調子に乗っている時のくみこを、ビシっととがめてくれる「ぐれねこさん」から、旅のバトンをいただきました。
夫婦2人バージョンで回答します。
**☆**★**☆**★**☆**★**☆**
Q1.名前と性別
正広 男 / くみこ 女
Q2.現在旅行中ですか?
2005年4月末に帰国して、東京に定住しました。
Q3.今まで一目惚れをした場所はありますか?
【正広↓】
カメルーン北部コザという村
白い綿の花が、雪のようにやわらかく控えめに点在するわた畑の中に、ポツリポツリと点在する小さい家々。土の壁に、わらでできた円すい形のとんがり帽子の2畳程度の小さいサイズの家だ。ファンタジーに溢れるアニメの世界にいるようで、家からムーミンでも出てきそうな感じだった。そこに住んでいる人々も、今まで僕たちが見てきた人々と雰囲気が違った。同じ人間とは思えないほど穏やかでピュアな感じだ。ファンタジーの景色の中に、彼らの生活が自然に溶け込んでいるのがすごかった。ここは理想郷だ。
【くみこ↓】
カメルーン北部MOKOLOからKOZAに向かう途中の景色
(MAROA→バスで1,000CFA/1人→MOKOLO、MOKOLO→モトで1,500CFA/1人→KOZA)
原付バイクに2ケツで、まくれ上がるスカートを押さえるのを忘れてしまうほど、道中の景色に感激した。山道を上ったり下ったりするたびに、姿を変える山、谷、村、人々の景色と様子に、いつになくワクワク、ニヤニヤ、ドキドキの最高級の移動でした~!
胸が一杯で、目が釘付けすぎて、写真撮ってない。。。
Q4.旅に求める条件を3つ挙げてください
【正広↓】
人々との文化交流
人々との心の交流
1日3回のちゃんとした食事
【くみこ↓】
じっくり時間をかけて、異文化交流とその理解を楽しめること
自分の生まれ育った国を、異なる視点で見つめなおす機会をもつこと
にぶった5感がパキパキ活動しはじめること
Q5.今まで旅行した場所でよかった場所を3つあげてください。
【正広&くみこ↓】
・タンザニア ザンジバル島のジャンビアーニ村
ウニ・ビーチと呼んでいる。引き潮の時に数100メートルも潮がひいて魚も貝も海藻も採り放題。人も穏やかで親切。しかも自分の土地を愛している。
・ナイジェリア ラゴス
良かったというより正直恐かった。強盗も、詐欺も、喧嘩も、暴動も、汚職も、宗教摩擦も世界レベル。でも、人々は豪快そのもので魅力的。思いっきり笑って、思いっきり怒って、思いっきり泣く。気持ち悪いくらい親切な人から、救いようのないひどい人までいる。僕らの常識を超える町に、僕が体調を壊してしまって十分に町を楽しめなかったので、もう一度リベンジしたいところ。
・チベットのラサからネパールへのルート
4000メートルを超える高地にある平原は特別な景色だった。空気は驚くほど澄んでいて、空は原色のような青で、湖も驚くほどの青さ。やはり高地は神に近いのか?エベレストも他の高い山に囲まれてそんなに高い山に思えなかったが、でも、朝日に染まっていくエベレストなどの山々は、特別な神々しい雰囲気をかもし出していたので、思わず五体倒置してしまった。
Q6.旅行中は自分から移動しますか?待ちますか?
【正広↓】
ケース・バイ・ケース。でも、くみこから動こうと声をかけるほうが多いのでは?
【くみこ↓】
思い返すと、「今のペースだと、いつ頃日本に帰国できる予定かなぁ?」と何度も正広さんに聞いたかも、、、笑。プレッシャーやったかも、彼にとって。。。ごめん。 私の方から動こうと言ってました、はい。文ちゃんゴメン。
Q7.生涯独身で旅を続けますか?結婚してからも旅をしますか?
【正広↓】
結婚してからしかこんな長い旅していません。次の長い旅は定年後かな?
【くみこ↓】
予想だにしていなかった新婚旅行世界一周でした。
次は、ゆっくりペースでのんびりと国内旅行を楽しみたいなぁ。子育て一段落後に、家族みんなでが夢。
Q8.沈没してしまった時どう対処しますか?
【正広↓】
今後の旅のスケジュールを立て直してみると、やっぱりもう行かなくちゃという話になる。
【くみこ↓】
沈没してるときは、心地よいので「ま、いっか」と思うが、全体のスケジュールを考えた時、「あ、このペースだと、日本帰国が5年後になる」と判明して、いかんいかん、、、と夫婦会議になる。
Q9.旅行中のテーマ曲は?
【正広&くみこ↓】
「安里屋ゆんた」「島唄」「花」「上を向いて歩こう」
旅のために買ったカンカラ三線。上海に行く船の中で覚えた最初の曲が「安里屋ゆんた」。次にイランで覚えた2曲目が「島唄」。さらに「花」も覚えて、世界中で演奏し、歌った。中南米では、その土地の歌を歌ってもらった後、くみこが「上を向いて歩こう」をアカペラで歌うことが多かった。
「あいさつソング」であり、「お礼ソング」。
Q10.旅の七つ道具を教えてください。
【正広&くみこ↓】
・カンカラ三線
旅のために銀座で購入。現地人とのコミュニケーション促進ツールとしては最強。演奏を披露するだけでなく、ケニアでは1本作って、スラムの学校に寄贈した。手作りしたもう1本の三線は、ペルーの学生が作ったジェンペと交換した。
・電子辞書
百科事典機能はとにかく重宝した。国の概要から、地理歴史、政治経済までポケットサイズの中にある程度網羅しているので、疑問があると辞書をひいていた。体調が悪くなって病院に行く時も、ある程度の病名や治療法などが調べられたりして便利。
・飯盒(はんごう)
シンプルで黒くて、機能性と携帯性のみを重視したいかついフォルムは、忘れつつある日本の心だ。ごはんを飯盒で炭火を使って炊くと感動的な味になる。最強自炊調理鍋および皿。
・ネイチャーストーブ
一時帰国時に東急ハンズで購入。飯盒とは対照的に、科学の力を使った製品。空気の流れや熱のこもる角度などが計算された四角いステンレスの箱の中に松ぼっくりや小枝とティッシュなどを入れてマッチで火をつけると、驚くほど一瞬にして火がつき、それで調理ができる。縦横20cm厚さ2cmのコンパクトさで持ち運びに便利。
・ビクトリノックスのマルチツール万能ナイフ
前の会社の同期が結婚&退職祝いにくれたもの。ナイフ、のこぎり、やすり、はさみ、爪切り、ピンセット、ドライバー、ペンチ、缶切り、栓抜き、ワインオープナーなどが1つに集約。調理、図画工作、修理メンテなど様々なシーンで活躍。ほぼ毎日使っていると思われる最も活躍した道具の1つ。
・2人用ツーリングテント
一時帰国時にドンキホーテで購入。1~2人用だが、2人寝ると荷物の置き場所に困る。夏用なので暑い国では良かったが、パタゴニアの零下の夜は地獄だった。でも、テントがあると活動の幅がはるかに広がるので良い。
・裁縫セット
普通の針と糸から、靴修理用の皮の紐と針、編み物用のかぎ針まで重宝した。長旅をしているとモノが捨てられなくなるので、破れた服、靴、ビーチサンダルまで何度も何度も修理して使った。いよいよ修理もできないほどビリビリになると、今度は巾着になり、バックパックケースになり、カトラリーセット(スプーン・ナイフ・フォーク入れ)ケースになった。寒い土地に向かうバスの中では、かぎ針で、毛糸の帽子を編み、防寒に備えた。これらの作業は雨の日や、長~いアマゾン川上りの2週間や、部屋に引きこもりたい気分の日の気分転換ツールとしても役立った。
以上
**☆**★**☆**★**☆**★**☆**
次は、南米チリで赤ワイン飲みながら手話&筆談で語り合った、うぱぱへ!
写真:ブラジルのアマゾン河口の大都市ベレンの街角で、文ちゃんがピンガ(さとうきび酒)を買って帰ってくるのを待つ私。スカート手縫い、リュックに乗っかってるベージュのレゲエ帽も手編み。
夫婦2人バージョンで回答します。
**☆**★**☆**★**☆**★**☆**
Q1.名前と性別
正広 男 / くみこ 女
Q2.現在旅行中ですか?
2005年4月末に帰国して、東京に定住しました。
Q3.今まで一目惚れをした場所はありますか?
【正広↓】
カメルーン北部コザという村
白い綿の花が、雪のようにやわらかく控えめに点在するわた畑の中に、ポツリポツリと点在する小さい家々。土の壁に、わらでできた円すい形のとんがり帽子の2畳程度の小さいサイズの家だ。ファンタジーに溢れるアニメの世界にいるようで、家からムーミンでも出てきそうな感じだった。そこに住んでいる人々も、今まで僕たちが見てきた人々と雰囲気が違った。同じ人間とは思えないほど穏やかでピュアな感じだ。ファンタジーの景色の中に、彼らの生活が自然に溶け込んでいるのがすごかった。ここは理想郷だ。
【くみこ↓】
カメルーン北部MOKOLOからKOZAに向かう途中の景色
(MAROA→バスで1,000CFA/1人→MOKOLO、MOKOLO→モトで1,500CFA/1人→KOZA)
原付バイクに2ケツで、まくれ上がるスカートを押さえるのを忘れてしまうほど、道中の景色に感激した。山道を上ったり下ったりするたびに、姿を変える山、谷、村、人々の景色と様子に、いつになくワクワク、ニヤニヤ、ドキドキの最高級の移動でした~!
胸が一杯で、目が釘付けすぎて、写真撮ってない。。。
Q4.旅に求める条件を3つ挙げてください
【正広↓】
人々との文化交流
人々との心の交流
1日3回のちゃんとした食事
【くみこ↓】
じっくり時間をかけて、異文化交流とその理解を楽しめること
自分の生まれ育った国を、異なる視点で見つめなおす機会をもつこと
にぶった5感がパキパキ活動しはじめること
Q5.今まで旅行した場所でよかった場所を3つあげてください。
【正広&くみこ↓】
・タンザニア ザンジバル島のジャンビアーニ村
ウニ・ビーチと呼んでいる。引き潮の時に数100メートルも潮がひいて魚も貝も海藻も採り放題。人も穏やかで親切。しかも自分の土地を愛している。
・ナイジェリア ラゴス
良かったというより正直恐かった。強盗も、詐欺も、喧嘩も、暴動も、汚職も、宗教摩擦も世界レベル。でも、人々は豪快そのもので魅力的。思いっきり笑って、思いっきり怒って、思いっきり泣く。気持ち悪いくらい親切な人から、救いようのないひどい人までいる。僕らの常識を超える町に、僕が体調を壊してしまって十分に町を楽しめなかったので、もう一度リベンジしたいところ。
・チベットのラサからネパールへのルート
4000メートルを超える高地にある平原は特別な景色だった。空気は驚くほど澄んでいて、空は原色のような青で、湖も驚くほどの青さ。やはり高地は神に近いのか?エベレストも他の高い山に囲まれてそんなに高い山に思えなかったが、でも、朝日に染まっていくエベレストなどの山々は、特別な神々しい雰囲気をかもし出していたので、思わず五体倒置してしまった。
Q6.旅行中は自分から移動しますか?待ちますか?
【正広↓】
ケース・バイ・ケース。でも、くみこから動こうと声をかけるほうが多いのでは?
【くみこ↓】
思い返すと、「今のペースだと、いつ頃日本に帰国できる予定かなぁ?」と何度も正広さんに聞いたかも、、、笑。プレッシャーやったかも、彼にとって。。。ごめん。 私の方から動こうと言ってました、はい。文ちゃんゴメン。
Q7.生涯独身で旅を続けますか?結婚してからも旅をしますか?
【正広↓】
結婚してからしかこんな長い旅していません。次の長い旅は定年後かな?
【くみこ↓】
予想だにしていなかった新婚旅行世界一周でした。
次は、ゆっくりペースでのんびりと国内旅行を楽しみたいなぁ。子育て一段落後に、家族みんなでが夢。
Q8.沈没してしまった時どう対処しますか?
【正広↓】
今後の旅のスケジュールを立て直してみると、やっぱりもう行かなくちゃという話になる。
【くみこ↓】
沈没してるときは、心地よいので「ま、いっか」と思うが、全体のスケジュールを考えた時、「あ、このペースだと、日本帰国が5年後になる」と判明して、いかんいかん、、、と夫婦会議になる。
Q9.旅行中のテーマ曲は?
【正広&くみこ↓】
「安里屋ゆんた」「島唄」「花」「上を向いて歩こう」
旅のために買ったカンカラ三線。上海に行く船の中で覚えた最初の曲が「安里屋ゆんた」。次にイランで覚えた2曲目が「島唄」。さらに「花」も覚えて、世界中で演奏し、歌った。中南米では、その土地の歌を歌ってもらった後、くみこが「上を向いて歩こう」をアカペラで歌うことが多かった。
「あいさつソング」であり、「お礼ソング」。
Q10.旅の七つ道具を教えてください。
【正広&くみこ↓】
・カンカラ三線
旅のために銀座で購入。現地人とのコミュニケーション促進ツールとしては最強。演奏を披露するだけでなく、ケニアでは1本作って、スラムの学校に寄贈した。手作りしたもう1本の三線は、ペルーの学生が作ったジェンペと交換した。
・電子辞書
百科事典機能はとにかく重宝した。国の概要から、地理歴史、政治経済までポケットサイズの中にある程度網羅しているので、疑問があると辞書をひいていた。体調が悪くなって病院に行く時も、ある程度の病名や治療法などが調べられたりして便利。
・飯盒(はんごう)
シンプルで黒くて、機能性と携帯性のみを重視したいかついフォルムは、忘れつつある日本の心だ。ごはんを飯盒で炭火を使って炊くと感動的な味になる。最強自炊調理鍋および皿。
・ネイチャーストーブ
一時帰国時に東急ハンズで購入。飯盒とは対照的に、科学の力を使った製品。空気の流れや熱のこもる角度などが計算された四角いステンレスの箱の中に松ぼっくりや小枝とティッシュなどを入れてマッチで火をつけると、驚くほど一瞬にして火がつき、それで調理ができる。縦横20cm厚さ2cmのコンパクトさで持ち運びに便利。
・ビクトリノックスのマルチツール万能ナイフ
前の会社の同期が結婚&退職祝いにくれたもの。ナイフ、のこぎり、やすり、はさみ、爪切り、ピンセット、ドライバー、ペンチ、缶切り、栓抜き、ワインオープナーなどが1つに集約。調理、図画工作、修理メンテなど様々なシーンで活躍。ほぼ毎日使っていると思われる最も活躍した道具の1つ。
・2人用ツーリングテント
一時帰国時にドンキホーテで購入。1~2人用だが、2人寝ると荷物の置き場所に困る。夏用なので暑い国では良かったが、パタゴニアの零下の夜は地獄だった。でも、テントがあると活動の幅がはるかに広がるので良い。
・裁縫セット
普通の針と糸から、靴修理用の皮の紐と針、編み物用のかぎ針まで重宝した。長旅をしているとモノが捨てられなくなるので、破れた服、靴、ビーチサンダルまで何度も何度も修理して使った。いよいよ修理もできないほどビリビリになると、今度は巾着になり、バックパックケースになり、カトラリーセット(スプーン・ナイフ・フォーク入れ)ケースになった。寒い土地に向かうバスの中では、かぎ針で、毛糸の帽子を編み、防寒に備えた。これらの作業は雨の日や、長~いアマゾン川上りの2週間や、部屋に引きこもりたい気分の日の気分転換ツールとしても役立った。
以上
**☆**★**☆**★**☆**★**☆**
次は、南米チリで赤ワイン飲みながら手話&筆談で語り合った、うぱぱへ!
写真:ブラジルのアマゾン河口の大都市ベレンの街角で、文ちゃんがピンガ(さとうきび酒)を買って帰ってくるのを待つ私。スカート手縫い、リュックに乗っかってるベージュのレゲエ帽も手編み。
次回の旅日記のネタにしようかなと。。。
実は旅日記は年末で終わってしまい、お二人のように旅を振り返っていろいろなことを書こうかと思っていたのですが、忙しさに追われて全然できていないのです。
調子はどうですか?忙しそうだね。
旅バトン。コージ君ver.も読んでみたいので、どうぞどうぞ自主的に受取ってやっちゃってください。
顔を出す機会をうかがっているブンノ夫婦でした!(^-^)