まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

福島県原発被災地・大熊町の犬の救援で大活躍の城北学区の源平さん

2011年09月29日 | ニュース・関心事
「まつやさん、また福島の被災地に行くので放射能汚染測定器を貸してもらえませんか」の源平さんから連絡を受けてから一か月。昨日の静岡新聞夕刊を見てその後の大活躍を知った次第です。早速、電話しました。

実は、まだ若い彼女が福島県被災地に行くことに「放射能汚染があることを忘れてはいけないよ」とアドバイスして来ていました。「夕刊を読んでだと思うけど電話が鳴りっぱなし。体心配あるけどほおっておけないの」。

そして「まつやさんにお願いしたいのは福島のこともあるけど静岡の動物指導センターの殺処分ゼロ。足元のこともしっかりやらないとね」と元気いっぱいのお話でした。10月3日は保健福祉子ども局の決算審議。

動物愛護についても質疑していきたいと思います。


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被災し離れた愛犬 放浪半年、飼い主の元へ 静岡の女性橋渡し(9/28 14:45)

 東京電力福島第1原発事故で立ち入り禁止の警戒区域になっている福島県大熊町で約半年間、飼い主の岡田紀子さん(60)と離れて放浪していた愛犬ジョン(雄、10歳)が、岡田さんとの生活を再開した。陰には静岡市葵区の動物ボランティア、源平有加さん(40)の活躍があった。
 岡田さんの自宅は福島第1原発から約1キロの大熊町内。3月12日に突然、避難が決まり、愛犬ジョンを残したまま、南相馬市の警戒区域外に逃れた。一時帰宅の9月1日、自宅で再会したが、避難先での飼育は不可能で連れ帰ることはできなかった。断腸の思いで再び別れた。
 源平さんは、岡田さんとジョンの受難を報じた2日の静岡新聞朝刊を読んで涙した。ジョンを助けたい一心で大熊町役場を通じて岡田さんに連絡。ボランティア仲間の協力を得て、その日のうちにジョンを保護した。痩せこけて体中傷だらけだったが、保護シェルターに引き取られてすぐに元気になった。
 「今後どこで暮らすのがジョンにとって幸せなのか」。2人は頭を悩ませた。源平さんは17日、ジョンの引き取りを申し出るつもりで再び福島県に赴いた。
 迎えた岡田さん一家は、南相馬市警戒区域外にある実家に新品の犬小屋を用意していた。ジョンは避難先から徒歩10分の距離にあるこの実家で暮らすことに決まった。岡田さん一家が毎日訪問し、えさやりや散歩をしているという。
 源平さんには「野放しのままの動物や保護されても飼い主が見つからない動物はまだいる。体の弱った動物が東北の冬を越すのは厳しい。一刻も早く一匹でも多くの命を救いたい」との思いがある。「一件落着」を喜ぶ間もなく、物資の支援や募金を呼び掛けている。
 問い合わせは源平さん<電080(3621)4408>へ

中央防災会議「千年に一度の巨大地震への備え」報告

2011年09月29日 | ニュース・関心事
昨日の中央防災会議で「千年に一度の巨大地震」が盛り込まれました。静岡市議会総括質問でも「5分、500メートル」の津波避難について議論され続けています。今日の毎日新聞静岡版で田村吉田町長の廃炉インタビュー記事です。

廃炉に向かう機運が県内首長の賢明な判断によって動きつつあります。中部電力が一昨日、急遽、牧之原市長訪問したのも危機感のあらわれです。来年の3月1日、防潮堤完成の年末に向けた住民投票は現実味を帯びてきます。

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千年に一度の巨大地震も想定~中央防災会議
日本テレビ系(NNN) 9月28日(水)22時3分配信

 東日本大震災を受けて地震・津波対策を検討している中央防災会議の専門調査会は、これまで想定していなかった1000年に一度の巨大地震も考慮に入れて想定を行うことを最終報告書に盛り込んだ。

 報告書では「東日本大震災がこれまで想定していた災害レベルと大きくかけ離れていたもので、このことが被害を大きくさせた可能性がある」と反省の必要性を述べている。その上で、古文書の分析や津波堆積物などの調査を基に、これまでは地震や津波の想定から除いてきた1000年に1回程度の巨大地震などあらゆる可能性を考慮した最大クラスの巨大地震・津波を検討していくことしている。また、津波被害を軽減するために、防災行政無線以外にも携帯電話やワンセグなどあらゆる手段を活用することを検討するとともに、沿岸地域では高い強度を持った避難ビルの建設、避難経路の整備を求めている。

 さらに、東海から四国地方の沖合にある海洋プレート「南海トラフ」でも巨大津波が発生するおそれがあると指摘していて、南海トラフ沿いで今後発生が想定される東海・東南海・南海地震では、発生後すぐに津波が到達する地域があることから5分程度で避難が完了する街づくりを目指すべきとしている。

 報告書を受け、政府は年内に、これまでほとんど津波対策に関する記述がなかった「防災基本計画」の改訂に乗り出す方針で、被害想定についても今回の被害を十分に調査分析して最大の被害が発生するケースも含めて複数の想定を検討することにしている。