まつや清の日記 マツキヨ通信

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事業仕分けランチトーク第8弾「病院の補助金」

2011年02月27日 | ニュース・関心事
公立病院は、赤字でもいい、黒字にできる、どちらともいえない、の質問を参加者の方々にさせてもらいました。4分の1くらいの方が赤字でもいいのでは、回答。どちらともいえないの方々が過半数以上でした。

公立病院と民間病院とどこが違うのか、にはじまり、公立病院には民間には出来ない救急医療(実際は民間も協力)支援、高額な装置を必要とする高度医療費支援(地方都市においては公立だが大都市では民間も)の税からの負担。

更に赤字の場合に補助金という税からの補填があります。2010年度決算見込みも11年度予算も静岡病院は補助金はゼロ。黒字ベース。これはすごい。ただし、新館病院建設の128億円のうち29億円は市からの出資金。大半は借金。

議論は、いろいろでした。病院だけで黒字、赤字は部分的、医療費の増大を保険制度含めどう分担しているかであり全体からの観点が必要。経営も大事だが地域医療をどう保障するかが公立病院の責務。単純に議論すべきではない。

経営といって静岡病院のベットの占床率99,2%というのもどう考えればいいのだろうか。患者さんが増えることが目的ではないはず。など市民目線の意見が多様に。こうした意見はすごく大切です。議会に反映させていきたいと思いました。


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