スパイス・マジック

１５日が母の誕生日だったので、姉や近隣に住む叔母３人も呼んでわが家で美味しいケーキと晩御飯を食べることにしました。そこでパーティー用特別料理として、くみこが赤飯を圧力鍋で炊き、僕がインドのタンドーリ・チキンに挑戦。この前切ったソルダムの枝を使ってバーベキュー・コンロで焼いてみることにしました。久しぶりの焚き火での調理でとても楽しかったです。旅の間は良く炭でご飯を炊いていたのですが。

タンドーリ・チキンを作るのはもちろん初めて。「世界の料理」に書いてあるいたって簡単なレシピに従うだけです。

作り方

ヨーグルト２カップ　をバットに入れる

以下のスパイスをすり鉢ですってヨーグルトに混ぜる

クミン　小さじ１
オールスパイス　小さじ１
パプリカ　小さじ１
塩　小さじ１
にんにく　１かけ
しょうが　にんにくと同量

そこに鳥の胸肉４枚を３０分漬け込んで、それを炭で焼く

それだけです。

クミンにしても、オールスパイスにしても実のままの時はさほど匂いがしないのに、砕くといきなり驚くほどのスパイスの匂いが広がります。ほんの少ししか入れていないのに、スパイスって本当にすごいですね。それにつぶしたてのニンニクとしょうがのフレッシュな匂いが加わり、さらにはヨーグルトの酸っぱい匂いと加わって、完璧なタンドーリチキンの香り。いきなりわが家がインド料理屋。これはすごい。たまりません！！！

味もしっかり染み込み、お店のものに比べると薄味でしたが、十分美味しかったです。

スパイスの素晴らしさに驚いた一日でした。
これだけ味の表情を変えることができるし、さらにはスパイスを使うことで塩をたくさん使わずに済むので、体に良いという利点もあるのではないでしょうか。

スパイスを少し使いこなせるようになりたい。そんなことを最近思っています。