ポケットモンスター ジ・オリジン

2013-10-03 | ポケモン
あの頃、私は11歳だった。
大好きなポケモンがアニメ化すると何かで読んだ。
いまはなき『小学五年生』だっただろうか。友達から聞いたのかもしれない。
とにかくアニメ化を知って、非常に楽しみだった。
どんなものになってブラウン管から出てくるんだろう。色々と想像した。
そう、その時夢想していたアニメがいま、ここにある。

あちこちを旅してどんどんポケモンをつかまえ、どんどん強くなっていく。
ピカチュウは「ピカチュウ」とは鳴かなくて、ゲットなんて言葉もなかった。つかまえる、だ。
極悪非道なロケット団とも1対1のポケモン勝負で決着をつける。
8つのバッジを集め、してんのうを倒し、チャンピオンになり、そして――。

もちろん、長年続いてるサトシの冒険譚も大好きだ。
当時『ジ・オリジン』のようなアニメを作ったとしても人気は獲得できなかっただろう。
いまだからこそ観ることのできるアニメだ。
だが、非常に素晴らしい作品だった。

いつの間にか対戦・交換する相手もいなくなり、
ゲームソフトも買わなくなっていた。
でも、また冒険を始めたくなった。
『ポケットモンスターX/Y』……とりあえずどちらか、手を出そうと思う。
おっと、『ニンテンドー3DS』も買わないとな。
ゲームが立体になるんだぜ!
「かがくの ちからって すげー!」

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