まつや清の日記 マツキヨ通信

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国土交通省に抗議文。とんでもない国交省の言い分。急遽、県庁記者会見

2014年10月17日 | ニュース・関心事


本日リニア着工許可により通常の行政交渉は抗議集会に。沿線住民ネットワークと自然保護協会から抗議文が手渡されました。静岡県に関わるエコパーク、土砂、大井川の水問題ではとんでもない主張を展開。

エコパークについては、リニアは地下を通る、トンネルとか斜杭とかあるが、もともとその場所は中部電力が既に工事で使った場所で人工林とか跡地でエコパークに配慮している、と考えている。


土砂は、5680立法メートルのうち4500立法メートル再利用があると聞いている、山体崩壊の扇沢については現地調査、ボーリングで岩盤があり大丈夫だが絶対ではないので他の場所含めて決めていく、とのこと。

大井川の水について、環境省、国交省意見で三次元モデルによるアセスメントとなっており、JR東海は補正書で三次元でやったといいながら資料では従前のものを提出していることから、激しいやり取りに。

準三次元モデルと三次元モデルは考え方においてかわらない、縦、横、深さとメッシュが多く入っている、1400メートルのところの透水係数は測定できないので平均化している、毎秒2トンというのは大きめの数値。

柴崎先生の考えは一つの考え方。工事の段階でボーリングや探査技術で地質を把握し、薬液や防水シート、流量が経れば代替水源を確保、ポンプアップなど配慮している。静岡市など8市2町にJR東が説明すべき。

許可しながら肝心なところは、事業者の問題として逃げ。許可ありきの姿勢は容認できません。これから静岡に戻り県庁で記者会見です。