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嶋田俊之著 「北欧のニットこものたち」の中から、
北欧の編み込みの手袋を編みました。
以前は図書館で見て、編みたい手袋の編み図だけをコピーし、編みました。
でも、どうしてももう一度きちんと読みたくなり、借りました。
よく文章には人柄が出る、と言われますが、編み物、編み図のデザインにも
人柄は出るんだなぁ、と感心しました。
それほどまでに、細かな所にまで繊細に神経が行き届いたデザインで、
本当に感動してしまいました。
また、最初に載っていた、赤いミトンは、もうずいぶん前に、やはり図書館で見て、
手書きで、手帳に編み図をメモして持ち帰ったものでした。結局、編まなかったのですが、
これも、この本のデザインだったのか~と、改めて、この本の魅力を思いました。
今回、ついに、「ねじり縁」の編み方にチャレンジしました。
そこでびっくり!
最初に2~3色の作り目をする、と言うところまでは、確かにメチャメチャむずかしそう
なのですが、でも、実際にやってみると、手に糸をかける作り目が
出来る人なら、誰でもできるやり方でした。
そして、そこまでできたなら、あとは、裏編みが出来る人なら、
誰でもできる、という編み方だったのです。
写真を見ると、私にはとってもできるはずがない、と思っていたのですが、
思ったよりも、敷居の低い編み方でした。
もし、チャレンジしてみたい、という人がいたら、是非やってみたら
いいと思います。キツネにつままれたように、簡単に出来てしまいます(^-^;。。
あと2点、言いたいことがあります。
1点目。 右手の編み図が載っていて、左手は対称の図が必要になります。
私はコピーし、更に鉛筆で濃くマークし、それをガラス窓に当てて、
裏側にその線やマークを写しました。これが、とっても面倒くさい(>_<)。
そこで、手首の模様だけを写し、親指の位置は、適当にずらして、編み始めたのですが、
それをすると、指の模様との連結がうまくいきません。うまくいかないと楽しくなくなり、
途中で投げ出したくなりました。きちんと図を作った方がいいと、反省しました。
2点目。 この本の図にあるとおりに編もうと、頑張って編んだのですが、
指の編み込み模様の図が、写真の模様と違っています。(つまり、本の図が間違っています。)
模様の一番幅が広い部分は、「赤白赤白赤白赤」と赤が4つ並ぶはずなのです。
でも、本には、「赤白白白白白赤」となっていて、この編み方では、
写真のような模様にはなりません。多分、慣れている人なら、すぐに気づくと思いますが、
私は、編み込み模様初心者なので、気づかず、左手の、中指と薬指だけしか、
真っ当な編み方が出来ませんでした。
…と言う具合に、何かとストレスの多い手袋でしたが、
今回は、竹製の短めの針を使ったので、以前(スチール製の針)よりも、
ずっと編みやすく、やはり、道具は大事だなぁと思いました。