
小2次男が言い張りました。
「僕が作るんだっ!」
ただでさえてんてこ舞いの朝、しかもこの日の朝の私の出勤時間はいつもより30分早い。
「え~出来るのぉ~。」
He said .
「出来るさ!」
出来れば一人で全部やってしまいたい。
「難しいよぉ~?」
He said.
「大丈夫さっ!」
でも…時間がないっ!
「ん~……やっぱりまた今度にしない?」
He said.
「いーやーだっ!!」
だよね……言い出したら聞かない男です。
丸めたご飯に卵焼きを巻いてお弁当箱に入れて次男に渡します。
お好きなようにどうぞ。頑張って!
海苔やふりかけでお顔を描いたりトッピングをしたり。
しばらくすると「出来た」と次男の声。
心なしか元気がない。
……?
お弁当箱の中はお世辞にも可愛いとは言い難い……。
「みんなは可愛い妖怪ウォッチのキャラ弁だけど、いいんだ…僕は…」的な丸めた背中。虚ろな目。
きっと、『上手く出来なかったけど自分で「やるっ!」と強く言ってしまった以上ひくにひけない』という思いなのでしょう。
男の意地なのか「ママやって」と言いたくても言えない。
…んもぅ、何なの朝から…
切ないじゃないのっ(>_<)
彼の見ていないところでちょこっとだけ触らせてもらってレッツゴー。
何かすっきりしないなぁ……
よし!次男っ!お弁当を作ろう!!
ママと一緒に誰にも負けないすんごい妖怪ウォッチのキャラ弁を作ろう!!
これを持って、どこか遊びに行こう!!
これから紅葉が見頃の時期になるから、紅葉を見に…行こ……
言わない。私は言わない(>_<)