紫の物語的解釈

漫画・ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。

ドラクエ10を大いに語る

2013-03-28 23:47:38 | ゲーム全般

以前、歴代ドラクエシリーズを振り返る記事を書きましたが、
(以下過去記事)

 歴代ドラクエシリーズを振り返る[I~III]
 歴代ドラクエシリーズを振り返る[IV~VI]
 歴代ドラクエシリーズを振り返る[VII~IX]

今回はドラクエ最新作「X」について語ってみます。
シリーズ初のMMORPGということで歴代ドラクエとは
大きく違う今回の「X」。
2012年8月のWii版発売から既に何カ月か経ちましたが、
数回のアップデートを経て、ゲーム内に遊べるコンテンツが
着々と増えていっています。
2013年3月30日にはグラフィック・サウンド面が向上した
WiiU版が発売されることもあり、ここいらで再注目される
時期かなと思い今回記事にしてみました。

今回の記事では、「X」が歴代シリーズと比べて
どういうところが違うのかということに主眼をおいて
語ってみようと思います。

結構細かい話にまで踏み込むため、多少ストーリー核心部分に
触れることになります。
「X」を遊ぶ予定があってネタバレが嫌な人はご注意ください。
では、どうぞ~


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  ~STORY~
 広大な世界のどこかに存在するエテーネの村。
 人々はつつましいながらも平穏に暮らしていた。
 しかし、ある日平和なエテーネに冥王ネルゲルの
 軍勢が襲来する。
 全滅したかにみえたエテーネの民だったが、
 難を逃れた者もいた。
 冥王に命を絶たれたはずのエテーネの若者が
 目覚めたのは謎の神殿であった。
 不思議な声に導かれるまま、若者は五つの種族から
 ひとつを選び、アストルティアの世界に転生を果たす…!



  五つの種族

ストーリーにあるように、序盤のプロローグ(オフラインモード)を
終えると、プレイヤーは五つの種族からひとつを選んで
その種族に転生することになります。
種族間でステータスや職業適性の違いなどはほとんどなく、
完全に自分の趣味で選んでOKです。
長く付き合うことになるキャラクターなので、じっくり考えて、
見た目はもちろん、種族としての生き方に
シンパシーを感じるものがあれば、それで選んでも良い感じです。
キャラメイクは納得いくまでこだわると良いでしょう。
適当に作るとあとで後悔します。

以下、簡単に各種族の特徴を紹介して見ます。


  力と勇気の種族 炎の民 オーガ



 厳しい荒野に生きる、大きな身体にツノと尻尾を持った者たち。
 強いチカラと体力で、仲間のために命をかけて戦う。


男はワイルドで屈強、女はセクシーダイナマイトという
わかりやすい特徴が魅力。
両手剣やオノがよく似合い、戦士など身体を張って
仲間を守る職業がバシっとはまります。
実際、戦闘中の存在感はひときわ大きく、非常に
頼りになる印象を受けます。
オーガの住む町は住居とか城とか、土壁むき出しで
ちょっと埃っぽい印象。衣服も半裸に近いようなものも多く、
住まいやオシャレにまるで興味なし。
求めるのは己の肉体を鍛えることのみ!
って感じのストイックな種族です。


  愛の歌を詠う種族 水の民 ウェディ



 美しい島々で生きる、水のような色の身体を
 持つ者たち。速さと強さという特性を活かして
 愛する者を守るために戦うという


男はイケメン。女は美人。身体付きはすらっとしています。
棍やツメがよく似合い、スマートに戦う印象。
武闘家がしっくりきますね。
しぐさとかなんとなくちゃらい感じもしますが
それもまた魅力かと。
ウェディならセクシャルな発言も
ある程度許される感があります。(個人の感想です)
ウェディの住む町は整った綺麗な街並みです。
城も荘厳な風格があります。
全大陸中唯一のアクセサリー屋も存在し、
おしゃれに気を使う種族であることがわかります。


  叡智を備え自然を敬う種族 風の民 エルフ



 森と共に生きる、小さな羽を持った者たち。
 世界の理を深く学び、優れた呪文の使い手を
 多数世に送り出しているという。


男はミステリアス。女はかわいらしいという印象。少々小柄です。
魔法職が一番似合う種族なのは間違いないでしょう。
身体的特徴として、オーガのツノやウェディの背びれにあたるものは
背中の羽ですが、これがジャンプするたびにピロピロ動いて
みてて面白いです。
回復してもらうなら女エルフに限る…(個人の感想です)
エルフの住む町は和風テイスト。
障子、畳、座布団、布団etc・・・。
小さな村にも学舎があり、非常に勤勉な種族です。


  富と技術を尊ぶ種族 地の民 ドワーフ



 大地と共に生きる、小さな身体に大きな耳
 を持った者たち。高い技術力と器用さで
 高度な文明を築き上げたという。


男はおっさん、女はロリっこという感じ。
せせこましく動く盗賊がよく似合います。
かなりクセのある見た目ですが、動いてみると
男は愛嬌があって、女はかわいらしいです!
(ドワーフびいきとしての個人の感想です)
ドワーフの住む町は古代文明の機械じかけが
ちらほらと散見されます。
圧倒的な科学力を誇ったであろうその文明は
今は衰退してしまっているようですが、
物を作り出すことに積極的な点は変わってない模様。


  笑いと夢に生きる種族 花の民 プクリポ



 絵本のような町で生きる小さな身体の者たち。
 強い魔力を持つ彼らは、楽しみを生みだすことに
 情熱を傾けるという。


男も女もとにかく愛らしいマスコット的種族。
旅芸人がよく似合います。
ちょっとドラクエの主人公にするのには
抵抗があるかもしれませんが、癒され度は
まちがいなくナンバーワンだと思うので、
魔王を倒すとか使命感にとらわれずに楽しむといい!
プクリポの住む町は娯楽がたくさん!
サーカス小屋、ドレスアップ屋、お菓子の家、巨大な楽器・・・。
とにかくたのしいことが大好き!
愉快な種族です。


  オンラインモード~各種族序盤イベント

種族選択を終えるとプレイヤーはアストルティアの世界に
転生し、種族ごとの序盤イベントを経験することになります。
基本的にイベントに沿って行動し、最後に序盤のボスを
倒すことで序盤イベントが完了します。
そこいらにいる他のプレイヤーとパーティを組んで
最大4人でイベント攻略することも可能ですが、
1人でも十分にレベルを上げれば余裕でクリアできるかと
思われます。

序盤イベントをクリアしたら、
いよいよ広大なアストルティア世界での冒険が始まります!


  アストルティアのあるき方

アストルティアは、4つの大陸と1つの諸島からなります。
(諸島もいっしょくたにして5大陸と呼んでも差し支えありません)

  大陸間鉄道

 

 この5大陸間には、「大地の箱舟」という大陸間鉄道列車が
 走っており、各大陸の鉄道駅がある町から大陸間を
 列車で移動することができます。
 プレイヤーは列車や徒歩でアストルティアを冒険することになります。

  パーティを組む
 冒険は最大4人のパーティを組んで行うことができます。
 この4人は他のプレイヤーでもかまいませんし、
 各町の酒場でAIの仲間を借りられる「サポート仲間」
 システムを使えば、プレイヤー1人でも
 4人パーティを組むことができます。

 この「サポート仲間」で借りられるAIの仲間は、
 各プレイヤーがログアウトする際に自キャラを酒場に
 預けることでサポート仲間として登録され、
 他プレイヤーに貸し出す仕組みになっており、
 ここで貸借されたサポート仲間が稼いだ経験値の一部は
 後日登録者がログインした際に支払われることになります。

 と、まぁこんな感じでMMORPGになったとは言っても
 従来のドラクエのように一人で遊びたい人は
 サポート仲間を積極的に利用することで
 ソロプレイが十分可能なつくりになっています。
 (他プレイヤーとパーティを組んだ方が有利なことは多いですが)

  フィールドを探索する
 フィールドは「VIII」のようなフル3Dの広大な世界を
 歩くことになります。
 戦闘はシンボルエンカウント方式。
 フィールドをうろつく魔物シンボルとの接触により発生します。

 

 従来のドラクエとは違い、同一マップに極端に強さの違う
 敵が混在することもあり、強敵との戦いを避け、
 同格程度の敵と戦いつつフィールドを探索することになります。

  戦闘を行う
 戦闘は従来のドラクエのような完全ターン制ではなく、
 アクティブタイムバトルの要素が強いです。
 一定間隔おきに各プレイヤーにターンがまわってきて、
 そこで従来のドラクエ式コマンドを決定して
 攻撃や呪文の使用を行うことになります。

 

 ターンがまわってこない間も戦闘フィールド上を自由に
 動きまわることができ
、敵が後衛キャラに攻撃に行くのを
 押さえ込んで阻止したりすることも可能で、
 ここが従来のドラクエと大きく違う点です。
 戦闘からの逃走も、この移動によって戦闘フィールドから
 出ることで行うようになっています。

  育成システム
 キャラ育成のシステムは「IX」がベースとなっています。
 各職業ごとにレベルが設定され、レベルアップすることで
 獲得できるスキルポイントを職業個別のスキルに振ることで
 特技を取得できます。
 取得できるものの中には他の職業でも使用できる特技や、
 「常時○○アップ」というようなパラメータアップ系も
 含まれているので、必然的に多くの職業を経験した方が
 キャラを強化することができるようになっています。
 (転職は酒場で自由に行うことができます)

  旅人バザー

 

 このゲームのキモとなるシステムです。
 旅人バザーという市場にプレイヤーがアイテムを出品して
 自由に売買を行うことができます。
 「X」では、武器や防具は基本的にこの旅人バザーで
 入手することになります。

 従来のドラクエのようにダンジョンの宝箱に強い武具が入っている
 ということは一切ありません。

 武器や防具を作った職人プレイヤーが出品したものを使用者が買う
 他の冒険者が出品している素材やレシピを職人が買う
 というようにアストルティアの経済循環が形成されており、
 冒険者はレベルに応じた武器・防具をこの旅人バザーで
 求めることになります。
 従って、従来のドラクエ以上にお金が非常に重要な意味を持ちます


  ドラクエX 楽しみ方いろいろ

序盤イベントクリア後は、フリーシナリオとなります。
だだっぴろいフィールドに放り出され、何をしていいか
わからないと悩むプレイヤーも少なくないかもしれません。
以下におおまかな楽しみ方を書いてみます。

  メインストーリーを追う

 

 「X」のメインストーリーは、各大陸をまわって
 「キーエンブレム」を集めることが主目的となります。
 キーエンブレムが手に入る町ではイベントが発生し、
 そのイベントをクリアすることでキーエンブレムを
 入手することができます。
 キーエンブレムが集まるたびにストーリーは少しずつ
 動いていき、やがて主人公の故郷を滅ぼした
 冥王ネルゲルへと迫っていくことになります。

  冒険を楽しむ
 個人的にドラクエ全シリーズ共通の楽しみだと思っているのが
 未知の土地を、その土地がどのような意味を持つ場所なのかを
 想像しながら冒険する
ことです。
 ドラクエシリーズは次にどこへ行くという目的地が
 明確に提示されずに手探りで目的地を探していく場合が多く、
 その過程で意味ありげなほこらなりダンジョンなりに
 辿り着くことがあります。
 そのときは何の場所なのかわからなかったりするんですが、
 のちのちストーリーが進んだときにその場所の意味が
 わかったりすると妙な爽快感があります。

 

 「X」はそういった意味では未知の土地のオンパレードで、
 意味ありげな洞窟やほこらが各地に存在します。
 当然初見では意味不明な場所も多いですが、
 ストーリーを進めていくと何の場所かわかったりするので
 こういうところは非常にドラクエっぽいです。
 フル3Dの広大なマップはなかなか冒険しがいもあります。

 

 ゲーム中、写真も撮れるので絶好のポイントをカメラに
 おさめるのもアリです。
 大陸間鉄道の線路が走ってる場所もあるので
 撮り鉄の気分も味わえます。

 

  レベルを上げる
 ドラクエではおなじみの作業「レベル上げ」です。
 従来のドラクエシリーズでは、普通に冒険しているだけで
 ある程度のレベルは上がるので、明確にレベル上げをする
 必要はなかったかもしれませんが、今回「X」では
 しないわけにはいきません。
 MMORPGとしてのバランス上、普通に冒険しているだけでは
 なかなかレベルは上がらず
、レベルが低いままでは
 冒険すらままならない危険な土地も多くあります。
 必然的に、自分と同格程度の倒しやすい敵に目をつけ、
 ある程度の時間その敵を狩りつづけて経験値を稼ぐ
 必要があります。

 まぁこれを作業的で苦痛ととらえるか、
 キャラ育成の喜びを感じられるかは人によると思いますが、
 上記「冒険を楽しむ」の過程で経験値の入りのいい
 狩り場を探すことも目的のひとつに組みこんでおけば
 モチベーションも上がることかと思います。
 フレンドとだべりながらまったり狩りするのもアリでしょう。

 なお、プレイ時間があまり取れない人向けに、
 「元気玉」というアイテムがあります。
 一定時間獲得経験値とゴールドが2倍になるという
 素敵アイテムで、ログインしていないあいだに貯まる
 元気チャージと引き換えに入手することができます。

  お金を稼ぐ
 レベル上げ作業と同じく、「X」ではお金稼ぎも
 ある程度工夫をしないと思うように貯まりません。
 敵から入手するゴールドは微々たるもので、
 レベル上げと並行でお金稼ぎというのはあまり
 現実的ではありません。
 お金を稼ぐ方法はいくつかありますが、
 代表的な方法としては以下のようになります↓

   1.職人仕事をする

  

  武器鍛冶職人、さいほう職人、錬金職人など、
  「X」では職業とは別に「職人」に就くことができます。
  「職人仕事」では素材を使って簡単なミニゲームを行い
  製作物を生みだすことができます。
  ここで製作した品を旅人バザーに出品したり、
  ギルドマスターに納品することでお金を稼ぐことができます。
  ただ、多少のリスクもあり、製作物の出来が悪かったり
  すると思うような値が付かず、素材代の回収すらできずに
  赤字となることもあります。

   2.素材を拾って売る
  フィールド上には「キラキラポイント」と呼ばれる
  調べると素材が入手できる場所が点在しており、
  冒険のついでに拾い集めた素材を旅人バザーに
  出品することでちょっとしたおこづかいに
  することができます。

  

  身入りは少ないですがローリスクで稼ぐには
  良い方法です。
  また、キラキラポイントとは別に、フィールドには
  あらゆる場所にドラクエとしてはおなじみの
  「宝箱」が配置されていたりします。

   3.レアドロップをねらう
  モンスターの中には、旅人バザーで高額で取引されている
  素材やレシピを落とすものもあり、これを狙ってひたすら
  その敵を狩りつづけるのも有効です。
  うまくドロップすればその喜びは格別なものがあります!
  なお、ドラクエXではドロップアイテムはパーティ全員が
  それぞれ獲得することができるため、分配でもめることは
  ありません。

   4.相場師になる
  旅人バザーはプレイヤーが自由に品物に値段を付けて
  出品できる市場です。
  なので、あらゆる品物の価格相場は常に変動しています
  また、大陸ごとに市場が設定されているため、
  同じ品物でも大陸ごとに相場が違ったりします。
  これを利用して、品物の相場が安い時に大量購入して
  相場が上がったときに一気に売り抜けて利益を得るという
  ことも可能です。
  当然、リスクもあるので経済感覚に長けていたり、
  そういう儲け方に喜びを見出す人向けです。

   5.ふくびきで一獲千金を狙う
  ゲーム中、いくつかの方法で「ふくびきけん」を
  入手することができます。
  これを使って「ふくびき」をして、うまく一等~三等
  あたりが当たれば旅人バザーで超高額で取引される
  アイテムが入手できます。
  確率は決して低くはなく、毎日こつこつ引いていれば
  いつかは身を結ぶことでしょう。


 ・・・と、だいたいこんな感じでお金を稼ぐことになります。
 ゲームなので、あまりマジにならずに楽しく稼げると
 良いですね。
 現在のバージョンですと、ドラクエおなじみの「カジノ」は
 まだ実装されていませんが、カジノが始まったら
 仕様次第では破滅する人が続出するかも・・・!?ざわざわ


  クエストをこなす
 町などにはプレイヤーにお願いごとをふっかけてくる
 キャラもいます。
 敵がまれにドロップするアイテムを持ってきてくれ、だの
 ある人物を探してくれ、だのRPGっぽいおつかいの数々。
 これらをこなしていると報酬がもらえたり、
 プレイヤーの名声がどんどん高まっていきます。

 すでにメインストーリーをクリアした町では
 「外伝クエスト」をプレイすることができ、
 本編に登場した味のあるキャラたちのその後を
 楽しむことができます。

 言ってみればサブストーリーといった感じでしょうか。


  ハウジングを楽しむ
 お金がある程度貯まれば、各町の「住宅村」という
 場所に自分の「家」を買うことができます。
 この「家」は宿屋感覚でHP・MP回復ができたり、
 倉庫として使用できたりとゲーム攻略上でも
 重要な役割を果たしますが、一番の特徴は
 家具などを配置してインテリアコーディネイトを
 楽しめるという点!

 

 うん、そう。どうぶつの森!
 家具の種類も豊富で凝りだすといくらでもゴールドが
 必要になるので要注意です。
 庭の畑でお花を育てれば、防具をカラーリングする
 ための染色素材を収穫することも可能です。

 


  魔法の迷宮にもぐる
 「魔法の迷宮」と呼ばれるランダム生成ダンジョンを
 攻略するモードです。
 「まほうのかぎ」を使用すると、同タイミングでかぎを
 使用したパラメータの近いプレイヤーを自動的に
 マッチングして4人のパーティを形成し、
 「魔法の迷宮」モードが始まります。

 

 数フロアからなるダンジョンの最深部でボスを撃破すれば
 終了で、一回20~40分程度のおてがるダンジョン
 といった感じです。
 プレイヤーをランダムでマッチングするというのに
 最初は抵抗があるかもしれませんが、
 慣れてしまえば、ダンジョン攻略という目的はみんな
 同じなので、自然と行動できます。
 全員終始無言で進む場合もよくありますし、
 軽いおしゃべりをしながら攻略となる場合もあります。
 すべてはそのときの空気次第。
 攻略がおわるとすっぱり解散となるのも
 おてがる感を推進してます。

 

 攻略すると、一日一回限定で「ふくびきけん」が入手できるほか、
 まれに出現する「隠し階」では、メタル系の敵が出現したり、
 行商人として「IV」のトルネコがあらわれて貴重なアイテムを
 購入できるといったサプライズ要素もあります。

 

 この迷宮のためだけでも一日一回ログインする価値は十分にあります。
 プレイ時間があまり取れない人にとっては、
 短い時間でたしかな満足度が得られる良システムだと思います。 


  フレンドとあそぶ
 これはMMOならではの楽しみですが、やっぱり気の合った仲間と
 一緒にプレイするのは楽しいです。
 そういった気の合う仲間を見つけるのは非常に大変ですが
 うまいことバシっと出会うことができれば幸運だと思います。

 ストーリー進行度が同じなら一緒にイベントをやって
 ムービーシーンなども一緒に観れますし、
 イベントの感想を言い合いながら進められるのが新鮮です。

 街中で鬼ごっこやらかくれんぼやらをしてる人も
 たまにみかけます。
 工夫すれば色んなことに楽しみを見出せるかも・・・?


  まとめ

ドラクエXは、MMORPGとしては非常にシンプルなつくりと
なっています。
コマンドは従来のドラクエとおなじく「はなす」「しらべる」
等の2×4枠のウィンドウにおさまる程度しか存在しませんし、
キャラ育成もスキルツリーのような複雑な構造にはなっていません。

これはMMORPGでありながらも、「ドラクエらしさ」を演出する
製作者のこだわりのようで、これが昔からのドラクエファンにとって
実に居心地が良いです。

最初にオンラインの世界に降り立ったとき、
まわりのプレイヤーキャラたちがいっせいに
町のツボやタンスを開けたり調べたりしてる光景をみたとき、
もう謎の感動に包まれてしまいました。
あー、みんなドラクエやってんだなーって。

プレイ時間が長く取れる人に対して、プレイ時間の取れない人が
圧倒的不利にはならない救済措置的システムもありがたく、
ログアウト時間とひきかえに入手できる「元気玉」はもちろん、
数時間の金策と同等以上の金額が運次第で当たる「ふくびき」も
プレイのモチベーションを底上げしてくれます。
(ふくびきけんは長時間プレイでたくさん入手できるものではないので)

もちろん、微妙だなと思うところもあって、
スキル・特技の性能の格差がかなりあり
せっかく武器の種類がたくさんあるのに、
強敵とガチでやりあうとき、まともにダメージが通るのが
実質ツメ一択だったりするところがかなり問題だと思います。
もっと武器ごとにいろんな戦い方ができても
いいのになーと、これは切に思います。
ぜひとも改善を・・・!

でも、まぁ総じて満足ですドラクエX!
今後のアップデートで「神話篇」なる新たなストーリー展開が
あるようですし、物語的にも期待しています。

では、今日もアストルティアへ行ってきます!


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5 コメント

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Unknown ()
2013-04-03 21:43:13
良いところも多いけど、スキルのバランスがひたすら悪いんですよね
ゲームバランスはRPGの命だから、コンテンツ増やすよりそっちを頑張って欲しいです……
返信する
Unknown ()
2013-04-13 02:10:02
せめて100時間でクリアしたい
返信する
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