前回の続きです。
気を取り直して別のアトラクションへ!
次男はお化け屋敷希望です。
昨年お化け屋敷から出た後に怖くて「うわぁ~~~っん!怖かったよぉぉぉ~!」と大声をあげて泣いていました。
次男の泣き方はいかにも子どもっぽくて可愛いなぁ~なんて思ってしまいます。
しかし、泣きたい時に泣けない、感情を上手く表現するのが得意ではない長男を見ていて、かわいそうに思う時があります。
という私も、感情を正しく相手に伝えることが非常に下手で、人を傷つけてしまいます。ごめんなさい。
で、大泣きしても知っている人が現れると必死でこらえて「泣いてなんかいないやい」という石原裕次郎さんを彷彿させるような大スター的な仕草をする次男です長い&あなたはドラマーじゃない。
「怖くない?やめた方がいいんじゃない?っていうか、ママが怖いから止めない?」と再三確認しましたが本人は「やる!」と言って聞きません。
7才男児。男のリベンジなるか。
券売機でチケットを買って入口でスタッフのお姉さんから説明を聞きます。
「この手紙には空欄があります。中で言葉を見つけて記入し、手紙を完成させてください。」
と言ってA4一枚を渡されました。
テストの虫食い問題みたいです。
( )に当てはまる言葉を書きましょうです。
それを受け取りいざ中へ!
ところがっ!
「キャー!!!」
中へ入って数歩のところで、親子揃って全力バック!
まだ何も始まっていません。
ただ暗いだけです。
扉のノブをつかんでも、手が震えているせいか入口が開きません。
すると、外から異変を感じたのか、若い男性スタッフが入ってきました。
「こわぁぁぁ~~~っい!!!」
次男がこのお兄さんにしがみついて離れません。
「こわぁぁぁ~~~っい!!!」
思わず私もしがみつきそうになります。
いやいやいや。
私は大人です。
しかも人妻です。
子どもの前です。
ぐっと我慢です。
「最初だけ一緒に行ってあげるよ~♪」となんて優しいお兄さん。
「キャー!すみません…お兄さんにキャー!しがみついていないでママのところキャー!においで…キャー!」
私も足がガクガクしていてもうダメです。
数歩歩いて「じゃぁお兄さんはここまでねぇ~♪」と次男を離そうとしますが、次男は「いやだ!!お兄さんから絶対に離れな~~~っい!!!」としがみついて離れません。
「だから言ったじゃないのよぉ~~~っ!キャー!止めとこってぇ~~~っ!キャー!」
お兄さんも諦めてくださったのか、キャー!キャー!うるさい母と、しがみついて離れない子どもと共に進んでくださいました。
お供して下さったお兄さんに感謝です。
私ときたら、いい大人が人に対する気遣いの欠片もありません。
しかもお兄さんは恐らく私より一回り以上若いでしょう。
情けない母。
そんな情けない母は「キャー!何なのよぉ~~~っ!キャー!何で人倒れてるのよぉ~~~っ!キャー!怖いってばぁ~~~っ!キャー!」
あまりにも怖くて絶叫が止まりません。
「キャー!いい加減にしてよ~~~っ!キャー!答えなんてキャー!どこに書いてあるのよ~~~っ!キャー!キャー!」
「そこ。」
お兄さん極めて冷静です。
間違いなく引いてます。
「バカじゃないのぉ~!!こんなキャー!怖いキャー!ところ覗き込めるわけないキャー!じゃないのよぉ~~~っ!」
優しいお兄さん。
本当にごめんなさい。
あなたは絶対にバカなんかじゃない&初めて子どもの前で「バカ」という言葉を使ってしまって密かにショック&次男よ恐怖で覚えていないよね?と期待。
出口まで延々とそんな状態でした。
出口でお兄さんに丁寧にお礼をして、気持ちが落ち着いてくると、もう恥ずかしくて恥ずかしくて。
東京には私が入る穴はないのですか?
でも、入口で手にした手紙はちゃんと完成させましたV(^-^)V
優しいお兄さんさまさまですm(_ _)m
ねぇ。次男。ママはね。
算数の宿題プリントで「上の絵とグラフを見て思ったことを書きましょう。」という問題に「りんごがおいしそうです。」と書いた君とは違うのよ。
と、お化け屋敷を出て男らしく涙を拭う次男に、どや顔だけど情けなく稚拙で残念な母でした。
次男。
来年は「お化け屋敷、大丈夫だったね!」と一緒に笑おうね。
ゴールデンウィークに東京に行ってきました。
神奈川にあるジャイアンツ球場で2軍の試合を観戦して、翌日はスカイツリーからの東京ドームでナイター観戦。
さらにその翌日は長男withパパの『チーム長男』は二人でドームにある野球博物館に行き、次男with私の『チーム第二子』はドームに隣接している遊園地へ。
まず最初に「ワンダードロップ」という水の中にバシャーンと突っ込んでいく数人乗りのジェットコースターに乗りました(相変わらず説明が小学生以下です)。
そこで恐怖体験をしました。
次男と二人で乗りました。
GWから一日はみ出しているせいか、お客さんは私達だけです。
事前に若いスタッフの方にポンチョの購入を勧められたので二人分購入しました。
うっひゃうひゃ(≧∇≦)のテンション最高潮の次男と、恐るおそる(>_<)の私です。
私は気が小さいので、あらゆる事に対してものすごく怖がりなのです。
臆病なのです。
前も後ろお客さんが居ません。
私達だけです。
動き出しました。
ガクン。ウィーン。
ガンガンガンガンガンガン…
ゆっくりと上まで上がっていきます。
それに比例するかのように、次男のテンションも私の恐怖心も高まっていきます。
「大丈夫?大丈夫?怖くない?」なんて次男に声を掛けますが、絶対に私の方が大丈夫じゃないです。
そして一番上まで登りきりました。
ここからヒャーヒャー叫びながらのグリングリンがあってのバシャンバシャンきての最後にバッチャーーーッン!!のポンチョ大活躍で「ヒャー!怖かったぁ~!ポンチョあっても濡れちゃったね~!」なんて二人でニコニコしながら、前髪から水滴をしたたらせて、次男のお顔に付いた水をハンドタオルで押さえながら、ゆっくり私達を乗せたジェットコースターはスタート地点に戻るはずでした。
ところがっ!
一番上まで登りきったところで、あろうことかジェットコースターが止まってしまいました。なかなか動きません。
なになに?
どうしちゃったの?
ん?演出?
数分が経過しました。
おかしい。
これはおかしい。
ありえない。
何かあったに違いない。
私の臆病ながらにスリルを楽しむ恐怖心から、身の危険を伴った恐怖心に変わります。
何としても子どもを守らなければ!!
そこへスタッフのアナウンスが入りました。
「只今安全装置が作動しましたので、運転を見合わせます。スタッフが救出に参りますのでそのままお待ちください。」
………!!!!!
頂上で停止している次男と私は、三人のスタッフにより助け出されました。
レールの横を誘導されポンチョ姿で一旦公道に出て、ジロジロと見られながら再度入園。
…怖かった…。
子どもに何もなくて本当に良かった…。
思い出してもゾッとします。
このままではダメです。
気を取り直して何か別のアトラクションをやりましょうo(^-^)o
次男をハッピーな気持ちにさせてあげたいっ!
彼の要望で「お化け屋敷」。
次回は「お化け屋敷」の巻です。
大丈夫です。
お化け屋敷では身の危険は伴いませんでした。
ただ、ちょっと…ハズカシカッタダケナノ…。
長嶋茂雄さんと松井秀喜さんの国民栄誉賞授賞式を観るためです。
テレビでご覧になった方も多いと思いますが、物凄いフラッシュの嵐でした。
そのフラッシュに決して飲まれることの無い桁違いの風格の二人。
そして誰もが羨む師弟愛。
これぞ本物。
グラウンド外ではお二人とも穏やかで非常に紳士的と聞いたことがあります。
あの世紀の国民的行事から今日でちょうど一年。
この一年は私にとってそれはそれはディープな一年でした。
向こう三年分を一気に生きたくらいの濃密さでした。
私はお仕事に全力を注いだ一年でした。
様々な事を一つずつクリアーして、尚且つそれ以上に私が気付かない間に築き上げていたものがあったり、目に見えない成果を得た事などの自信は大きく、私をぐんと成長させてくれました。
いくつになっても成長出来ることを学びました。
そして家族を支えていると思っていた不遜にも気付き、実は逆で、私が一番家族に支えてもらっていました。
とても感謝しています。
と、こどもの日の今日。
私よく頑張ってきたと自画自賛しつつ。
感謝もしつつ。
長嶋さん松井さんに想いを馳せつつ。
柏餅を食べつつ。
柏餅にコーヒー?と考えつつ。
出会いは人生を大きく左右します。
松井さんは長嶋さんというかけがえのない指導者に出会い、指導を受け育てられ、超一流プレーヤーとして素晴らしい野球人生を送られました。
松井さん。
あなたには今後やらなければいけないことがあります。
使命が残されています。
それは次世代の中心選手の育成です。
あなたが長嶋さんから全てを注がれたように、今度はあなたが若き者に全てを注ぐ番です。
それは決して逃れられない、逃れることの許されない、あなたに与えられた使命なのです。
松井さん。
…我が家の息子達、お願ぁ~~~っい
(≧∇≦)
ただの親バカなんだけどぉ、すんごい良い素材だからぁ~
(^O^)
体は小さいけど、センス抜群なのぉ~~~っ
V(^-^)V
そこそこ足も速いし~
ものを吸収するのって素直さが一番でしょ?
素直だから。うん。素直なの。
体も頑張って大きくするから。
勉強も頑張らせるから。
ね。ね。松井さん。
お願ぁ~~~っい
(≧∇≦)
どうかうちの子を心身共に超一流に育て上げて下さい
m(_ _)m
どこかで天のイタズラがありますように。
仮に天のイタズラがあったとしても、訳のわからない踊りをしながらリビングでまるで小動物のようにキャッキャと走り回っている息子達を見て…大丈夫かなぁ
(・_・;)