選管による得票数発表もない中、各マスコミによる出口調査から大阪市長選挙、府知事選挙で橋下氏、松井氏の当選確実報道。有権者のバランス感覚で市長選挙勝利、府知事選挙敗北が大方の予想でした。見事に外れました。
当選したばかりの橋下市長候補は「府職員、市職員の中に選挙結果を軽く見る職員がいるが、今回は明確な大阪都構想を掲げた、この有権者の判断の重みを誠実に受け止めるべし」一方で話し合いを丁寧に行うという低姿勢も。
というのもいまだ56対109の大阪府議会、33対86大阪市議会、13対52の堺市議会の現実があります。しかし、話し合いが成立しなければ議解散辞さずの姿勢も示しています。政界再編成の芽が出てきました。
政策的一致が簡単に進むとは思えませんが、国民新党の亀井氏の橋下氏・石原氏を巻き込む新党構想や小沢氏の民主党分裂政界再編論が語られ始めました。任期満了衆参同日選挙より来年の総選挙も現実味という観点からです。
巨大化した横浜市や大阪市などの分割論については探求する要素があります。大阪都構想は今後2013年に移行計画、14年住民投票、15年移行実施、更に関西州への道のりですが、法律改正も必要になってきます。
そのためには、国会政党との交渉による法律改正手続きの合意が前提となります。しかし、交渉が成り立たなければ近い総選挙において近畿ブロックで候補者擁立すると。「ノーサイド」も強調した橋下氏ですが不気味です。
「維新の会」の市場主義や教育の上からの統制、小さな政府論は、「緑の党」を目指す私たちと相いれない部分があります。しかし、大阪市長選挙平松候補が敗戦の弁で述べた「対抗政策難しさ」はまさに核心です。
いずれにしても、政権交代後の民主党政権への失望感が「維新の会」に流れていることも事実です。ただ、福島原発震災を抱えた福島県議会議員選挙においては、共産党の躍進もあり全国を一律に論じることはできません。
浜岡原発抱える私たちの地域の政策争点化、その全国化、地域の「見える化」がまさに問われていると思います。地方政治の復権、世論への接近と格闘、「維新の会」とは違った形で追及していきたいと考えています。
当選したばかりの橋下市長候補は「府職員、市職員の中に選挙結果を軽く見る職員がいるが、今回は明確な大阪都構想を掲げた、この有権者の判断の重みを誠実に受け止めるべし」一方で話し合いを丁寧に行うという低姿勢も。
というのもいまだ56対109の大阪府議会、33対86大阪市議会、13対52の堺市議会の現実があります。しかし、話し合いが成立しなければ議解散辞さずの姿勢も示しています。政界再編成の芽が出てきました。
政策的一致が簡単に進むとは思えませんが、国民新党の亀井氏の橋下氏・石原氏を巻き込む新党構想や小沢氏の民主党分裂政界再編論が語られ始めました。任期満了衆参同日選挙より来年の総選挙も現実味という観点からです。
巨大化した横浜市や大阪市などの分割論については探求する要素があります。大阪都構想は今後2013年に移行計画、14年住民投票、15年移行実施、更に関西州への道のりですが、法律改正も必要になってきます。
そのためには、国会政党との交渉による法律改正手続きの合意が前提となります。しかし、交渉が成り立たなければ近い総選挙において近畿ブロックで候補者擁立すると。「ノーサイド」も強調した橋下氏ですが不気味です。
「維新の会」の市場主義や教育の上からの統制、小さな政府論は、「緑の党」を目指す私たちと相いれない部分があります。しかし、大阪市長選挙平松候補が敗戦の弁で述べた「対抗政策難しさ」はまさに核心です。
いずれにしても、政権交代後の民主党政権への失望感が「維新の会」に流れていることも事実です。ただ、福島原発震災を抱えた福島県議会議員選挙においては、共産党の躍進もあり全国を一律に論じることはできません。
浜岡原発抱える私たちの地域の政策争点化、その全国化、地域の「見える化」がまさに問われていると思います。地方政治の復権、世論への接近と格闘、「維新の会」とは違った形で追及していきたいと考えています。