gooブログはじめました!散歩写真の達人 石ちゃんのフォトエッセイ ーーー30年の私写真散歩 少しずつお見せしましょう。

「東京原色図鑑」散歩とスナップ写真1万点。
80年代の東京も。大好きな写真家に、濱谷浩、石元泰博、森山大道氏等。

カメ漫だらだら石ちゃん散歩 春が来た心の中にも春が…

2019年02月22日 | 認知症防止
今年の冬が案外暖冬で過ぎてしまい、2月も半分以上を過ぎ、今日、2・22をもってぼく的には2019年の春を高らかに宣言したいと思います。

嬉しいな。

さて嬉しいなついでに言えば、こんなこともありました。

 ある夕方、ぼくは帰路について、バス停の階段を上っていた時、・・・
さっきから視野に入っていたの、ではやっぱりなかったんだよねえ、横から女子高校生が何かぼくに言葉をかけてくれたようであった、その言葉がよく聴きとれずに、相変わらず長い階段を荷物を持ちながら、数段ずつゆっくり上がっては一休み、また上がっては一休みをしていたのだった。怪我を怖れるぼくは、いつもそのように数段ずつゆっくり階段を上がることにしているんだ、重い荷物を持っているときは特にゆっくりね。

 そういう姿がどうも女子高校生には、病気を持った老人の歩行困難、か何かに見えたんだろうね、そう、手伝ってあげようという高校生の申し出とわかって、ぼくは何度も何度も、ありがとう、と言っていたんだ。大丈夫だよとも言ったかな。そしてこんなにも優しい若い人もいるんだなあと思い、ジーンときてもいたんだ。うれしかったねえ。若い人から親切にされるなんてそんなにあることではなかったように思う。(それはぼくのボケ具合のナセる技のせいであるのかもしれなかったが)

このバス乗り場に至る階段は、実は今エレベータの工事中でして、実に2年以上工事中なんですがね、旅行客などが重いバッグを抱えながら、えいやっと長い階段を苦労しながら上がって時に下がって行かれる姿を何回もぼくは目撃しているんだね。ほんとうに自治体がケシカランと何回も思ったことですよ。それはさておき、若いお人の心根がやさしいことにぼくは本当に感動をしました。そんなことが最近ありまして、…よけい今年の春の訪れがうれしいんですねえ。いつまでも40代や50代と思っていたが若い人から見たら確かに老人以外の何者でもなく、どんなに本人が若いつもりでいても、10代の若者から見たら老人にしか見えないのだろうねぇ。

さあ、今年の春はばっちりと桜を撮ってやろうかな。







   
     文・フォト 石郷岡まさを