おひさしぶりです。
実は、ぼくの心の師匠、と言っても正式なお弟子さんではありません、
1970年代後半頃から写真雑誌でちらほらと拝見していて、へえ、写真って文学と同じじゃんこんな写真表現もあるのかァと驚きつつ見ていたこと、そしてサラリーマン時代を経て、ぼくがフリーのカメラマンになったその背中を押してくれたのは
森山大道のコンテンポラリーな写真だったのです。
1980年代中ごろの、雑誌で仕事をしているころ、某求人雑誌(週刊)でしたが、どうしても僕が尊敬できる人だけ載せたりしていたのですが、企画が通りましてグラビアに森山大道氏にご登場願いましたことがあるのです。下手なぼくの写真とインタビューで構成した記事でしたが、数頁のグラビアにして載せたことがあるのです。つまりぼくの仕事というよりも、ほとんどぼくの趣味と言ってはおかしいのですが、ぼくが尊敬できる人だけ編集部に掛け合って載せたりしていたのですね。それで、数日間森山氏に密着取材、電車に乗ったり、撮影風景を撮ったり、そうそう渋谷のカフェで最初お会いした時から森山さんにお話を伺い、そうそう、この時は森山大道氏に美味しいコーヒーを御馳走になったりしたのでした、取材者として失格ですよね、で、今でも覚えているけれどこのコーヒーが実においしかったのですね。で、近くの先生の事務所まで伺って写真を撮ったりした思い出があります。
当時から、カリスマ的な人でしてコアなファンはいっぱいいたんだと思います。( 今でも覚えているのですが、森山大道氏は、若きカメラマン志望のぼくに、とにかくたくさん撮りなさいと、スナップ写真をたくさん撮りなさいとお教えくださったのでした。) 今でも、この教えは心にしっかり入っていると思います。だって、好きで入ったこの道ですもの、少しでも選べる写真撮りたいですものね。
前文が長くなりました。
森山大道氏が、2019年のハッセルブラッド賞をおとりになったのです。
これは実に凄いニュースでして、同賞は、写真のノーベル賞とも称される最高の名誉なことなのですね。
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森山大道さん、本当に素晴らしい。
フォト・文 石郷岡まさを![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/a1/c85ff9342946a6254ae0c79e1b7a8c7e.jpg)
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