県知事選挙もあと1週間。県民が一番高い関心事である浜岡原発再稼働に二人の記者が候補者に食らいついている迫力が伝わって来る。加計学園めぐる菅官房長官への東京新聞の望月記者のジャーナリスト精神に触発されているのか。共に「浜岡原発再稼働は争点にならず」を宣言。
溝口氏が自民党に、川勝氏が連合に、気を配っているわけではないだろうがやはり両者に支持組織への配慮なのか、紛れがある。ただ溝口氏の「原発は現在ある中で必要なエネルギーだ」発言は「浜岡原発再稼働には反対でも全国各地の原発は容認論者」ということか。
川勝氏も全国各地の原発にはついては語っていない。「住民投票を自ら提案することに言質を与えない」どころか、中部電力との信頼関係、中部電力の原発依存度の低さ、再稼働への県知事の決定権のなさ、4年間に再稼働なし、統治者としての自信が垣間見える。