鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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モエレのオジロワシ 3/28 三冬と五郎 濃厚な饗宴!

2019年04月01日 | オジロワシ
2019/3/28 木曜日 晴れ

良い天気になったモエレですが この日 前日に現れた幼鳥が また現れます。
前日に 今まで見たことがないような幼鳥で 全く見当がつかなかったのですが
その時の特徴は
① 右翼中程に割れがあります
② ラインは細めのが真っ直ぐ1本入っています
③ ラインの先の方に 下にもう1本だけ ラインが入っています(翼角の所まで)
④ 尾羽の先の縁取りは ほとんどありません
⑤ 右の首の付け根に 大き目の ◯ アリ
⑥ 胴体には 白いまだらが入ります 茶色も見えますが 白中心のまだらになります


参考 
モエレのオジロワシ 3/27-① 空とわしとの間には・・・鱗太郎、三冬、十次郎、それと・・・。

この記事の中で キンクロ五郎 を思わせる幼鳥であると 記述してあるのですが 結論を先に述べますと 
実はこの幼鳥 キンクロ五郎ではなく 実は 本家の 五郎 であると思うのであります。

理由は 写真を見ながら解説しますが 五郎にしても 2年前に見たきりでありデータが
少なすぎるので はっきり2年前の鳥と 同じ鳥であるという訳には行きませんが
こちらの方がくわしいデータになるので これを五郎としても 問題は無さそうです。
また キンクロ五郎のほうは 全く別の個体になります。

それでは 開演です

猟場に向かう途中で 道路の上をオジロワシが飛んでいました

この右の鳥ですが この鳥が本日の主演となります



前日見た よく分からない幼鳥の様です 右翼の割れも見えます


背中側は

トビ模様 というよりも 太い白いラインが2本 端まで入っているのが分かります
そして ラインの先には 翼角の所に ◯ が見えます
これは 右翼に顕著ですが 左にも小さめの◯の集合体が見えます

このことは 翼を閉じて 降りている状態では 胴体脇の 2本のラインの基部のすぐ上に
白いまだらが見えるという事です。
2年前の五郎の写真は 飛んでいる写真はありませんが この様なラインの先の白いまだらが
見えます。


この幼鳥は 何度か旋回していたのですが

猟場の観察ポイントに着くころには 猟場に降りていました。


猟場の奥には 2羽のオジロワシがいました

このオジロワシの


右の方が

この幼鳥です 


左の方が

これですが 三冬に見えますね


じっくり観察しようとした矢先に
この2羽の幼鳥は 飛び上がって 向こう岸の土手の木の上にとまりました・・・。

こちらが

三冬の方ですが


その 3本目の右の木の上には



この幼鳥がとまりました。
目がクリっとして可愛いですね でもラインは2本 端まで続いてますね



背中を出している三冬

それを見ているのが

この幼鳥です





ややしばらく じっとしていたのですが



突然 右の幼鳥が飛びました!


三冬と 五郎の 空の饗宴
すでに この幼鳥を 五郎としていますが そう呼ぶことにします・・・。


跳んだ五郎の後を追うように 三冬が飛びます!




翼上面は 太いラインが2本 くっきり出ていますが
下面は 細めのが 1本あるだけですね ここが不思議な所ですね。



その五郎を 三冬が追いかけます
 











なんか 競争をしているみたいですね
三冬が追いつきそうです!






ここで三冬が追いついたようです









三冬は追い着いて 五郎を抜きましたね



ここからカメラは 後ろの五郎を追います






五郎は 目がクリっとして 可愛いですね
見ようによっては キンクロ五郎のように 出目金っぽく見えます・・・。



ここでまた 五郎が 三冬に追い着きます









競り合って デッドヒートをする 二人です



まさに 三冬と五郎の 濃厚な饗宴ですね



ここで 二人の眼下を










驚いたカモたちが飛び回ります・・・。


五郎も







目をまんまるにして 飛んでいます



ここから 五郎のアップ










尾羽の先の縁どりは ほとんど見えませんね
胴体のマダラは ムツオ系の茶色ではないですね
にしても 目がクリンクリンで キンクロ五郎を彷彿させますが・・・

最初は この時点で キンクロ五郎ではないかと思いました
そこで オジロワシプロファイル⑥をよく見返したのですが

決定的に違うのは 翼上面の 太い2本のラインです 五郎にはそれがありますが
キンクロ五郎には それがありません・・・。
トビ模様が強いのは キンクロ五郎ですが 五郎は トビ模様というよりやはり
2本ラインの鳥 という感じになります。
そこが決定的に違うところです なので この幼鳥は キンクロ五郎ではないですね。










近いので くちばしが光って見えますね




 
ここで旋回して 向こう岸の方へ 飛んで行きます


翼上面の 2本のラインが




端まで伸びていて ムツオ系の トビ模様 という感じではありませんね
この2本ラインの鳥は 特殊です ほとんど見たことがありません・・・。
先日の 九太郎 以外は 見たことがないです。



ここでまた 三冬がやって来ます
 
左から接近してきた三冬が


五郎に襲い掛かります・・・?






ここで










両者 足を出します!


しかし

じゃれ合っているだけで


















小学校の前で 両者の 仲の良い饗宴は続きます・・・。


三冬との饗宴を堪能した五郎は



青い空を 楽しそうにいつまでも飛んで行きます。




ここで
三冬の接近 を どうぞ

空中戦は まだ終わりません
五郎と 三冬の 空の饗宴を堪能した後
今度は 三冬がおっさんの方へ接近してきます
最近は いかつい印象の三冬ですが 近くで見ることが出来ました。
青空の中を
 





三冬が接近です


さらに










左翼の 翼指 3枚目の破損と  5枚目の抜けが 一目で三冬と分からせます。
オオワシ模様も2本ずつしっかりあります。
しかし ラインはありません これが 三冬ですね。









左の奥から 五郎が飛んでくるのが見えます・・・。



青空がまぶしいですね・・・ため息が出そうですね


また旋回して









頭上に













やってきます



何度も繰り返して おっさんの頭の上を通り過ぎて行きます・・・。













ここで 三冬は


向こう岸の方へ飛んで行き飛んで




目の前の雪の上に



降りました。


この後 猟場で 三冬と 五郎は 時間をつぶすのですが
何事も無く これでお終いとなります。


2年前に見たきりで その後 全く消息の取れなかった五郎ですが
(去年 偽の情報がありましたがそれは訂正を入れました・・・)
こうして 2年前のデータに基づき 五郎を確認できたことは とても嬉しいのですが
一つだけ 不安が在ります それは 2年前の写真の顔つきが この写真の顔つきよりも
少し険しく見えることです。

そこが 不安なのですが 
どちらにせよ 五郎という幼鳥の データは 不足過ぎるので
もし違っていても この幼鳥のデータを 新しく五郎の詳細なデータにすることで
あくまで この鳥を五郎と認定すれば良いことに思います。

また一つ疑問が解決したのかもしれません よかったです。

それでは また

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