聴いてきました。
曲に全く興味が湧かなかったし、
寝不足だし、大雨だし、家で昼寝してたいくらいだったけど
せっかくのアシュケナージだしってんでチケット買っちゃってて、
まあ、R.Straussとブラ4なら、気持ちよくうたた寝できそうとか思って
行ってきましたが、
思ってたよりずっと良かったです。
ところで、
近所の席の20代のバカップルが、終始おさわりバー状態だったんですが、
ああいうのは止めて欲しいですね。
N響定期の客ってどうしてこうマナー悪いのが多いんですかねぇ。
つきあい始めたばっかりって感じで
男の方が女の方にべたべた触ってて、
女の方は別にいやがってはいなかったんですが、
女って、男を立てるためにバカのフリすること多いですし、
女がバカのフリをしてるだけなら、
かなり早々に女の方が男の方を振るんじゃないかと。
「○×くんっていい人なんだけど、人のいるところで脚触ったりするの
いやなのー(本当は粘着質でオタクなとことか知らなかったのー)」とか(笑)。
男の方がかなりヒステリックな印象だったので、
振られてストーカーと化すと。
ああ、しょうもない妄想してしまいました。
そのくらいの絵に描いたようなバカップルぶりだったと。
まあ、それはともかく。
まず、R.Strauss「変容」。
聞いたこともない曲でこのためにCD買いましたが、
危うく違う曲(死と変容)買っちゃうとこでした。
どっちが後についたか邦題か知りませんけど、
もう少し芸が欲しかったですね。
それはともかく、これがすんごく良かったです。
編成が室内楽クラスで、R.Straussなのに管楽器無しの完全な弦楽曲で
小さい編成なので、オケの周りに移動型の反響板(反射板?)置いてました。
アシュケナージには、あまり大きいのより、このくらいの編成がよく似合うみたい。
自分の目の届く範囲で全部がコントロールできるのか、
音の構成がすごくよくできてました。
CDで聞いたときは、同じような感じのメロディが少しずつ調を変えながら
だらだらとメリハリなく続いていき、しかもメロディがなんだか薄気味悪くて
正直、つまらん、というか、ああ、R.Strauss、って感じだったんですが、
今日のはちょっと別物でした。
音がすごく綺麗に響いていて、それがメロディを美しく響かせて
あれ、こんな綺麗な曲だったかな、という感じ。
眠かったのもあったけど、このまま、この綺麗な音の海に沈んでいたいというか
そんな感想を持ちました。
R.Straussって四つの最後の歌以外は殆ど興味が持てないんですが、
実は綺麗なメロディ書く人だったのね、と。
パンフでは、この曲は、ヒットラーの変化を書いたとか、
R.Strauss自身の変化を表現したとか、諸説載ってましたが、
今日の演奏は多分に女性的で
プリティ・ウーマンかサナギが蝶に変身するとか
そういった華やかで美しいイメージでした。途中までは。
最後がまた暗くなって終わるので、
田舎くさい娘が綺麗になって、王子様を見つけて結婚したけど
子どもができて、子育てに追われていく内に、
容色が褪せていくって感じでしょうか(笑)。
ヒットラーだのR.Strauss自身だのがテーマなら
CDの演奏の方が正しい解釈なんでしょうけど
プリティ・ウーマンの方が、聴いてて全然楽しいです。
うっとりするほど綺麗な演奏でした。
雨の中行ったかいがありました。
後半はブラ4。
ブラ4。ブラ4。うーむ。ブラ4って全部が第1楽章って感じがします。
なんか、もともと構成が適当でどこが聞き所かはっきりしない感じの曲ですが、
今日もなんとなく盛り上がらないまま終わったような気がします。
一生懸命メリハリつけて盛り上げようとしてたんですが、
盛り上がらないのはアシュケナージのせいじゃなくて曲のせいだろうと。
うちにあるCDもそんな感じだし。
まあ、結局、まるたはこの曲を退屈だと思ってるってとこに落ち着いてしまうのかも。
とても響きを大切にした演奏で、音は綺麗だったんですが、
変容と違って響きを大切にしたからといって
この致命的な欠点(?)がどうにかなる曲じゃないように思います。
ということで、来週も行ってきます。
曲的には来週の方が期待大です。
曲に全く興味が湧かなかったし、
寝不足だし、大雨だし、家で昼寝してたいくらいだったけど
せっかくのアシュケナージだしってんでチケット買っちゃってて、
まあ、R.Straussとブラ4なら、気持ちよくうたた寝できそうとか思って
行ってきましたが、
思ってたよりずっと良かったです。
ところで、
近所の席の20代のバカップルが、終始おさわりバー状態だったんですが、
ああいうのは止めて欲しいですね。
N響定期の客ってどうしてこうマナー悪いのが多いんですかねぇ。
つきあい始めたばっかりって感じで
男の方が女の方にべたべた触ってて、
女の方は別にいやがってはいなかったんですが、
女って、男を立てるためにバカのフリすること多いですし、
女がバカのフリをしてるだけなら、
かなり早々に女の方が男の方を振るんじゃないかと。
「○×くんっていい人なんだけど、人のいるところで脚触ったりするの
いやなのー(本当は粘着質でオタクなとことか知らなかったのー)」とか(笑)。
男の方がかなりヒステリックな印象だったので、
振られてストーカーと化すと。
ああ、しょうもない妄想してしまいました。
そのくらいの絵に描いたようなバカップルぶりだったと。
まあ、それはともかく。
まず、R.Strauss「変容」。
聞いたこともない曲でこのためにCD買いましたが、
危うく違う曲(死と変容)買っちゃうとこでした。
どっちが後についたか邦題か知りませんけど、
もう少し芸が欲しかったですね。
それはともかく、これがすんごく良かったです。
編成が室内楽クラスで、R.Straussなのに管楽器無しの完全な弦楽曲で
小さい編成なので、オケの周りに移動型の反響板(反射板?)置いてました。
アシュケナージには、あまり大きいのより、このくらいの編成がよく似合うみたい。
自分の目の届く範囲で全部がコントロールできるのか、
音の構成がすごくよくできてました。
CDで聞いたときは、同じような感じのメロディが少しずつ調を変えながら
だらだらとメリハリなく続いていき、しかもメロディがなんだか薄気味悪くて
正直、つまらん、というか、ああ、R.Strauss、って感じだったんですが、
今日のはちょっと別物でした。
音がすごく綺麗に響いていて、それがメロディを美しく響かせて
あれ、こんな綺麗な曲だったかな、という感じ。
眠かったのもあったけど、このまま、この綺麗な音の海に沈んでいたいというか
そんな感想を持ちました。
R.Straussって四つの最後の歌以外は殆ど興味が持てないんですが、
実は綺麗なメロディ書く人だったのね、と。
パンフでは、この曲は、ヒットラーの変化を書いたとか、
R.Strauss自身の変化を表現したとか、諸説載ってましたが、
今日の演奏は多分に女性的で
プリティ・ウーマンかサナギが蝶に変身するとか
そういった華やかで美しいイメージでした。途中までは。
最後がまた暗くなって終わるので、
田舎くさい娘が綺麗になって、王子様を見つけて結婚したけど
子どもができて、子育てに追われていく内に、
容色が褪せていくって感じでしょうか(笑)。
ヒットラーだのR.Strauss自身だのがテーマなら
CDの演奏の方が正しい解釈なんでしょうけど
プリティ・ウーマンの方が、聴いてて全然楽しいです。
うっとりするほど綺麗な演奏でした。
雨の中行ったかいがありました。
後半はブラ4。
ブラ4。ブラ4。うーむ。ブラ4って全部が第1楽章って感じがします。
なんか、もともと構成が適当でどこが聞き所かはっきりしない感じの曲ですが、
今日もなんとなく盛り上がらないまま終わったような気がします。
一生懸命メリハリつけて盛り上げようとしてたんですが、
盛り上がらないのはアシュケナージのせいじゃなくて曲のせいだろうと。
うちにあるCDもそんな感じだし。
まあ、結局、まるたはこの曲を退屈だと思ってるってとこに落ち着いてしまうのかも。
とても響きを大切にした演奏で、音は綺麗だったんですが、
変容と違って響きを大切にしたからといって
この致命的な欠点(?)がどうにかなる曲じゃないように思います。
ということで、来週も行ってきます。
曲的には来週の方が期待大です。