テノール歌手 有坂まさよしです。
アリサカスクールを東京都目黒区と新潟県上越市で経営しています。
賢良方正…正しいことを正しいと述べるためには常に教養を身につける努力をし続けなければならないと思うニャ。様々な分野の知識、文学、音楽や芸術など高尚な文化への深い造詣が品位、品性、物事の理解力・解釈力・創造力に結びついていることが必要ニャ。中途半端な知識などで自分の意見・主張が正しいと頑固に述べる人はただただ煩わしいだけの存在になってしまうと感じるニャ。
ベッリーニの声楽作品は歌うと同時に、常にraccontareを心がける必要があると感じます。旋律曲線を流麗に奏でながら、そこに描かれているストーリーを話して聞かせるように…。なぜならイタリアのベル・カントはraccontareために存在するからです。
ショパンのピアノ作品には常にcon leggerezzaが必要だと思います。悲しい、力強い、劇的な旋律のいかなる時も…。なぜならショパンのピアノ作品はイタリアのベル・カントが活用されているから。