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まるたの日々

まるたです。少しばかり音楽と本とその他趣味の話を。

アシュケナージ、フィルハーモニア@サントリー(2008/12/9)

2008年12月10日 21時20分53秒 | クラシック音楽
NHK音楽祭にも行ったんですが、
日程的に行かなくても良かったかなって前々から思ってたんですが、
結果として、内容的にも行かないほうが良かった気が。
なんつーかもー、練習不足って感じでひどかったです。
金管がヘタレてて、
目つぶってても間違えないような部分で半拍遅れてたり。
その前日のブラームス同様、全体的にテンポが異常に遅かったんですが、
それもこれも付いて来れないヘタレた金管がばれないようにするためでは
なんて考えたくらい酷かったです。
ということで、詳細はパス。

で、翌日のサントリーホール。

曲目は
メンデルスゾーン 序曲 美しきメルジーネの物語
メンデルスゾーン Vn協奏曲
チャイコフスキー 交響曲 第4番
です。

まずはメルジーネ。
この曲をやるのを知ったのが、かなり最近なので
実は殆ど予習してなくて、3回くらいしか聴いたことがなかったんですが、
でも、意外と良かったかも。
もともと印象が弱いというかぼやけた印象の曲なんですが
この日のは輪郭がはっきりして聴きやすくなってました。

つづいて、メンコン。
日曜日よりはずっと綺麗に聴こえましたね。
微妙な表現がずっと良く出来ていたように聞こえました。
ただ、演奏がよくなったというよりは、ホールが良く響くので
弦楽器やオケは格段に良く聞こえる、という印象でした。

ところで、諏訪内晶子、3日連続して同じ衣装なんですけど、
クリーニングはどうしてるんでしょう。
一曲弾くと結構汗だくと思うんですが。

アンコールは日曜と同じ。
ちなみに、月曜も同じ曲でした。
もしかして、同じものにこだわる人なんだろーか。

つづいて、後半はチャイコの4番。
これも出だし遅くて。
でも、第1楽章の途中で時々思い出したように
急激に速くなるんですよねー。
あれはいったいなんだったんでしょう。
チャイコ4番はさすがにちゃんと練習されてて、
管が(あまり)ヘタレたりしないので、
指揮の途中で、この曲だったら遅くする必要が無いのを思い出したんでしょうか。
そんな不自然さのテンポの変わり方。
ちなみに、急に速くなったとき、やっぱり金管が付いて来れませんでした。

第2楽章はちょっと不気味な感じ。
そういえばシベリウスの2番の第2楽章も、
途中で気分が悪くなるほど不気味でした。
第2楽章の人、アシュケナージらしからぬ出来で。
今回の来日では、実は別人がアシュケナージの着ぐるみ着てたとか
そーゆーことは・・・。

第3楽章あたりでは、我を取り戻したのか軽快に気持ちよく進み、
第4楽章はお約束できっちり盛り上がってくれました。

今回、この曲の予習をプレトニョフでやるという愚行に出てしまったので
あんまりまともな感想が出てきません。
ほとんど違う曲がインプットされてたし(笑)。

アンコールは
前日と同じ、シベリウスの「悲しきワルツ」。
でも、前日よりずーーーーーっと良かったです。
綺麗だったし、全体の統一感がありました。
前日はなんか不気味でブツ切れだったしね。
ということで、前日がいかに練習不足だったかが良く判ったと。

今回、フィルハーモニアってことで
かなり期待してたんですが、
なんかねー、ちょっとテクニック的にEUYOに負けてたっつーか
N響にすら負けてたっつーか、
あの値段は取りすぎだよねー…。

次は(あるのか?(笑))、もちょっとマシなオケ連れてきてくれると。
シドニー交響楽団連れてきて、そろそろラフマニノフ聴かせて下さい。
日本ではラフマニノフやらないつもりだろうか、アシュケナージ。
それって、いやがらせ?

この間のプレトニョフといい、
日本では、ドイツ的な作曲家の曲を、
極端な抑揚の重厚長大な演奏でやると受けるとか、
来日する指揮者にふきこんでるヤツがどっかにいるんじゃ(笑)。

アシュケナージ、フィルハーモニア@東京芸術劇場(2008/12/7)

2008年12月07日 21時03分19秒 | クラシック音楽
聴いて来ました。

今日から、3連戦。
実際のところ、NHK音楽祭の他にもコンサートがあるって分かってれば、
NHK音楽祭は行かなかったんですが。
チケット買っちゃってから、他にもあるって分かったので
結局、全部買いました。
ちゃんと調べとけばよかったんだけど。

2日続けて、定時退社は気が引けるので、明日は年休にしました。
って、何か間違ってる気が。

本日の曲目は、
ブラームス 大学祝典序曲
メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 諏訪内晶子(Vn)
ブラームス 交響曲第1番

まずは、大学祝典序曲。
なんだか地味な出来なのでさくっとパス。

続いてメンコン。
諏訪内晶子、上手いなー。すんごい正確。
音も綺麗で、しかも一生懸命弾きますね。
で、第1楽章は、ソリストの勝ち。第2楽章はオケの勝ち(笑)。
別にずれてるとか何とかじゃないんだけど、
妙に釣り合いが取れてなくて。
第1楽章では、ソリストのはっきりした音に対して、オケの音が負けちゃった感じ。
一方、第2楽章では、ソリストの音がはっきりしすぎてて、
緩徐楽章の綺麗な感じがかき消されてて、
第3楽章ぐらいでやっとかみ合った感じでした。

諏訪内晶子はすごい上手いんだけど、
ちょっと一生懸命過ぎかなぁ。
もう少し力を抜くべきところで抜かないと
緩徐楽章みたいなのが硬くてしょうがないですね。

アンコールはバッハ無伴奏Vnソナタ第3番よりラルゴ

後半は、ブラ1。
のっけから遅くて、最後まですんごい遅かったです。
ちょっとなかなかお目にかかれない遅さで。
でも、とても良かったです。
アシュケナージは第2楽章をすごい綺麗に演奏してくれるので
それだけ聴ければ満足、ってモードで行ったんですが、
今日のは、なんつーか、全編が第2楽章のように歌ってるんですよねー。
こんなブラ1聴いたことがないです。
テンポが遅いせいで、歌い方がとても綺麗になってました。
狙って遅くしたのかなーと(少なくともこの時は)思いました。

歌ってる途中で時々ふわっと抜くような弦の音がすごくよくて、
反面、管はちょっと遅れ気味で一本調子なとこはあったんですが、
全体的にとても綺麗でした。
「綺麗」なって、ブラ1の好意的な感想としては、かなり珍しいと
我ながら思います。
でも、とても良かったです。

帰り際に、どこかのクラヲタらしきおっさんが
「アシュケナージは良くも悪くも中庸だよね」とか
のたまってましたが、
今日のブラ1が中庸に聞こえたとしたら、
ソイツの耳は節穴でしょう。あんな遅いブラ1ねーよ。
強弱緩急が判りやすく同居してないと理解できないんだよねー。
強弱緩急は手段であって、目的ではないのに。
そんなんでクラシック聴いてて面白いんですかねー。
実際、今日の演奏をベルリンフィルのブラ1と比べて批判していたバカがいたらしい。
違うに決まってるんだから、違いを楽しめばいいのに。
まあ、いいや、ほっとこう。

もっとも、本日のブラ1は決して迫力系の演奏ではなかったので
重厚長大が全ての一部のクラヲタが、
たりいっ!とか、迫力ねー、とか
言いそうな演奏ではありましたね。

アンコールはシューベルト楽興の時
可愛らしい曲で、アシュケナージの指揮に良く似合ってました。
でも、遅かった。

曲目紹介をアシュケナージ本人がしたんですが、
ちょっと声がカスレ気味で、
しかも、歩く時、苦しそうな顔でフラフラ歩いてて、
もしかして、風邪でも引いてる所を無理して出てきてる?
遅いのは、薬でフラフラしてるせい?
でも、前半2曲は特に遅くは無かったし。
うーむ。あの歳で、海外ツアー中に風邪引いたら、命にかかわるぞ。
ああっ、でも、明日明後日無くなったらやだな…。
いや、でも…。

…ここで考えててもしょうがないわ。何が出来るわけでもなし。

ということで、明日、明後日も行ってきます。

あ、ところで、本日の別の収穫は、
ホールで売ってたヌーペン製作のアシュケナージのDVD。
Vladimir Ashkenazy -Master Musician (Documentary)
…。「ロシアの生き生きジュース」?(爆)
これ、訳した人は自分で笑っちゃったりしなかったのかな?
誤解の無いよう、原題は
"Vital Juices are Russian"
です。多分、「生命の活力源はロシア」くらいの意味ではないかと。

12月発売みたいです。
断片的だけど、アシュケナージのピアノが堪能できます。
ただし、日本語字幕は無いです。英語の字幕すら無しです。


スペードの女王

2008年12月06日 12時24分43秒 | クラシック音楽
来年のボリショイオペラ来日に向けて予習中です。
チケット買いました。かなり安い席(笑)。
ってゆっても、十分高いけど。

しかし、このオペラ、
チャイコフスキーなのに、チャイコフスキーなのに、チャイコフスキーなのに、
なんでこんなにモーツァルト?

オペラに対して作ったモーツァルトの呪縛って
すごいんだなー、と改めて感心しました。

ゲルギエフ&LSO@サントリー(2008/11/30)

2008年11月30日 20時34分38秒 | クラシック音楽
仕事中にストレスがたまりまくって、
「ウッキー! お金使ってやるー!!」ってことで
ゲルギエフのチケット、衝動買いしました。
といっても、結局買う段階でひよって、安めの席だったんですが。

プロコフィエフ・チクルスの一環で、曲目は
ピーターと狼 語り ゲルギエフ(笑)
ロメオとジュリエットから

まーた、「から」。
でも今回は、聴きやすい曲で
全曲の予習もあまり苦にはならなかったので
いいんですけど。

今回の来日のプロコのチクルスの中で
一番聴きやすそうな曲目編成でした。

明日も早いので、さくっと感想など。

まず、ピーターと狼ですが、
ゲルギエフの語りはロシア語で、字幕が付いてました。
舞台にマイクが無いなーと思ったらワイヤレスマイクで、
セリフはどうやら暗記しているようで、
手馴れたものでした。

曲は、まあ、こんなものかな。という感じ。
全体的にそろいが悪かったけど、
まあ、ピーターと狼だし、楽しければいいかと。

つづいて、ロメジュリ。
なんというか、ティボルトの死、みたいな曲はすごくよかったんですが、
綺麗系の曲「ロメオとジュリエット」とか、
「別れの前のロメオとジュリエット」とかがいまひとつでしたね。

全体的に揃いが悪くて、管も時々ひっくり返ってるし
ゲルギエフの指揮は、輪郭がはっきりしすぎてて
ロマンチックに美しく流れていって欲しい曲には合ってない気がしました。
弦の音も、ちょっと素朴すぎて
ヴァイオリンというよりはフィドルという感じの音で、
その状態で綺麗系の曲をやろうとすると、
なんとか洋画劇場の安物の主題曲みたいになっちゃうんですよ。

一方で、「ティボルトの死」みたいな曲は
かなりの大音量にもかかわらず、ぐちゃぐちゃになることなく
はっきりと輪郭が出ていてよかったです。

でも、まるたは綺麗系の曲が好きなので
全体的にはイマイチかなぁ。
17000円の席でしたが、コストパフォーマンス悪かったですね。
パンフも有料だったし。
円高差益が出てるはずなんだから、パンフくらい無料にして欲しかったです。

アンコールは、
曲目が出てなかったので良く判らないんですが、
多分ショスタコ。

で、なんかすこし、ジョン・ウィリアムズ的な感じがあって、
ショスタコの1番がダースベーダーのテーマと良く似ていることもあり、
ジョン・ウィリアムズってショスタコの影響強く受けてるんだなぁと
なんだか見当ハズレの感想を抱いて帰ってきました。

追伸:
後で調べたら、アンコールはプロコの「三つのオレンジへの恋」より「マーチ」だそうです。
途中に入るシロフォンがショスタコちっくだったので
絶対ショスタコ!って思いこんじゃってました。
ジョン・ウィリアムズはショスタコフリークではないってことですかね。
でも、この曲、冷静に聴いてもプロコにしてはかなりショスタコっぽい感じが・・・(笑)。




プレトニョフ、東フィル@オペラシティ(2008/10/19)

2008年10月19日 20時04分18秒 | クラシック音楽
ということで、リターンマッチです。

曲目は
ドヴォルザーク スラブ舞曲"より"(怒) 4番、10番、8番
ドヴォルザーク チェロ協奏曲
ショスタコ 交響曲第9番

まずはスラブ舞曲。
スッゲー遅かったです。
プレトニョフのCD持ってるだけにちょっとびっくり。
宗旨替えしたんですかねぇ。
ノリのよさが売りだったのに。

この日は全体的に重低音重視、テンポ遅めだったんですよ。
もー、なんつーか、こんなのプレトニョフじゃない。やだ。
そういうのが聴きたければ、そこらに一山幾らで転がってるから
わざわざプレトニョフ聴きに行く必要ないです。

この人は自己愛性人格障害(笑、でも確率99.9999%くらいで当たってるはず)で
とにかく人に誉めて貰いたい、賞賛されたい割には
音楽的な内容については全く周囲の流行を無視してわが道を行く人で、
逆に、その辺の自分の好みに対してウソがつけない感じが憎めなかったんですが
なんだかここに来て急にクラヲタ受け狙いに転向しましたかね。
ピアニスト止めたら、ワガママが通らなくなって需要が下がった(賞賛されなくなった)ことに
自己愛性人格障害者として危機感が強かったのかも。
まあ、勝手な想像です。
単に歳食って、趣味が変わっただけかもしれないしね。

うちのスラブ舞曲のCDは、マゼールのとプレトニョフのがありますが
ドヴォルザークの大仰なところがなくてノリが良くて
プレトニョフの好きだったんですけどねぇ。

遅めの演奏って、色々手を加えた時に
全体のまとまりを作るのが難しいと思うんですが、
今日のはまさにそんな感じ。
RNOならまた違ったのかもしれないけど、客演だと練習時間も限られてるしね。

で、チェロ協奏曲。
全体的な感じはスラブ舞曲と同じです。
ソリストはルイジ・ピオヴァーノ。
えーと、ヘタ?(汗)
チェロの音の響きがあんまり綺麗じゃなかったです。
それを除いても、あっちこっち音外すし、指回ってないし?

アンコールは
チェロ部隊と一緒になってのチェロ六重奏だか八重奏だかで
「赤とんぼ」。
木曜のアンコールは山田耕筰ちっくな曲でしたが、この日はホントに山田耕筰。
これが、この日の一番でした。美しかったです。
掲示には出てなかったんですが、誰のアレンジでしょうね。
テキトーに作っちゃったのかな。

休憩を挟んで、ショスタコ9番。
木曜のショスタコよりはずっと聴きやすかった気がします。
短かったから、こちらの堪忍袋の緒が切れる前に終わっただけかも(笑)。
思うに、この日の曲の練習は、ショスタコの練習に練習時間の殆どを費やして
他は適当だったんですかねぇ。
もちろん、勝手な想像ですが。
そのくらい、ショスタコは手が加わってて、
他の曲はまとまりが悪かったと。
ショスタコも楽器の揃い方とかボロボロだったんですが、
それが却ってカオスな感じになって聴きやすくなってた気がします。
ショスタコの曲はもともと四角い感じが強すぎて、
それとヒステリックな金管・木管と不気味なコード進行、メロディが
こちらの神経を逆なでするようで嫌いなんですが、
揃いが悪かった分、丸くなってましたね。
ってウィーンフィルじゃあるまいし。

この日、来年のラインナップが載ったパンフが出てました。
プレトニョフ、来年もオーチャードとオペラシティで来るみたいです。
平日はサントリーにしてくれるとありがたいんですが。
オペラシティは新宿の乗換えが凶悪だから。

曲目は、ロシアものですね。
ラフマニノフ、チャイコフスキー、グラズノフ、カバレフスキー。
今年のショスタコ攻撃で嫌気が差してたところですが、
こういう曲目なら行くかなー。
でも、重低音重視テンポ遅めのプレトニョフって魅力無いですよねー。
RNO聴いてから決めますかね。



プレトニョフ、東フィル@オペラシティ(2008/10/16)

2008年10月17日 21時48分14秒 | クラシック音楽
行ってきました。

曲目は、
ラヴェル ダフニスとクロエ 第2組曲
グラズノフ サクソフォン協奏曲
ショスタコ バレエ組曲 「黄金時代」
ショスタコ 交響曲第1番
です。

まずはダフクロ。
だーかーら、第2組曲ならそうだと予め言って欲しいです。
「ダフクロより」だの「スラブ舞曲より」だの情報無さ過ぎ。
東フィル、サービス悪いよ。
梶本はルガンスキーの時、細かく曲目変更お知らせしてくれたのに、
東フィルはウェブでの告知すらなし。ちょっとね。
もうちょっとお客さん大切にしてもらいたいもんです。

感想ですが、
第2組曲の始めの部分は、ピロピロずれちゃってすごく気持ち悪かったです。
しかたなく全曲版で予習したので、コーラス付きだったんですが、
コーラスなし版でも殆ど違和感が無いのは前から知ってだんですが
今回のは、オケの音がコーラスみたいに聴こえて良かったですね。
また、歯切れが良くて聴きやすかったです。

で、この日の一番は次のサクソフォン協奏曲。
予習用のCDもあまり選択肢がなくて、
グローバー・ワシントンJr.のCDを聞いた後に聴くと
あまりの一本調子さにがっくり来るような演奏で、
クラシック奏者の演奏じゃこんなもんかと思ってたんですが、
この日のソリスト須川展也の演奏はなかなかカッコよくてよかったです。
それから、ソリストもよかったんですが、オケがすごくよかったです。
こんな東フィル聴いたことがない、と思うほど輪郭が明確な演奏で
どうしてかいろいろ考えたんですが、
ハッと気づいたのは、この曲の構成は、
ソリストの他は弦楽器のみ(笑)でした。
東フィル、弦は上手ですもんね。
次に東フィルを振る時は、チャイコの「弦楽セレナーデ」キボー(笑)。

えー、アンコールはあったんですが、
曲目をチェックし忘れました。
なんか、山田耕筰みたいな日本風のメロディをアレンジしたものでした。

続いて、ショスタコ2曲。
正直、ショスタコ嫌いなので、つらかったです。
プレトニョフのショスタコはすごく聴きやすくなるんですが、
それでも、東フィルじゃどうしてもRNOほどの質は望めず
聴いてて気分が悪くなりました。

グロテスクでねぇ。あの人は何考えてこんな曲書いたんですかねぇ。
自分でだって聴いてて良いとは思わないんじゃないですかねぇ。

それでも、交響曲1番の2楽章(ダースベイダーのテーマ(笑))までは
聴けたんですが、
3楽章あたりからギブアップしました。
プレトニョフといえどもう勘弁です。
RNOがまた来年来るらしいですが、
ショスタコ中心の選曲だったら行くのやめようかと思ってます。

まるたはブラームスやブルックナーが冗長だと思ったり、
マーラーが理解できなかったり、
R.ストラウスが訳わかんなかったりしますが、嫌いかと言われると
どちらかというと退屈だったり分からないだけなんですが、
ショスタコだけははっきり嫌いと断言できます。

ということで、終わり悪ければ全て悪し(?)で、
せっかく協奏曲が良かったのに、そんな気持ちはどこかに行ってしまいました。
ずっとムカムカしっぱなしで、
家に帰ってアシュケナージのピアノを聴いてやっと復活という体たらく。

ということで、日曜にリターンマッチですが、
これもショスタコだしねぇ・・・。

ところで、プレトニョフ、少しお腹がへこみましたかね。
前の妊娠7ヶ月?が6ヶ月?くらいにはなってたような。
でも、顔がたるんでたし、頭頂部の肌の色が目立ってたし、
老けましたね。
ああ、もう指揮はいいから、ピアノが聴きたいなぁ・・・。



ルガンスキー@紀尾井ホール (2008/9/21)

2008年09月22日 20時38分10秒 | クラシック音楽
続いて、第2試合、リサイタルの方の感想です。

ぶっちゃけた話、もう無理のきく歳でもないし、
時差ぼけもあり、環境も整っていない外国でのダブルヘッダーは
無理だったんじゃないかと。
後半からアンコールにかけて、かなり復活してきましたが
前半は疲れが見えてました。
あれは眠かったんでしょうか。
時差ぼけによる眠さって半端じゃないし、第1試合の疲れも出てるだろうし。

まずは、ヤナーチェク ピアノソナタ 変ホ長調「1905年10月1日街頭にて」。
アンスネスで予習しましたが、もう全然違う曲(笑)。
アンスネスのはまるでジョージウィンストンの曲のようで
すごく聴き易かったんですが、
ルガンスキーのは重苦しかったですね。
解説を読むと、悲惨な政治事件を描いた曲なので、
ルガンスキーの演奏の方が、雰囲気は良く出てたと思うんですが、
正直、聴いてて面白くはなかったです。

テンポがアンスネスの2/3くらいしかなくて、遅かったんですが、
これって、単に解釈上の問題だけじゃなくて
ルガンスキーに疲れが出てて、体内クロックが遅れてたんじゃないかと。
実際、ミューザではすごく自然に出ていた強音も
なんだか出ない力を振り絞って出してるようで
疲れてるなぁと感じました。

つづいて、プロコフィエフ 「ロメオとジュリエット」からの10の小品。
の内、後の8曲でした。

…。あれ、もう覚えてない。
全体的にテンポが遅くて、ミスタッチも多かったような気がします。

休憩を挟んで
後半はリスト尽くし。
巡礼の年第2年イタリアから 婚礼
巡礼の年第3年から エステ荘の噴水
巡礼の年第2年イタリアから ペトラルカのソネット第123番

結構まじめに予習して行ったんですが。
婚礼に至っては、予習の曲を間違えたかと思うほど
独自の解釈でしたね。
遅い遅い遅い遅い。

リストの曲って、一部を除いてどれも似たり寄ったりで
悪くは無いけど面白くもないものが多いんですが、
それを何とかしようとしたように見えましたけど、
成功したとは口が裂けても言いがたく、余計退屈になっただけに聞こえました。

エステ荘の噴水は綺麗でしたね。
個人的には、晴れた日の噴水の水滴が飛び散る様子が目に見えるような
そんな感じで弾いてくれると嬉しいんですが、
割合そんな感じになってたと思います。
リストの曲の中でも名曲の部類だから、
あまり手を加える必要が無いってことでしょうか。

で、最後は超絶技巧練習曲から
第12番 雪かき
第5番 鬼火
第11番 夕べの調べ
第10番 へ単調
でした。

だいぶ眠気も覚めてきたようで
(こちらが疲れてきて、自分の体内クロックが遅くなったために
遅さを感じなかっただけの可能性もありますが)
調子よくやってました。

でも、目は覚めたけどもう体が付いてこなかったんでしょうか。
強音は気合だけで指を鍵盤に叩きつけてるように聞こえましたね。
解釈的には比較的オーソドックスだったように思います。

指が時々転がってましたが、
疲れていたのか、そもそも無理なのかは分かりません。
昼間はテクニックが良く切れてたのに、
夜はなんだか転がり気味だったところをみると、やっぱ疲れてたのかな、と。
でも頑張ってるのはよく判り、ああ、まじめな人なんだな、と。

全体的な感想ですが、強弱緩急を一生懸命つけようとしてたんですが、
それに意味づけがされている気があまりしなくて、
なんとなく漫然とやってる印象がありました。
綺麗な音を持ってる人なんだから、もっと自然に弾いても良いんじゃないかなぁ。

昼のコンサートでは久しぶりに自分でもピアノ弾いてみたいと思ったんですが、
残念なことに、夜のリサイタル後にはそんな気持ちはどこかに行ってしまいました。
やっぱり疲れが出てる状態で演奏してまでダブルヘッダーを組むべきじゃ
無かったんじゃないかと。
まあ、紀尾井ホールが風呂場なみに良く響くホールで
ピアノの残響が汚らしくて、ピアノの音への郷愁が引っ込んでしまった
せいもあると思いますが。

ちなみに、ルガンスキー、あんまりペダリングは上手じゃないんですかねぇ。
この音を残したままペダル踏みっぱなしで、ここまで行くかー
みたいなのが時々ありました。
それがホールが良く響くせいでいつまでも聞こえてて、ちょっとイマイチでした。

さて、アンコール。6曲でした。大サービスですね。
ラフマニノフ 前奏曲 Op.32-5
シューマン ウィーンの謝肉祭の道化芝居 「幻想的情景」第4曲 間奏曲
?
ラフマニノフ編 リラの花
ラフマニノフ編 メンデルスゾーン 真夏の夜の夢 スケルツォ
?

3曲目と6曲目は掲示が出なかったので分かりません。
最後はジャズでしたね。大うけしてました。
3曲目は激しく聴いたことがある曲なんですが
どうしても思い出せません。
結構有名な曲なんじゃと思うんですが。

このあたりになると、前半の作り笑いがなくなって
ミューザで見せてくれたチャーミングな笑顔になってました。
調子もよかった気がします。

ミューザの演奏はとても良かったし、
リサイタルのアンコールも良かったしってことで
結局体調にかなり左右された出来だったように思うので、
次回はダブルヘッダーではなく、
もっと余裕のある日時設定で来て貰いたいです。

ルガンスキー、東響@ミューザ川崎(2008/9/21)

2008年09月22日 19時45分57秒 | クラシック音楽
ダブルヘッダー(笑)、まず第1弾の感想です。

正直、1日に2回のコンサートだし、
昼は、川崎ってな外国人から見れば明らかな地方都市。
思いっきり手を抜かれるんじゃないかと思ってました。
実際、3年前のウィーンフィルは酷かった。
あれは、川崎が品川から10分で行けてしまうという
事実を知らないからなんですかねぇ。

ともかくそいつは、全く杞憂だったようです。
1日2回のコンサートに付き合った印象は、
「ルガンスキー、まじめな人だなー」でした。

この日の曲目は
ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲
ムソルグスキー 展覧会の絵
でした。

指揮者は正直誰だっけ状態ですが
沼尻竜典さんです。
聞いたことがあるようなないような。
少なくともコンサートに行ったのは初めてのはず。

まずは、パガニーニ。
冒頭がいきなりテンポが重くて、どうなることかと思ったんですが
まあ、その後はそれなりに、進んでいきました。
ルガンスキーは、第2試合のリサイタルに比べると
比較的オーソドックスな解釈をしてたように思います。
ミューザはホールの中では結構デッドな方なので
ピアノの音がとても綺麗に響きますが、
ルガンスキーも音の響きを大切にする人のようで、
真ん中ら辺の緩徐楽章的なゆったりした変奏の部分はすごく綺麗でした。
ロマンティックなメロディをロマンティックに奏でてくれていて
とても良かったです。
大きい音も無理なく出ており、全体的にダイナミックレンジの広さが
有効に働いていたように思います。
テクニックの切れもよく、決して手を抜くことなく
全力で弾いてくれていたように思います。
終わった後に、久々に自分でピアノが弾きたくなりました。
こういう感覚は久しぶりで、それだけ
ああ、良かったなと思えたということだと思います。

指揮者が、あれこれ独自の解釈を加えようとしていたようですが、
なんか思いつきレベルでまとまりがなく唐突な印象でしたね。
全体的にテンポが無駄に遅くてイライラしたし。
ピアノが主のところでピアノの音を掻き消すような指揮をされた時には
ムッとしました。
東響は弦がバランバランでしたね。
後の展覧会の絵のときはもっとよく揃っていたところを見ると
練習不足でしょうか。
そんなにレアな曲じゃないと思うんですけど。

で、アンコールは
ラフマニノフ 前奏曲Op.32-12
でした。

続いて、展覧会の絵。
東響は、金管がへたれたりしないんですが、
無理な弱音を出さないためにヘタレないだけ、
という印象が昔っからしていて、その通りという感じでした。
指揮者も、重厚長大系の方のようで、
のっけから、なんだか偉そうなプロムナード…。
チュイルリーあたりは、子供のけんかってよりは
老人の口げんかみたいなのろのろしたテンポでかなりイライラしました。
キエフの大門は壮大な感じでよかったんですが。
正直、この人ラフマニノフだのムソルグスキーだの向いてないんじないかと。
チャイコフスキーとかブラームスとかの方が良く似合いそうです。

アンコールは
ラフマニノフ ヴォカリーズ
でした。
この曲、好きなんですけど、演奏はちょっと通り一遍な感じ。
ま、あんまり練習もしてないんだろうしって所ですが、
そもそもこの指揮者にこのかわいらしい曲は無理なんじゃないかと。

ちなみに、ルガンスキー、
服装は黒のズボンに、黒のカジュアルシャツ。
すそをズボンから出してました。
アンデルジェフスキなんかはよく同じ様なカッコしてます。
でも、シャツに柄が入っていて、あまりにもカジュアル過ぎる印象が。
特に東響は、団員、指揮者とも上着を白で統一してて、
ちょっと正装パーティー的な印象を受けるだけに
妙に目だってしまってました。

リサイタルでは燕尾だったんですが、
あれはもしかして替えのシャツが無くて
1着を着まわしているから
昼間は普段着でってことだったんでしょうか(笑)。



アシュケナージ EUYO @神奈川県民 (2008/8/22)

2008年08月23日 20時29分52秒 | クラシック音楽
聞いてきました。

曲目は、
シェエラザード
オペラ「不死身のカシチェイ」
です。
どちらもリムスキー=コルサコフです。

シェエラザードの方は、
全然関係ないことに気をとられていたため、
殆ど覚えてません(笑)。
仕事引きずっちゃダメっすね。
でも、コンマスの女性のソロがすっごく綺麗でした。

続いて、不死身のカシチェイ。
なんと日本初演だそうです。
どーりでCD売ってない(笑)。

全く予習が出来なかったので、出来の良し悪しなんて全くわかりませんが、
面白かったです。

演奏会形式っていうから、歌手が前にずらっと並んで
突っ立って歌うのかと思ったら、
それなりに演技も付いてきていて、
衣装こそ適当ですが、多少の小道具やら、舞台の出入りとかもあり、
見てて雰囲気が良く伝わってきました。

「美しい王女」の役の方が軽く100kgは超えてそうな方で、
もしこれが、ちゃんと舞台装置やら衣装まで整ったオペラだったら
はっきり言って興ざめも甚だしいところだったんですが、
演奏会形式っていう半端な形態のおかげで、
あんまり気になりませんでした。

お話はロシアの童話で、
ほんとうにおとぎ話という感じでした。
登場人物も少ないし、話もシンプルだし、
舞台衣装まで整えたオペラにするには、ちょっと役不足な感じもして、
その辺がCDが手に入らない、日本初演、なんてところの理由かも知れません。
また、おおよそ同じストーリーでストラヴィンスキーがバレエ曲を
書いたというのも分かる気がします。

でも、可愛らしい話だったし、音楽は綺麗で情景的だったので、
ストーリーとオケの音楽だけ頂いて、
ディズニー風のアニメ映画なんかにするといいなぁと思いました。
後1つ2つエピソードを追加して話に起伏をつけて、
オペラアリアは今風にアレンジして、所々で登場人物に歌わせて。

EUユース・オーケストラ、やっぱりすっごい上手でした。
弱い金管がヘタレたりしません(笑)。
で、アシュケナージ、すっごい楽しそうでした。
あんなに楽しそうなアシュケナージはN響時代には拝めなかったですね。
子供好きだからっていうのもあるんでしょうけど、
やっぱり、オケと指揮者の良好な関係って大切なんでしょうね。
世界の端の井の中の蛙がプライドばっかり高くってもね。

アシュケナージのピアノ新譜

2008年08月16日 19時03分28秒 | クラシック音楽
最近あんまりチェックしてなかったんですが、
アシュケナージがピアノ曲の新譜を出すらしいです。
http://www.octavia.co.jp/newrelease/release_EXCL-00017.html

シベリウスのピアノ作品集だそうですが、
さすがに「樹の組曲」は入ってないです。
あれだけ苦労して手に入れたんだから、
しばらくはプレミア付いてて欲しいですもんね(笑)。

楽しみですね。

アシュケナージ来日関連

2008年07月26日 10時25分23秒 | クラシック音楽
ありゃ、なんやかんやでブログ放っておいたら、1ヵ月も更新してませんでした。
すんません。

最近、面白いマンガないし(かむろば村くらい? 気合があればそのうちご紹介します。)
コンサートも行ってないし、正直、あんまりネタがないんですが、
1ヶ月放ってはいかんだろ、ということで
ちょっとネタをひねくりだしてみようかと。

8月にアシュケナージがEUユースオケで来日します。
http://www.kanagawa-kenminhall.com/ashkenazy/about/index.html
EUユースオケ、前にDVDを買ったことがありますが、
びっくりするほど上手いです。
そこらのへたれた東京のプロオケじゃ太刀打ちできないくらい。

で、聞きに行こうかと思ってますが、
この公演はオマケがついていて、
リハ公開があったり、大人向け、子供向け各種レクチャ、
ワインコインコンサート、なんかがあります。
上記のウェブページの下の方に載ってます。

子供向け以外はもれなく平日。
まあ、リハはともかく、ワンコインコンサートは
夜にやってくれてるだけ良心的かな。
同じワンコインでも、ミューザのランチタイムコンサートなんて、
12:10分に開演しても、12:50に終わる保証が無いので
会社員には絶対無理ですもんね。
つーか、この時間設定でいつ昼飯食うのさ。

閑話休題。

で、今回の演目は、
リムスキー=コルサコフ: シェエラザード、不死身のカシチェイ
マーラー: 復活
なわけですが、
「不死身のカシチェイ」って何? ストラヴィンスキーじゃないの?
って調べてみたら、すごいレア曲みたいで
予習用CD買おうと思ったら、売ってない(--)。
#プレミア付いて7000円とかなら買えそうだけど、馬鹿馬鹿しくて。

ということなので、リハで事前に一回聞けると嬉しいかもしれません。

アシュケナージチケット

2008年04月30日 17時54分19秒 | クラシック音楽
いつのまに、
8月のEUユースオケと12月のフィルハーモニアのチケットが発売されてますね。

EUユースオケはチケぴオンリーで全曲目が分からないし、
フィルハーモニアは愛知だけ?
こちらではNHK音楽祭でやるんですね。
NHK音楽祭って無駄にチケット取りにくいし、NHKホールだし、
なんだかなー、です。
もちょっといいホールで普通にやってくれると良いんですけどねー。

しかもソリスト諏訪内晶子って、別に嫌いじゃないけど
コンクール信仰が強くて、若い美人に弱い日本人クラヲタに
絶大な人気あるからなー。
チケット取りにくいんですよね。うーん。

ラフマニノフの映画見てきました

2008年04月30日 17時43分37秒 | クラシック音楽
GW暇なので見に行ってきたんですが、
いっやー、つまんなかったです(笑)。

ラフマニノフが煮え切らない人物だというのはとてもよく判ったんですが、
それをあんな煮え切らないストーリーに仕立てて何が言いたかったのかが
一つも理解できませんでした。
しかも、映画館、Bunkamuraでしたが、蒸し暑くて蒸し暑くて
煮え切らない男の煮え切らない映画を蒸し暑い映画館で見るという
イライラ^3な状態でした。
もっとも、空調が快適だったら、確実に寝てました。
あの状態でも周りから複数のイビキが聞こえてきてたし。

なお、映画のサイトに大体ストーリー書いてますが、
それ以上の話はあんまり無いです。
あれってもう週刊誌の中吊りと一緒な感じ。
中吊りだけ読めば週刊誌買わなくて十分でしょ?

1800円は高すぎですね。
こんな映画に2時間を割くことは全くお勧めしませんが、
人の好みはそれぞれですし、
見に行きたいと思う人は割引きのきく日(火曜だったかな?あとは1日とか)
に1000円で見に行くことをお勧めします。
もっとも、あせらなくても、
そのうちNHKかBSの深夜とかでやりそうな気もしますが。

実は映画館に行くのは「インディペンデンス・デイ」以来で
もう10何年ぶりです。
さらに、インディペンデンス・デイを見に行ったときももう数年ぶりでした。

学生時代は映画結構好きで、ぴあを丁寧にチェックして
名画座だのロードショーだの行ってたんですが、
大人になるとあんまり暇も無くて、
というよりはテレビもぴあも見なくなって、
情報をチェックしてる暇もなくて、だんだん映画に行かなくなってました。

しばらくぶりに見に行った映画のインディペンデンス・デイは
呆れるほど馬鹿馬鹿しくて、
昔はかなりくだらない映画でも楽しめたのに、
これが楽しめないのは、どうしてだろうと思いました。
ちょうどアガサ・クリスティを読破した直後だったので
自分のフィクションに対するリテラシーが上がっているからかと
勝手に思っていました。

しかし、今回の映画でちょっと考えが変わり
事前の情報チェックが甘くて、自分が楽しいと思える映画が
ちゃんと選べていないんではないかと思いました。
インディペンデンス・デイの時も、
流行ってるハリウッド映画だから程度の理由だったし、
今回も、なんとなく好きなラフマニノフについての映画だからといった理由で
どんな話か全然知らずに行ってます。
それなりの金額払う以上はちゃんとチェックしないとダメですね。



ラフマニノフの映画

2008年04月20日 14時06分57秒 | クラシック音楽
ラフマニノフの伝記映画"lilac"に
プレトニョフが(手だけ?)出演するという噂があったんですが、
結局、その話はなくなっちゃったみたいですね。

"lilac"、正しくは"lilacs"らしいです、は
「ラフマニノフ~ある愛の調べ」というタイトルで
この週末から公開されてるんですが、
クレジットのどこを探してもプレトニョフの名前は無いです。

ピアニスト引退宣言した時点で白紙になったんでしょうかねぇ。

どうでもいいけど、映画のサイト、すっげー見づらい。

アシュケナージのシベリウス

2008年04月13日 10時33分17秒 | クラシック音楽
Extonのアシュケナージ、シベリウス交響曲のCDを4枚買うと
アシュケナージのシベリウスピアノ曲のCD差し上げます、
というキャンペーンがあって、
交響曲なんて好きじゃないしSACDだから値段がとんでもなく高いのに
ピアノ曲のCD欲しさに4枚買って応募しました。

いやもう、椎名高志流の表現をするなら
「腸がちぎれそう」な思いだったわけですが、
いつまでたってもCD届かないし、
これはこのままなし崩しにホゴにする気か~?
と思っていたら、
先日やっと届きました。

シベリウス
5つの小品「樹の組曲」作品75

こんな思いをして買ったのに短かったらイヤだなーと思っていたら、
案の定全部で約10分ちょっとでしたorz。
ちょっと旅に出たくなりました(笑)。

中身がどんなだったかは、
苦労して4枚買った人だけのヒ・ミ・ツってことで。
つーか、もう、そういう話をする気力もないです。