりハマってしまいましたね このおっさん


この番組に出てくる出演者の方は みなさん呑み助なのですが
気さくで好印象です 飾らないのもこの番組のいいところでしょうか

町中華の世界では ビールは大瓶(633ml)が当たり前 日本酒も
焼酎もよく出て来ますが




濃い目のウーロンハイの氷ナシを頼んだ時に
この玉ちゃん カタイ(硬い)・・・!と表現したのに驚きましたね
つまりさっぱりしていますが アルコールが濃い ということの別の表現法

かような表現がある事このおっさん知りませんでしたが とても面白いと思いました
味もすぐに想像できますから楽しいですね ある意味
なかなか病み付きになりそうな番組かと思いますね

同じ居酒屋番組でも 全く新しいジャンルになりますから
まだ見ておられない方は 一度見られても良いかと思います
このおっさんはお勧めいたします 懐かしい気分になること請け合いです

そんなとりとめもないお話しでした
それでは また
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« モエレの鳥たち 9/6 🎆大会... | トップ | Savinelli - Jupiter »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ちょっとしたことですが・・・」カテゴリの最新記事