岩波新書「反貧困」湯浅誠著を読んでみての思い。
著者の、日本はすべり台社会と記述しているのは同感できる。
セフテイネットは、三層の構造を持っている。
一つめは、雇用のネット。
二つめは、社会保険のネット。
三つめは、公的扶助(生活保護)のネット。
以上が三層のネットである。
ところが、今の日本の状況は、昨年末から3月末にかけて派遣労働者の雇用止、解雇が続いており、労働者の生活はが不安定になっている。その中で、違法な派遣や偽装請負があつたり、派遣労働が3年以上続いていれば派遣先は、正規社員として採用を派遣労働者に申し出の義務がある。これらの対応については、労働組合をつくり、会社や労働基準監督署との交渉が全国各地で取り組まれている。
さらには、解雇された労働者が雇用保険をもらえているのは、離職者の20数%である。雇用保険法の改正が行われたが、早急な改善を期待したい。
雇用保険が受給できずに、生活困窮におちいった場合は、憲法25条の生活権に基づく生活保護の申請である。
生活保護を受給したい場合、市役所の窓口に行っても対応する公務員は、「申請させないように様々な理由言って、申請させないようにするので、申請する場合は、弁護士や労働組合役員や詳しい人と一緒に必ず2名以上で市役所などの窓口に行って申請することが、大事です。
このように、この三つのセフテイネットからもれる様な状況が、日本におきています。このような現状が、すべり台社会といえます。
今、政府・財界はよく「自己責任論」を主張しますが、いまの状況は日本政府が国民生活維持向上のシステムづくりを考えていなかったことが原因といえます。
「貧困」から抜け出すために、まず立ち上がって行動しましょう。
相談窓口は、岩波新書「反貧困」の最後のページの掲載されている団体連絡先か、各地にある「全労連」、「生活と健康を守る会」などに相談をされたらいいと思います。
「貧困」から抜け出しましょう。
著者の、日本はすべり台社会と記述しているのは同感できる。
セフテイネットは、三層の構造を持っている。
一つめは、雇用のネット。
二つめは、社会保険のネット。
三つめは、公的扶助(生活保護)のネット。
以上が三層のネットである。
ところが、今の日本の状況は、昨年末から3月末にかけて派遣労働者の雇用止、解雇が続いており、労働者の生活はが不安定になっている。その中で、違法な派遣や偽装請負があつたり、派遣労働が3年以上続いていれば派遣先は、正規社員として採用を派遣労働者に申し出の義務がある。これらの対応については、労働組合をつくり、会社や労働基準監督署との交渉が全国各地で取り組まれている。
さらには、解雇された労働者が雇用保険をもらえているのは、離職者の20数%である。雇用保険法の改正が行われたが、早急な改善を期待したい。
雇用保険が受給できずに、生活困窮におちいった場合は、憲法25条の生活権に基づく生活保護の申請である。
生活保護を受給したい場合、市役所の窓口に行っても対応する公務員は、「申請させないように様々な理由言って、申請させないようにするので、申請する場合は、弁護士や労働組合役員や詳しい人と一緒に必ず2名以上で市役所などの窓口に行って申請することが、大事です。
このように、この三つのセフテイネットからもれる様な状況が、日本におきています。このような現状が、すべり台社会といえます。
今、政府・財界はよく「自己責任論」を主張しますが、いまの状況は日本政府が国民生活維持向上のシステムづくりを考えていなかったことが原因といえます。
「貧困」から抜け出すために、まず立ち上がって行動しましょう。
相談窓口は、岩波新書「反貧困」の最後のページの掲載されている団体連絡先か、各地にある「全労連」、「生活と健康を守る会」などに相談をされたらいいと思います。
「貧困」から抜け出しましょう。