音楽家の心の内を本当の意味で理解するのは、知性と教養を兼ね備え豊かで、心づかいのできる芸術家だけなのかな…と感じます。
音楽家の心の内を本当の意味で理解するのは、知性と教養を兼ね備え豊かで、心づかいのできる芸術家だけなのかな…と感じます。
ショパンはリストに“多くの聴衆を前にすると気おくれし、息ができなくなりそうになる”というようなことを打ち明けていたそうです。ただ舞台で常に余裕で自信に満ち溢れた演奏を見ていたリストはそのショパンの告白を信じなかったようです。ピアノの名手でもあったショパンでさえも…と思い、興味深く感じると同時に、ふっと安心してしまう自分がいます。不思議です…。
ショパンはパリ・デビューの大成功の後は不遇な時期を過ごしていたようです。多くの人々が彼の才能を競って賞賛するが言葉だけでそれに見合った黄白は支払わなかったようです。その時、芸術に造詣が深くてショパンの才能をよく知っていた裕福な人物がショパンを最上級の社交界に導いたそうです。口だけではなく行動力のある人との出会いは大きな変化をもたらすものだなと感じる今日この頃です。
アリサカスクールのコンサートの出演に向けて、熱心にレッスンをしています。
完璧な演奏を目指してレッスンに一生懸命取り組んでいます。
堂々とした演奏ができるようになってきています。
コンサートが楽しみです。
大曲に挑戦しています。
納得いくまで真面目にレッスンを受けています。
継続は力なりです。
田園調布と地元のアリサカスクールのコンサートに出演することを楽しみしています。
それに、このテクニックは跳躍音程を自在に駆使できる魅力もあります。パッサッジオの理想の美しさは完璧な音程、軽快なこと、緊張感があること、音が整っていること、鮮明なこと、自在に動けることだと考えます。
若きワーグナーはベッリーニの様式に目を奪われ、二作目のオペラ「イル・ディヴィエート・ダモーレ」をシチリア島に設定し、ベッリーニの歌唱の透明感をドイツのオペラ歌手の手本として指し示して、順々に追随しようとしました。
このパッサッジオの技術の習得には様々な方法があると思います。例えば、声を極めて軽快に動かし、順次進行の構成音自体をとてもクリアに演奏するようなトレーニングがあります。…
