カメ漫だらだら石ちゃん散歩 あれから１３年経つのかあ。

皆さんにも記憶があるのでは？

朝だったかなあ、夜のテレビのニュースで知ったのだったかなあ。

とにかく、仰天するよな映像が・・・

ＷＴＣビルがもくもくと煙を吐いて、やがて倒壊する映像に
世界中の何十億人という人が　文字どうり仰天したあの日。

あれから、１３年経つのかあ。


そして、３年半前　日本の太平洋沖の海辺の町は、主として
岩手、宮城、福島県の海辺の町は津波にのみこまれ多くの人々が
亡くなったのだった。


　このことを忘れないぞ。

ときに、原発をまた再稼働するような動きが明らかになった。


マジですか？

日本の未来は、昏いのではないか。
そうならないためにも、今の政府の動きに厳しいチェックを。

今回は、ややアジテーションのような内容になったが
このぼくの心配が何十年後に、いえ百年後も二百年後にも
現実の悲劇や多くの人々の抑圧につながらければいいんだが。

ぼくよりもこれから、数十年も生きる若い人々には
日本を戦争と抑圧の時代にはしてほしくないんだ。

ぼくが戦争に反対する理由、それはぼくがきわめて臆病なことと関係があると思う。
ぼくは、とっても痛いのが嫌なんだ。
この間、台所で大根おろしをやっていて、間違えて指の方まで大根おろし器のとんがった刃先でガリリとやってしまい、あっという間に血が出てね、あわてて出血を止めたが、血豆は１週間は消えなかったねえ。気をつけ気をつけてまた血豆を破らないようにしながら、１週間以上は治癒するのにかかったよ。

おそらく戦争という場面ではこんなものではないだろう、
指先の怪我だって、全治１週間だってこのように痛いのだ。

痛いのが嫌、悲しいのが嫌、まして人を殺めるなんてもっといやだ。
自分がそういう場面になったら、逃げたい。

戦争とは、人殺し大会なのですよ、といった名優　小沢昭一さんの警句を
今多くの日本人はしっかりと受け止めて考えようじゃありませんか。

本当に今は瀬戸際のような気がいたします。



　　　　　　　　　　　　　　写真・文　石郷岡まさを