カメ漫だらだら石ちゃん散歩 たまには温泉にでも・・・

梅雨の間の、曇り空。鬱陶しい曇り空。

いつ降ってくるか、小雨ちゃん。

　然し雨も必要なんでしょ。

この間は気に入っていた傘をよりによって一番気に入っていた傘をなくしたし、あれは哀しかったぞお

ぼくの脳、大丈夫かや。たのんまっせ。

長さで言えば、普通の紳士用、55センチから60センチくらいの大き目を愛用するが、折り畳み傘は
携帯性に難あり。と言うと、折り畳み傘は小さすぎてややぬれてしまうと言う難点も。
その中間の傘を、折り畳み傘なんだけれども、やや大きくて、たたんだ長さがちょうど良い大きさ。

　そんなお気に入り傘をなくしたのですね。悔しくって悔しくって・・・

たぶんもう売ってないかもしれない。もしデパートで売っていたとしても5000円とかそれ以上なら買えないなあ。


　でも、見方を変えてみると・・・
別に怪我をしたわけではない、痛いとか病気が関係してもいない。

ただの、ものを紛失したに過ぎない。

そんなことで済んだことに、感謝をしなければならないのかも。

いずれどんなお気に入りの傘でもカメラでも、このぼくまでも、きっとお別れするときが来る。

だから、それまでのしばしのお付き合いなのだと考えれば、たいしたことではない。


　そんなにいつも達観しているわけでもなければ、泰然と　禅の僧侶のように修業しているものでもない。いつもくよくよ小さなことで思い煩うことが多い馬鹿者である。

でも温泉の湯は、そんな体をほかしてくれる。
あったまることがこんなにも気持ちのいいことなのかと思わせてくれる。


　入浴の前と後には、水分を少し摂ったほうが良いと聞くので、お水を飲みましたけれどもね。




　　写真・文　石郷岡まさを