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まるたの日々

まるたです。少しばかり音楽と本とその他趣味の話を。

プレトニョフ/東フィル(オペラシティ、2016/7/1)

2016年07月02日 21時53分04秒 | クラシック音楽
ということで、行ってきました。

最近、もう面倒でレビュー書くの止めてたんですが、
久々に感動したので。

最初にスクリャービンの夢想が予定外で入ったんですが、
ピアノなしだったし、
遅れてきた客が入れるようにってことですかね?

それはともかく、2曲目はスクリャービンのピアノ協奏曲。
ラフマニノフ2番だけ聞ければいいやってことで
スクリャービンは予習しませんでした。
ということで、パス。
でも、綺麗でしたね。
ピアノは例によってシゲルカワイでしたが、
シゲルカワイの音とよくマッチしてました。

そして後半。メインエベントのラフマニノフ2番。

全体的にテンポがかなり遅かったです。
そして、かなり頻繁に、いや、それ、もう違う曲だよ的なところ満載でした。
ただ、そういうのの半分くらいは、
あ、そうか、あれはこういうことだったのか、と思わせる部分が多く
そういうところはさすがプレトニョフと思いました。
ただ、そういうところの大半はテンポが遅かったので
そういう部分に合わせて間を埋めたら、
全体的にテンポが遅くなったということでしょうか。
3楽章の出だしは、もう手がついていってなかった感じでした。
2楽章は、この曲の白眉のはずなんですが、
ちょっとテキトーめ。
というか、オケメインのところが平凡で辛かったですね。
1楽章が一番よかったですね。
文句も書きましたが、総じて満足でした。

アンコールは、ラフマニノフのエレジー。
これは絶品です。
もういうことないです。

約10年前にプレトニョフのリサイタルに行ってファンになり
そのあとすぐピアニストやめる宣言があって
戻ってきたと思ったら、モーツァルトみたいな似合わない曲ばかりで
ファンとしてはストレスたまりっぱなしだったんですが、
久々に満足しました。

もう指揮はやらなくていいので、
ピアノ弾いてください(笑)。

今更ですけど、ラフマニノフの2番、
もっと手が動く10年前に聴きたかった。





ダメダメディスカウント

2016年06月25日 12時12分13秒 | クラシック音楽
過去何回か、定価でプレトニョフを買ったら
公演近くになって割引が出て
頭に来てたので、
今回はすれすれまで購入を控えてました。

そしたらやっぱり出ましたね(笑)。

ダメダメでしょう、このやり方。
ああいう割引のやり方が通用するのは1度だけですよ。

3度続けてやったら、客はもう定価では買いませんよ。


公演中止

2015年04月19日 20時37分12秒 | クラシック音楽
今日、オーチャードに行ったら中止と聞いてびっくり。
家に帰って郵便受け見たら、はがきが届いてました。
はがき、昨日回収しそこなった模様。

まあ、ああいう人は気持ちが体に出ちゃうタイプだよね。
無理にとはいえんですよ。仕方ない。

それはともかく、ペールギュント全曲とか、
なかなか売ってないのをやっと探して予習したのに
どうしてくれる感が。
まあ、だからこそ、代振りできる人が見つからなかったとも言えるけど。
そのうち、やるって言ってるけどねぇ。
無理に変な日付で平日とかにやられてもねぇ。

秋は秋で、不死身のカシチェイ。
アシュケナージの時に必死で探したけどCD見つからず。
今なら買えるんですかね。
あんまりCD売ってないような珍しい曲ばかりやらないでほしいなぁ。



アシュケナージ、N響@サントリー(2014/6/18)

2014年06月28日 11時49分20秒 | クラシック音楽
10日程遅れましたが、感想など。
ってか、もう忘れてるし。

曲目は次の通り。
シベリウス 組曲 恋人
グリーグ ピアノ協奏曲
エルガー 交響曲 第1番

アシュケナージ/N響の組み合わせは、
1日目は絶対に聞いてはいけないというマイルールがあるんですが
水曜日は定時退社日で早く帰りやすかったという事情もあり、
水曜、聞いてきました。
結果としてやっぱり2日目じゃないと駄目ねという感じ。
1日目は練習不足で形になってないことが多いんですよね。

まずは、恋人。
くらっ。
曲名とは裏腹な暗い曲です。
丁寧に演奏していたし、
2曲目なんかは綺麗だったんですが。
でも、くらっ。

つづいてグリーグ。
ソリストは中野翔太。知りません。
つか、なんだよ、このうまい音大生レベルの演奏は。
右手と左手が別々に動いてるじゃないか。

まるたはバレンボイムそんなに好きじゃないけど、
(ほぼはったりで人生切り抜けた感じの人だしね)
ピアニストの手は左右が1つのユニットとして動くか、
10本の指が全部別々のものとして動かなければならない、
というバレンボイムの言葉は金言だと思っています。

表現もありきたりでつまらなかったです。
何か伝えたいものがあるようには聞こえなかったです。

最後エルガー。
これが期待大だったんですが、
一生懸命、盛り上がってたんですけど、
まとまり悪かったですねー。
なんか、盛り上げることを目標に作ったような曲なので
いろいろてんこ盛り過ぎて、
うまくまとめないと発散するというか破綻するというか。
まとまりのなさが練習不足というか、
N響とアシュケナージの間でうまく意図が伝わってないというか、
そんな感じで。
もう1日あれば、ずっとましになったんじゃないかと
思わされるものでしたが、
他の人の感想読むとやっぱりそうだったみたいです。

学習しました。
次は多少無理でも2日目限定で攻めてみよう。
でも、来シーズンは来ないみたいです。






アシュケナージ、N響@NHKホール(2014/6/)

2014年06月15日 20時40分11秒 | クラシック音楽
曲目は次の通り。

ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第3番
R.シュトラウス アルプス交響曲

ラフ3のピアニストはベフゾド・アブドゥライモフ、
ウズベキスタンの人だそうです。

非常に几帳面、完璧主義者的。
ミスタッチが全くないんですが、
いかんせん、音がどうしようもなく小さい。
3番はそれだとつらいですね。
オケが一生懸命音を下げてるのに、
オケの音に負けてました。
後ろの方で木管のソロが始まるとピアノが音量で負けてしまうという。
表現もラフマニノフらしく美しく
自分の納得できる演奏ができるまで練習してそうですが、
観客置いてけぼりですね。
リサイタルならよかったんでしょうけど、協奏曲はねぇ。
几帳面すぎて聞いてて息がつまりそうだったし。
すごくうまかったんですけどね。
でも、音色のバリエーションは小さかったな。
まだ若いし、将来に期待ですかね。

アルプス交響曲は、
非常によかったです。
この曲はどこか散漫な感じがする曲ですが、
1曲1曲が明瞭で、
アルプスの光景が目に浮かぶようでした。

サントリーも行ってきます。


アシュケナージ、N響@NHKホール(2014/6/8)

2014年06月08日 21時19分05秒 | クラシック音楽
行ってきました。

曲目は次の通り。
グリンカ ステンカ・ラージン
プロコフィエフ Vn協奏曲 2番
チャイコフスキー くるみ割り人形から第2幕

ステンカ・ラージンが一番よかったです。
ロシアっぽくて、また、とても美しかったです。
ボルガの舟歌(エイコーラってやつですね)の部分に
はさまれて、だったん人の踊り的な部分があるんですが、
そこが哀愁があってすごく良かった。

プロコフィエフは、
まあ、どうでもいいので真剣に聞いてませんでした。
あんまり、音色が売りのヴァイオリニストでもなかったので
まるた的には興味がないし。
ソリストはパトリツィア・コパチンスカヤ。
もう30代後半のはずですが、童顔。しかも巨乳(笑)。
で、なぜか裸足で登場。
ドレスが白で生地があまり厚くないので、
下が透けてたんですが、まあ、背中が透けてブラが見えるくらいは
ご愛嬌ですが、
うっすらと脚が見えるんですよ。
で、胴体のところで脚が見えなくなるわけですが、
これって要するに、パンツが見えているのと一緒ではないかと。
いいのか、それ。

弾き方は、まるで、ヴァイオリン版ランランのよう(笑)。
アンコールが喋りながら演奏するへんな現代曲でしたが、
クラシックの曲というよりは、
宴会の一発芸のようでした。
変な人だ。

後半はくるみ割り人形。
普通は、ディベルティスマンの部分を中心に切り貼りして
適当にうまくまとめるんですが、
正直に第2幕を順番にやってました。
もともとバレエ曲なので、
踊りごとに、盛り上がって、一応終わるような形なので
順番通りにやると、途中何度も、もうこれで終わりでいいかも的な
終わり方をしてコンサートとしてはかえって不自然でしたね。

出来は悪くはなかったけど、
すごくいいとはいいがたく。
有名な曲過ぎて、オケが勝手に弾いてたんでしょうか。
なんかフツーでしたね。
その割には、花のワルツがウインナーワルツみたいで。
もうちょっとチャイコフスキーっぽく弾いてくれるとよかったんですが。

どうでもいいですが、
葦笛の踊りではお父さん犬を、
花のワルツでは、いすゞジェミニのコマーシャルを思い出してました。
あのCM、確か特撮じゃなくて本当に撮ったと聞いたような気がします。
あれはすごかったなぁ。

それはまあ、よくて。
あと2つも行ってきます。




プレトニョフ 3公演まとめ

2014年06月01日 20時20分50秒 | クラシック音楽
全部平日の3公演、行ってきました。
仕事が止まりました。
他の日の残業が増えました。

まず、浜離宮のリサイタル(2014/5/23)。
演目は次の通り。
モーツァルト ピアノソナタK282、K310
シューマン フモレスケ
ベートーヴェン ピアノソナタ 5番、10番、17番
アンコールはシューベルトの即興曲Op.90-3

モーツァルトは適当でやる気なし。
ベートーヴェンも、んー、何だろうという感じ。
17番はテンペストで有名な曲なんですが。
なんかどこもかしこもキレが悪くて。

モーツァルトはもしかしたら何か表現したかったものがあったのかも
しれませんが、
なり切れなくて、単なる癖レベルのプレトニョフ節が出てきただけみたいに
聞こえました。

アンコールはすごく良かったです。

この3公演通してピアノはシゲルカワイだったんですが、
浜離宮はあんまりその良さが出てこなかったみたいです。
ここは例によって風呂場ホールなんでしょうか。

アンコールだけは、特有の柔らかい音とプレトニョフの表現が
マッチして絶品でした。

つづいて、オペラシティ。
まずは協奏曲の夕べ(2014/5/27)。
曲目は次の通り。
モーツァルト コジ・ファン・トゥッテ序曲
モーツァルト ピアノ協奏曲 第8番
シューマン ピアノ協奏曲
アンコールはショパン ノクターン遺作

オケは東フィル、指揮者は現田茂夫。
指揮者、知りません。
珍しいグレーの変形塩ビ、じゃない、燕尾にピアス、茶髪。
どっかのホストみたいでした。
何だお前は、プレトニョフの愛人か?という感じ。

指揮は極めてオーソドックスで、
プレトニョフの相手は無理だろう感満載でした。
モーツァルトはフツーに華やかで、
一方、プレトニョフのピアノの音は、浜離宮とは打って変わって
シゲルカワイの特徴を全開に出しており、
フツーのモーツァルトと全く合いません(笑)。
弾き振りでよかったのに、なぜあんな安い指揮者。

なお、ピアノですが、
オペラシティはサントリーほど風呂場なホールではないので
シゲルカワイの音がよく聞こえたのかもしれません。

プレトニョフはもともと音色のバリエーションがすごく大きいピアニストですが、
シゲルカワイは確かにそれを十分に引き出せる、
と思いました。
非常に優しく柔らかい音とよく響く透き通った音が同時に出せます。
くぐもった音がでていて、ソフトペダル踏んでるのかと思ったら
左足がペダルに乗っていないことがよくありました。

多分、こういうところを気に入ったんじゃないかと思いました。

で、こういう音は、華やかさが身上のフツーのモーツァルトとは合わないんじゃないかと。

シューマンはなんかフツーでした。
カデンツァとか、ほぼ、プレトニョフのソロのところは
面白かったんですが、
オケがあまりにもフツーすぎて合わなかったと。

例によって、アンコールは絶品でした。
遺作のノクターンはプレトニョフの十八番ですしねぇ。

まるたはノクターンはアシュケナージ!と思ってますが、
1番とか遺作みたいな雰囲気のものはプレトニョフの方が
(性格的に?)よく共感してるのでは、と思っています。


さて、最後はやはりオペラシティでリサイタル(2014/5/29)。
曲目は次の通り。
シューベルト ピアノソナタ 4番、13番
バッハ イギリス組曲 3番
スクリャービン 24の前奏曲
アンコールは スクリャービン エチュード Op.2-1

体調も(気分も?)よかったのか、
この日は面白かったですねぇ。
一番面白かったのが、イギリス組曲でした(笑)。
プレトニョフ節炸裂。
だからといって、モーツァルトの時のようなテキトー感はありません。
ああ、これがやりたかったんだなと。

今回は、全体的にドイツ・オーストラリアものが多かったんですが、
最後だけスクリャービンでした。
プレトニョフがまさしく絶品という感じのCD出していて、
それとは、少し違う感じでした。
CDの方はまるでジャズなんですが、
今回は、しっかりクラシックでした。
プレトニョフ節はちゃんと出てましたが、
個人的には、CDの方が好きだな。

以上ですが、
全体的には、特にテクニックに衰えは感じませんでしたが、
ラフマニノフやリストみたいなのを避けたのは
やはり多少の衰えが来てるのかもしれません。

あと、お腹がすごかったですね。
いままでも妊娠6か月とか7か月な感じはありましたが、
今回は妊娠9か月、ステージ上で生まれちゃったらどうしようぐらいのお腹。
あれ、大丈夫なんですかね。
一回人間ドックに行ったほうがよくはないでしょうか。

椅子が背もたれのあるタイプだったんですが、
あれってお腹が出過ぎて腰に来てて、
背もたれが必要だったんじゃないかと勘繰りました。

まあ、ピアノ活動を再開してくれたのは
すごくうれしいので、
健康に気を使って、
また、有名人、いや、いい歳した大人としての自覚をもって
活動を続けてほしいと思いました。



プレトニョフ@浜離宮(詳細は3公演まとめて)

2014年05月24日 13時10分00秒 | クラシック音楽
行ってきました。

約10年ぶり?8年、9年?
そんなもんですね。日本でのピアノ公演。

風のうわさでは、当日日本についたばかりらしく
お疲れでしょうか、
それとも歳のせいか、
単にやる気がないのか、
全体的に精彩に欠けていたような。
選曲が地味すぎたというのもあるんでしょうけど。

アンコールの
シューベルト 即興曲は
すごく良かったですが。

後2つ聴いてくるので
詳細は3公演分まとめて。






アシュケナージ親子ピアノデュオ(2014/3/6東京文化会館、2014/3/10サントリー)

2014年03月16日 16時40分47秒 | クラシック音楽
だいぶ出遅れたので軽く感想を。

曲はどちらも同じです。

シューベルト ハンガリー風ディヴェルティメントD818
ブラームス ハイドンの主題による変奏曲
ストラヴィンスキー 春の祭典
ボロディン だったん人の踊り(ヴォフカ・アシュケナージ編)

アンコール エルガー 朝の歌(ヴラディーミル・アシュケナージ編)

そもそも、もうアシュケナージ父(以下「父」)のピアノを聴けるのも
これが最後、と毎回思いながら、
ソロ聴きたいとおもいつつ、仕方ないので
親子デュオを聴きに行っている訳です。

今回は前回より、第1、第2ピアノの役割分担がはっきりしない
曲が多くて、
それなりに父メインのピアノも聞けたんですが、
基本的にヴォフカが第1ピアノなんですね。

で、やっぱり、実力の差が大きすぎて
父のピアノを期待している身としては
欲求不満たまりまくりでした。

コンサートの一番の盛り上がりは春の祭典ですが、
これは、今回の選曲のなかで、唯一、第1、第2の切り分けが
明確で、父が伴奏役なんですね。
ストレスたまることこの上ないです。

ヴォフカのピアノは安いです。
音色がコントロールされていなくて、
発音に例えるなら、破裂音(pとかsとかkとか)の子音に相当する音が
大きすぎて耳障りで、ロックミュージシャンがノリで弾いている
ような音がします。
ロックではそれでOKですが、クラシックではねぇ。

父の必要に応じて「子音に相当する音」を弾き分ける能力が
ものすごくて、同時に聞くと、
すごく高いオーケストラをバックに
安めの音大生がソロピアノを弾いているような感じでした。
協奏曲でも、オケがソロを演奏することがあるんですが、
父のピアノは、伴奏の時とソロの時と明らかに音が違うんですね。

それでもハイドンとかは、割合よかったんですが。
元が大して面白くない曲だから、限界ありますね。

ちなみに、文化会館ではこの差がすごく激しくわかりましたが、
サントリーではそれほどでしたね。
サントリーの風呂場のような音響に救われた感じです。

なお、だったん人の踊りは、安めのクロスオーバーみたいだったな。
いまいち。

朝の歌は父の編曲で、
アシュケナージはなにげにちょっとしたピアノ編曲したりします。
ラフマニノフの「ここはすばらしいところ」のピアノ編は
実は自分で書いたらしくて、
これが結構よくて、
ひそかに才能あるような気がします。

ただ、今回のは、
ヴォフカが子供の頃に一緒に弾くために
易しい曲を書いてみた、とか、
そんな感じじゃないかと思わせる曲でした。

そんなこんなで欲求不満たまりまくりですが、
またやる、といえば聴きに(見に?)行っちゃうんでしょうね。

でも、文化会館はともかくサントリーはガラガラだったし、
もう興行的に厳しいかも。

ジャパンアーツさん、
父を第1ピアノに据えればいいんですよ。
そこんとこよろしく。


プレトニョフ復活!!

2014年01月13日 17時36分37秒 | クラシック音楽
プレトニョフ、ピアノ復活です!!!
やった!!!

5月下旬に東京近郊で3公演あります。

オペラシティで東フィルと協奏曲の弾き振り、ソロリサイタル、
あとは、浜離宮ホールでソロリサイタルです。

全部もう先行でチケット買えます。
浜離宮はイープラスのみ、
オペラシティはジャパンアーツぴあのみの先行販売です。

浜離宮はホールのサイズも小さくて、至近距離で聴けるし、金曜日だし
瞬殺で売り切れるかとおもったら
まだまだ○がついてるのが、かなり意外です。

まるたが思ってる程希少価値ないんですかね?(笑)

プレトニョフがピアノ活動を再開したらしい

2013年10月06日 17時02分27秒 | クラシック音楽
指揮者専念宣言をしていたプレトニョフですが、
ピアニスト活動を再開したらしいです。
https://www.kawai.co.jp/promo/gp/
http://www.kawai.co.jp/piano/grand/sk/news/img/topics_16/chopin_kawai.pdf

どの程度本気か変わりませんが、
クレーメルの伴奏みたいなことはやったらしいです。

http://www.vedomosti.ru/lifestyle/lifestyle-culture/news/16374831/zanimalis-muzykoj

や、もう一度あのピアノを生で聞きたいです。
日本公演やって下さい!!




辻井伸行、アシュケナージ/オーケストラ・アンサンブル金沢@オーチャード(2013/9/20)

2013年09月21日 22時10分25秒 | クラシック音楽
会社抜け出して聴いてきました。

まず、最初は、
ベートーヴェン プロメテウスの創造物 序曲

実は、この曲があるの忘れてました。
知らない曲で聴いたこともありません。

印象としては、モーツァルトの呪縛が解けてない時代のベートーヴェンの曲。
作曲年代的にもそんな感じだし、
あんまり演奏されないのも
ベートーヴェンらしさが感じられないからでしょう。

さくっと次に行きます。

ここが難題、辻井伸行、
グリーク ピアノ協奏曲。

昔、ドキュメンタリーとか聴いたときの印象は、
よく指が回ってるけど、それだけな感じ、
コンクールなんかで現れたそれ以外の部分は
横山先生、頑張りました!という感じでした。

金曜のは、それよりはずっとよかったです。
ただグリーグみたいな曲は向いてないかもね。
第2楽章はとてもよかったけど、
他は明らかに音量足りてませんでした。
かなり小編成のオケに負けてたし。
オケの一部として演奏するパートはとてもよく調和してたんですが、
ソロが大音量で目立たなきゃいけないパートはちょっとつらかったな。

こういうのより、第2楽章の部分とか
アンコールの曲みたいなのの方がよかったし
好きなんでしょうね。

アンコールは
グリーグ 春に寄す
シベリウス もみの樹

よかったですね。
昔見たドキュメンタリーで辻井伸行自身が作曲した曲を
聴いたんですが、
それと雰囲気が似てました。
こういうのに共感するみたいだし、
おそらく共感できないものはあまりうまく演奏できないのかもね。

最後は、
ベートーヴェン 田園

最後の最後まで編成がすごく小さかったんですが、
田園って、あんな小さい編成でやる曲でしたっけ?

あの曲ってずっと同じような感じで
環境音楽的心地よさが続くので
寝不足もあって寝落ちしました。
よく覚えてません。

OEKは思ったよりずっと上手でした。
少なくとも管は東フィルよりずっとマシ(笑)。
ホルンきれいだったな。
#弦は東フィルの方がずっと綺麗ですけど。

アシュケナージには一生懸命ついて行こうとしてたけど
タイミングがうまく合わなかったようなところがありましたね。
よく金管が出遅れてました。
#N響はだいぶ学習したんだなと。

あと、気にしてた観客のマナーですが、
おしゃべりしたり、ポップコーン食べたりするのはいなかったけど、
楽章間にもれなく拍手が入りました(笑)。

田園って3楽章から5楽章の間に休みが入らなくて、
その間に寝落ちしたんですが、
途中に休みが入って拍手が聞こえたら、起きたかも。残念(笑)。

最後にアンコール、
なんかエルガーの曲だとアシュケナージ自身が紹介してました。
かわいらしい曲でしたね。
エルガーってこういうの書くんだ。

さて、こんなところで、
来年、またヴォフカとデュオするらしいですが
東京公演が発表されてません。
やるんかいな。
春祭だという噂です。

春祭なんだったらガヴリーロフとのデュオCD復刻して欲しいな。







ボリス・ベレゾフスキー「氏」 死亡

2013年03月24日 09時40分24秒 | クラシック音楽
ピアニストと同姓同名のロシアの有名な政商
ボリス・ベレゾフスキー氏が死亡したそうです。

イギリス亡命中のロシアの富豪、自宅で謎の死


あれ、そんな歳だったっけ?と思ったら、まあ、もう67歳でしたが、
公称「自殺」らしく、それもどうも怪しくて警察が捜査してるとか。

ロシアって怖い国だ・・・。

ちなみに、政商の方は「ボリス・アブラモヴィチ・ベレゾフスキー」、
ピアニストの方は「ボリス・ワジモヴィチ・ベレゾフスキー」
みたいです。



プレトニョフ/東フィル(オーチャード、2013/3/17)

2013年03月17日 20時50分29秒 | クラシック音楽
本日、ロシア、今ひとつ知名度のない作曲家プログラム(笑)。

ショスタコーヴィチ 祝典序曲
カバレフスキー 組曲「道化師」
プレトニョフ ジャズ組曲
グラズノフ バレエ音楽「四季」

まずはショスタコ。
聞きやすいけど、ルスランとリュドミラの劣化コピーみたいな感じ。
ショスタコにもこういう時代が有ったのかと。
ずっとこのままの路線で行ってたらカバレフスキーやグラズノフ程度の
知名度だったんだろうなと思わせるような曲でした。
ぶっちゃけつまらん。

次は、カバちゃん。
1曲々々が短いですねー。
第2曲が日本では運動会でおなじみの曲。
ちょっとチャイコフスキーのバレエ音楽的な所もあるんですけど
なんとなくインパクトに欠ける感じ。
悪くは無いけど、何か物足りないこの感じは何でしょうね。

そしてプレトニョフ(笑)。
色々無理、ってか中途半端。
プレトニョフのピアノは確かに少しジャズっぽいところはあり
それがまたかっこいいんだけど、それとこれとは別問題。
あからさまにジャズ風に作られてもねぇ。
しかも古くさいし。
なんでジャズバンドじゃなくてオケでやるのっていうか。
せいぜい7人くらいのバンドでやればいいような感じの曲だったし。
ドラムス無くて演奏つらそうだったし。
せめてビッグバンド風でノリノリの曲にすれば楽しかったのにねぇ。

で、後半、グラズノフ。
これが本日は一番良かったです。
でも曲が地味だから。
どこまでもバレエ音楽で、曲だけで独立できない感じ。
解釈とかはこなれてたと思いますけどねぇ。

全体的に、安い感じの曲ばっかりなのは
ジャズ組曲が大前提であって、
これが見劣りしない程度の面子で固めてみたんじゃないか
などと穿ってみたり(笑)。

まあ、いいです。

来年はプレトニョフ来ないみたいですね。
RNOもそうそうは無いだろうし、
来年はご尊顔を拝めないんでしょうか(笑)。

まあ、いいや、
来年はアシュケナージがN響に来るとか言う噂だし。


なんの口コミ?

2013年03月17日 20時19分14秒 | クラシック音楽
アシュケナージ×辻井伸行、追加公演でないかなと思ってググって見たら
追加公演じゃなくて追加チケットが出てて、
とりあえず、金曜日の分は確保しました。
#土曜の方が良かったんだけど。

ちょっとイープラスの支払い伝票印刷して
戻ってきたらイープラス全部売り切れてました。
これはいったいなんの口コミ?

チケぴはまだ買えるみたいです。
イープラス、自分のが最後だったとか?(笑)

買えて良かったけど、NHKの第九並みに客層悪そうな予感。
頼むからポップコーン食べたり、おにぎり食べたりしないで欲しいなぁ。
それ以前に黙って聞いていられない人多そう。むー。