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まるたの日々

まるたです。少しばかり音楽と本とその他趣味の話を。

アシュケナージ/N響@NHKホール(2011/05/29)

2011年05月29日 20時43分54秒 | クラシック音楽
聴いてきました。

曲に全く興味が湧かなかったし、
寝不足だし、大雨だし、家で昼寝してたいくらいだったけど
せっかくのアシュケナージだしってんでチケット買っちゃってて、
まあ、R.Straussとブラ4なら、気持ちよくうたた寝できそうとか思って
行ってきましたが、
思ってたよりずっと良かったです。

ところで、
近所の席の20代のバカップルが、終始おさわりバー状態だったんですが、
ああいうのは止めて欲しいですね。
N響定期の客ってどうしてこうマナー悪いのが多いんですかねぇ。

つきあい始めたばっかりって感じで
男の方が女の方にべたべた触ってて、
女の方は別にいやがってはいなかったんですが、
女って、男を立てるためにバカのフリすること多いですし、
女がバカのフリをしてるだけなら、
かなり早々に女の方が男の方を振るんじゃないかと。
「○×くんっていい人なんだけど、人のいるところで脚触ったりするの
いやなのー(本当は粘着質でオタクなとことか知らなかったのー)」とか(笑)。
男の方がかなりヒステリックな印象だったので、
振られてストーカーと化すと。

ああ、しょうもない妄想してしまいました。
そのくらいの絵に描いたようなバカップルぶりだったと。

まあ、それはともかく。
まず、R.Strauss「変容」。
聞いたこともない曲でこのためにCD買いましたが、
危うく違う曲(死と変容)買っちゃうとこでした。
どっちが後についたか邦題か知りませんけど、
もう少し芸が欲しかったですね。

それはともかく、これがすんごく良かったです。

編成が室内楽クラスで、R.Straussなのに管楽器無しの完全な弦楽曲で
小さい編成なので、オケの周りに移動型の反響板(反射板?)置いてました。

アシュケナージには、あまり大きいのより、このくらいの編成がよく似合うみたい。
自分の目の届く範囲で全部がコントロールできるのか、
音の構成がすごくよくできてました。

CDで聞いたときは、同じような感じのメロディが少しずつ調を変えながら
だらだらとメリハリなく続いていき、しかもメロディがなんだか薄気味悪くて
正直、つまらん、というか、ああ、R.Strauss、って感じだったんですが、
今日のはちょっと別物でした。
音がすごく綺麗に響いていて、それがメロディを美しく響かせて
あれ、こんな綺麗な曲だったかな、という感じ。
眠かったのもあったけど、このまま、この綺麗な音の海に沈んでいたいというか
そんな感想を持ちました。
R.Straussって四つの最後の歌以外は殆ど興味が持てないんですが、
実は綺麗なメロディ書く人だったのね、と。

パンフでは、この曲は、ヒットラーの変化を書いたとか、
R.Strauss自身の変化を表現したとか、諸説載ってましたが、
今日の演奏は多分に女性的で
プリティ・ウーマンかサナギが蝶に変身するとか
そういった華やかで美しいイメージでした。途中までは。
最後がまた暗くなって終わるので、
田舎くさい娘が綺麗になって、王子様を見つけて結婚したけど
子どもができて、子育てに追われていく内に、
容色が褪せていくって感じでしょうか(笑)。
ヒットラーだのR.Strauss自身だのがテーマなら
CDの演奏の方が正しい解釈なんでしょうけど
プリティ・ウーマンの方が、聴いてて全然楽しいです。

うっとりするほど綺麗な演奏でした。
雨の中行ったかいがありました。

後半はブラ4。
ブラ4。ブラ4。うーむ。ブラ4って全部が第1楽章って感じがします。
なんか、もともと構成が適当でどこが聞き所かはっきりしない感じの曲ですが、
今日もなんとなく盛り上がらないまま終わったような気がします。
一生懸命メリハリつけて盛り上げようとしてたんですが、
盛り上がらないのはアシュケナージのせいじゃなくて曲のせいだろうと。
うちにあるCDもそんな感じだし。
まあ、結局、まるたはこの曲を退屈だと思ってるってとこに落ち着いてしまうのかも。
とても響きを大切にした演奏で、音は綺麗だったんですが、
変容と違って響きを大切にしたからといって
この致命的な欠点(?)がどうにかなる曲じゃないように思います。

ということで、来週も行ってきます。
曲的には来週の方が期待大です。


あれまあ×2

2011年05月11日 20時53分39秒 | クラシック音楽
今日は、あれまあ、な話を2つ。

N響のオーチャード定期、5月22日のヴェデルニコフ指揮のチケットを買ってたんですが、
そのピアニスト変更のお知らせが届きました。

当初の予定ではシモン・トルプチェスキという人だったんですか
(知らないヤツ。ヤツと書いたけど性別すらも知りません(笑))
メルニコフに変更になりました。
曲目の変更は無しです。良かったー。
音楽的に良かったかどうかはトルプチェスキがどんなピアニストなのか
全く知らないので比較のしようもありません。
昔メルニコフ聴いたときのプロコフィエフは良かったですね。
ベートーヴェンは今3つくらいでしたが、
まあ、ラフマニノフならそんなに外すことはないでしょう。

メルニコフって来日予定あったんですかね?
それともこのためにわざわざ来日するのかな。
変更の理由は推して知るべしってとこですが、
メルニコフ、男気有るじゃないですか。りっぱりっぱ。

ちなみに、サントリー定期の方もメルニコフに変更のようです。
こちらはサントリー定期には珍しくまだチケット買えますね。

もう一つ。
アシュケナージ親子のピアノデュオの大阪リサイタルのチケット買ったんですが、
サントリーでもやるみたいですね。
http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/perform/schedule.html
ちくそー。どうするかな。こっちは平日だけど、両方いくかー?
大阪までの新幹線代調べたら、結構良い値段でした。
大阪止めてもいいけど、サントリーは平日だー。
もう少し考えます。
10月なんて仕事の都合も分からないし。



アシュケナージ親子デュオのチケット買いました

2011年04月23日 01時31分08秒 | クラシック音楽
ウラディーミル・アシュケナージ&
ヴォフカ・アシュケナージ ピアノ・デュオ
http://asahi.co.jp/symphony/event/detail.php?id=1351

アシュケナージ自身はもう舞台ではピアノを弾かないと宣言してるし、
かわいい我が子のために最後の力を振り絞ってってとこですかね。

これが本当にピアニストとしてのアシュケナージの生演奏の見納めのような
気がします。
ということで、大阪まで出張することにしました。
ってか、東京ではやらんのかい。

あ、まるたはプレリザーブでチケット取りましたが
正式発売は4月24日です。


友よ

2011年04月17日 21時51分36秒 | クラシック音楽
N響アワーをぼーっと聞いてるんですが、
何で第九だろうと思って、ふと気がついたのは、
この合唱って「友よ!」で始まるからなのかなぁと。

今度の震災では、海外からの支援や支援表明が沢山寄せられているんですが、
そのキーワードが「友」なんじゃないかとこの頃思ってます。

分かりやすい所では米軍の「トモダチ作戦」。
日本人が聞いたら、ちょっと首をひねってしまうこのネーミング、
英語というか欧米の言葉と日本語の「友」のイメージの違いが理解できれば
なるほどというものがあります。

日本では、「あなたは私の友達です」というと、
私はあなたのことを友達だと思って大事にしています、
という意味になりますが、英語で"You are my friend."と言ったら
特殊な事情がない限り、上から目線の何様発言になってしまいます。
というのは、英語のfriendには多分に「味方」という意味が含まれているからです。
なので"You are my friend."というと、あんたは私の味方よね、
と言ってることになりかねません。

味方というと利害が絡んでしまって、
友情の純粋なイメージから離れてしまうようにも思いますが、
そこの所は実はそうじゃなくて、
friendというのは私の心はあなたに寄り添っています、
といったニュアンスがあるんですね。
だから、"You are my friend."だと厚かましーんだよになってしまいますが
"I am your friend."ならあなたを大事に思っています、になるわけです。
で、「トモダチ作戦」は米国が、日本とこの危機を共有し、
共に戦う決意に顕れなのかなぁと。
日本の危機を見捨てませんよと。

で、この震災に関する海外からのメッセージの中には、
これに類するメッセージが沢山寄せられています。
アメリカ人の子供が何もできないけれども折り鶴を折って日本に送ろうとしているのも
実はこういう意味があるのではと思います。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110408/219373/?rt=nocnt

注意して見てみるとこういうのが沢山あって
本当にありがたいことだとつくづく思うわけです。
この気持ちを無駄にしてはいけませんね。



不起訴みたい

2010年11月13日 19時39分22秒 | クラシック音楽
不起訴で決定したらしいです。

少年買春(虐待)容疑者の立件を見送り、保釈金を返還 - パタヤ

この記事信じて良いのかなぁ。
英語のニュースとか検索してみてもそれらしい記事が出てこないんですが。

それよりもこんな記事が出てて、
Japanese Paedophile-Ring Member Busted In Pattaya
このあたりから芋づるか?
なんてことを考えていたんですが、
入れ違いに不起訴が決定したみたい。
何か司法取引でもあったとか?(汗)

無罪と無実は違うので、(←全く無実を信じてない(笑))
めでたいのかどうか微妙ですが、
これでほとぼりが冷めれば、来日もありそうですね。

これからはもっと有名人としての、というかいい歳をした大人としての自覚を持ち
行動を自重し、もう二度とこんな事がないようにして欲しいです。

84日

2010年10月03日 11時36分51秒 | クラシック音楽
誰かさんが逮捕されてから、その後の動向が気になっているんですが、
http://english.ruvr.ru/2010/09/15/20506576.html
によると、逮捕から起訴するかしないかを決定するまでの期限は84日らしく、
そろそろ84日になるのに、
音沙汰がないのは何が起こっているんだろう、
と気にしている次第です。

えーと、面倒くさくて辞書引いてないので、
上の話がウソだったらすみません。


プロ

2010年07月25日 20時41分51秒 | クラシック音楽
のだめが掲載されているマンガ雑誌KISSに「30婚」というマンガが連載されてます。
まあまあ面白いマンガですが、
今回は中身の話ではなくて、ちょっと思ったことを。

最新号で、主人公が尊敬してるけどちょっとイジワルな元同僚の先輩と話をしていて、
今の仕事はどうかと聞かれ
「学ぶことがたくさんあって楽しいです!!」
「「楽しい」か」
「はい!!」
「半人前だな」
で、主人公はどうして仕事が楽しくてはダメなのか考え込んでしまいます。

まるたも、どうして楽しくてはダメなのか、読んだときは理解できなかったんですが、
これまた最新号の「ぴあクラシック」を読んだら、
その理由がなんとなく理解できました。
http://www.pia.co.jp/piaclassic/ebook/vol15/_SWF_Window.html?pagecode=1
某国内オケの某コンマスのインタビュー記事が22ページから載ってますが、
ページの切り替わるあたりの文章を読んで、
ああ、これはプロのセリフじゃないな、と思ったわけで、
結局、30婚の話もそういうことなんだろうと。

仕事が楽しいに越したことは無いけれど、
全部の仕事を完全に楽しんでできる人は希有な存在だろうし、
殆どの人には楽しくないことの方がはるかに多いし、
仕事って本来そういう物だし、そうだとしたら
楽しい楽しくないに関係なく成果を出すことにやりがいを感じてこそ1人前
って事なんだろうなと。
#マンガなんで、違うかもしれないけど(笑)。

オケなら、指揮者のオーラ(笑)でやる気が出るの出ないの言ってて
それが音楽につながってしまったら、プロとは言えなくて、
客にお金を払ってもらって聴いてもらう資格はないんじゃないかなと。

あれあれあれ、もう二度と来られない?

2010年07月19日 19時38分23秒 | クラシック音楽
今、金元死刑囚のニュースを聞いていたら、
「日本の出入国管理法では、懲役・禁固1年以上の刑が確定した外国人の入国を認めていません」
ですと。

ちょっとクグってみたら、
厳密には執行猶予期間を無事に過ぎれば、
この対象じゃなくなるみたいだけど、
事実上は、執行猶予であろうとこういう事があった人の
入国は認めてないみたいですね。

ということは、うっかりすると誰かさんはもう二度と日本の土は踏めないってこと?

懲役・禁固1年以上って言っても
政治犯とか色々事情もあるだろうし、
ってかそれ以前に司法がまともに機能してる国ばかりじゃないだろうに
ちょっと厳しすぎないかな、という気がします。

とは言っても、
Pで始まる誰かさんの事情はかなり言い逃れができない所があるし
(今回の事件が発覚する前にもかなり色々噂があって、
ある種、公然の秘密みたいなものだったし)
もうダメですかねぇ。
タイもあんまり司法の綺麗な国ではないし
金で何とか逃れてくれれば(orz)、
ほとぼりが冷めれば再来日もあるんですかねぇ。

まあ、有罪になったとしてもそれだけのことをしたんだから
仕方ない、というか、いくら芸術家と言っても
いい歳してやっていいことと悪いことの区別が付かないんだから
もう仕方ないと思いますが、
それで置いてけぼりを食わされるファンはたまらないですね。

あ、とりあえずタイには戻ったみたいです。
Russian musician honours court bail
本人は無罪を主張してるみたいですが
まあ、なんつーか、何を今更というか。
タイの司法が懲役20年とかじゃなくて、
奉仕活動としてピアニスト復活、とか粋な計らいをしてくれると
いいんですが。
#有る訳ないわ。

ついでに、ググってみたら
大昔に、大麻所持で成田で捕まった
元ビ○ト○ズメンバは、文化的な貢献の高さから
日本に入国できるようになってるようです。
でも、ビ○ト○ズとプ○○○x○では、
文化的貢献の度合いが違いすぎる気がしますねぇ。

なにやってんだか

2010年07月08日 20時17分54秒 | クラシック音楽
ロシアの世界的な指揮者でピアニストが、タイ少年に性的暴力で逮捕

今日の夕刊を読んでいたら、これの関連記事があり、
その中では「未成年者」とだけ書かれていたので
それが少年なのか少女なのか気になったので検索してみたら
やっぱり(?)少年だったと。

いや、あの、性別はどうでも良くて。そういう問題じゃなくて。

この人は何でこう、自分の欲望に正直ですかね。
痩せても枯れてもマイナーな分野でも(笑)、有名人なんだから、
もう少し人の目を気にしてもいいと思うんですけど。

まあ、良くも悪くも芸術家ですよねー。

また、来日が遠のいたかな。

アシュケナージ、N響@NHKホール(2010/6/12)

2010年06月12日 21時42分44秒 | クラシック音楽
本日はオールおフランスプログラム。

まずは、
フォーレのペレアスとメリザンド。
うちにあるCDは5曲構成で、4曲目に歌が入るんですが、
今日は歌なしの4曲構成でした。

1曲目と3曲目が良かったです。
特に1曲目は、フォーレなのにどことなく
ラフマニノフのような美しさになっていて、
こういうところアシュケナージだなぁと思いました。
3曲目は有名なシシリエンヌですが、
この日はフルートがヘボで(笑)。
音が汚くてねぇ。
そこを除けば、もうすばらしく美しかったです。
でもシシリエンヌでフルートをすっ飛ばしながら聴くのは
かなりつらかったです(笑)。

次は、
フランセのクラリネット協奏曲。
ソリストはディミトリ・アシュケナージ。
親子で出稼ぎ。
この曲、現在日本では中古以外ではCD入手不能で、
予習もしていなかったので、なんだかさっぱり。
おフランスのエスプリを重視した曲だというのは分かったんですが、
オケとソロがずれてるように聞こえたりするのが、
そういう曲なのか、エスプリなのか、ずれちゃっただけなのか
さっぱりでした。
エスプリ系の曲は難しい曲多いし。

この日もアンコールがあって、
アンコールは、
ベーラ・コヴァーチュ「マヌエル・デ・ファリャへの賛歌」
尺八のように始まって、アラビアンナイトのように終わる曲でした。
最近、N響はNHKホールでもアンコールするようになったんでしょうか。

ディミトリ、舞台に出て来たら速攻で演奏を始めましたが、
そういうせっかちなところは父親とそっくりでした。

ディミトリ、普通に上手でしたが、
でもソリストで食っていけるか、と言われれば、
そもそもソリストで食っていけるクラシックのクラリネット奏者が
殆どいなくて、
それを超えるほどの演奏ではなかったことを考えると、
やっぱり今回の競演は、親のひいき目なんだろうなと。
まあ、アシュケナージってソリストを容姿で選んだりしてるっていうか、
選ぶ基準が演奏じゃない節がありますしね。
若いねーちゃん大好きだし。
来年の6月にもN響の定期に出演しますが、
ソリストは神尾真由子だそうです(笑)。

後半は、サン・サーンスの交響曲第3番「オルガン」。
予習時にはフランスじゃなくて、ドヴォルザークかチャイコフスキーか
という印象でしたが、
アシュケナージが振るとなぜかラフマニノフに。
1楽章が特にラフマニノフでした。
第2楽章と第4楽章がかなり遅めで、
去年のフィルハーモニア来日時の悪夢がよみがえりそうだったんですが、
今回は、オルガンが入るところだけ
テンポを落として重厚さを出したようです。
効果的な使い方だったと思います。
曲としても第2、第4楽章がメリハリのあって良かったです。
第1、第3楽章はちょっとぼやけた感じ。

第2楽章では、多分パイプオルガンの最低音に近い音を出してたと
思うんですが、
楽器が出すこんな低い音は初めて聞きました。
多分周波数15Hzくらい(笑)。
そのくらいだともう音じゃなくて振動ですよね。
最初、パイプオルガンが鳴ってるんじゃなくて
地下鉄か道路工事の音がしてるのかと思いました。
うちのスピーカーではこんな音はでないので、
予習時には全く気がつきませんでした。
ある意味ちょっと感動でした。

今日も、全体的にまとまりがよく、聴いてて楽しかったです。
来年はプロコフィエフやってくれるそうで
楽しみですね。



アシュケナージ、N響@NHKホール(2010/06/06)

2010年06月06日 20時48分37秒 | クラシック音楽
本日はオールドヴォルザークプログラムでした。

アシュケナージって、日本では自分の得意なプログラムじゃなくて
日本人の好きなプログラムを選んでる節があって
ビミョーだったんですが、予想外によかったです。

まずは、前半。
チェロ協奏曲。ソリストはデーヴィッド・コーエン。
こんなにソロの存在感のないドヴォコンは初めて聴きました(笑)。
チェロが全く歌ってなくて。
音量小さいし、響きも悪いし。何が売りのソリストなんだかさっぱり。
今日たまたまかとも思いましたが、
アシュケナージって、普段、協奏曲では、
ソリストを立ててオケを下げる人なのに、
本日は珍しく、ソリスト無視してオケ中心で音を作ってました。
ということは、昨日の時点でソリストに任せたら
形にできないことを悟っていた節があり、
今日たまたまじゃなくて、そもそもヘタクソなのかも。
でも、ソリストにバック演奏(笑)をつとめさせるという暴挙に出ながら
それはそれでちゃんと形になっていて、
すごくよくできていたんですよ。
むー。この話だけだとアシュケナージじゃなくて
Pで始まる誰かさんみたいですね。

弦はそろいが悪かったですが、管ががんばって
ドヴォルザークの美しいメロディを引き立ててくれてました。
全体的にメリハリがあって、また美しく、とてもよかったです。

NHKホールでは珍しくアンコールがあり、
「夏の思い出」のメロディだけを弾いていきました。
なつがくーればおもいだすー、ってやつです。
ここで気がついたんですが、コーエンってそもそも音量なくて
協奏曲は無理なのかも。
コーエン的にには、こちらの方が断然よかったです。
よく歌ってたし。

続いて後半は、交響曲第8番。
第1楽章は、まあ、テキトーに終わりました(笑)。
まるたお気に入りの第3楽章、アシュケナージだったら
どんなに綺麗にやってくれるだろうと期待してたら、
第2楽章が、すごく綺麗で。
第3楽章は明るすぎ華やかすぎで、予想とかなり違ってましたが
まあ、それはそれで。
第4楽章はきっちり盛り上がり、気持ちよく終わりました。

N響のアシュケナージでは珍しく、本気の拍手が飛んでました。
お世辞じゃなく、この日の出来はよかったと思うし。
来週も行きますが、楽しみになってきました。

放送も楽しみなんですが
でも録画は1日目だから、いまいちかも。
アシュケナージ、1日目と2日目で全然出来が違います。
まるたは最近1日目は極力避けて、2日目を選んで行ってます。

そういえば、アシュケナージ、
洗足学園音楽大学名誉客員教授就任だとか。
http://www.townnews.co.jp/0204/2010/05/28/50448.html
去年、学園祭かなんかで指揮するという妙な話があったのは
この流れだったんですね。
今日のチケットかなり売れ残ってたように思ったのに
行ってみたら、席、結構埋まってまして、
この辺で動員したんだろうかなどと考えてみたり。





梶本音楽事務所のバカヤロー!!

2010年04月23日 19時27分42秒 | クラシック音楽
アルゲリッチのキャンセルを申し込んだら
梶本から封書が届きましたが、
金曜の夜に届くような届け方をしておいて
「郵便局の窓口に行って下さい」
「来週火曜日に必着となるように返送して下さい」
ですと。

ふざけてますね。
だったらもっと早くこっちに着くようにしろっての。

火曜の昼間にキャンセル申し込んだんだから、
遅くても木曜日にこっちに着くようには出せたでしょうに。

とりあえず、まるたの住んでいるところからは月曜朝に窓口に行っても
火曜日には届くことを郵便局に電話して確認しました。
(電話代払って欲しいくらいですよ!!)

しかし、場所によっては、
届かないところだって有るだろうに、
どうすんだよ。

まあ、そういう場合は、遅れて着いても
払い戻してくれるんですよね、梶本さん?
当然ですよね。
こっちに金曜夜に着くような届け方したんだから。

アルゲリッチ キャンセル

2010年04月20日 20時54分05秒 | クラシック音楽
フィラ管のアルゲリッチのキャンセルが告知されました。

今日、梶本から電話がかかってきて
どうせ払い戻しは出来ないだろうと思って
腹いせ半分で「チケットキャンセルしたいんですけど」って言ったら
払い戻してもらえるそうで、良かったです。

ポゴレリッチに3万6千円は払えませんから。

しかし、アルゲリッチ、職業意識薄いですよね。
こんなんで食っていけるのは、
アルゲリッチ、アシュケナージ、ポリーニあたりの
無駄に神格化された世代だからでしょう。
これより後の世代がこれやったら
確実に仕事無くなりますよね。

しかし、アルゲリッチのファンは我慢強いですね。
まるたはもう今後アルゲリッチのチケットはきっと買わないだろうと
思ってますが、
アルゲリッチファンの方々は過去にさんざんキャンセルされまくって
まだチケット買っちゃうわけですから。
みんなでチケットもCDも買うの止めてみたらどうでしょうかね。
そしたらキャンセルしなくなるんじゃ(笑)。

つーか、それ以前に、飛行機飛ぶんですかね。
アルゲリッチはアメリカ? だったら飛ぶのかな。
しかし、ポゴレリッチやフィラ管はどこから来るんでしょう。
ちゃんと来れるんですかね。
このタイミングでチケットキャンセルしとくのは意外と正解かもしれませんね。
コンサートそのものが無くなるかも。

東フィル2011年ニューイヤーコンサート

2010年01月25日 21時35分10秒 | クラシック音楽
前から気にしてたんですが、まだ「指揮者調整中」なんでよすね。

これはきっと誰かさんが
「クリスマスホリデーに働かすんならギャラ上げろ」だの、
「クリスマスホリデーに働かすんなら高いソリスト付けろ」だの、
「演目は全部オレの好きに決める、正月なんかカンケーねー」だの
無茶な注文でごちゃごちゃごねてるせいかもしれません。
だといいな、かな?

来シーズンは定期に予定入ってないですもんね。
ここを外すともう来ないんですよね。

あ、でもフェドセーエフが来るから
東フィルは見に行くのかな。
しかし、これも本当に来るのやら。